黒澤明が出演・監督する映画 60作品

黒澤明監督の名作『生きる』のリメイク作品。 たしかに素晴らしい映画だと思います。そりゃ感動しますよ。 ただやはり英国…

黒澤明監督の「生きる」をハリウッドでリメイク。脚本はカズオ•イシグロ。 堅物の公務員ががんで余命宣告をされ、これまで…

〝映画にとって賞賛の対極は、批判ではなく無関心だ〟とプロフィールに書いたが、この映画はまさにその典型だろう。 映画史…

本作公開当時は黒澤明の原作権があちこちで買われ黒澤リメイクブームが続いたのだが、映画、ドラマともどの作品も惨憺たる出来…

日活90周年記念作品にして、黒澤明の脚本。 江戸時代、深川の遊廓の一軒のお店のお話。 そこには、四人の遊女がいて。…

熊井作品は前作の「日本の黒い夏～冤罪」しか見ていませんでしたが、前半の演出方法のもたついているところがこの映画に似てい…

BSで放送していたので録画して深夜に鑑賞。 いやぁ〜。役所広司さん！この役演じていて気持ちよかっただろうなぁ〜。 2…

◆あらすじ◆ ある小さな藩の町奉行に着任した望月小平太（役所広司）は奉行所にも出てこず、遊び回る悪評の高い人物であった…

浪人夫婦の生き様を描いた時代劇。 黒澤明が脚本、寺尾聰が主演、宮崎美子、三船史郎、吉岡秀隆らが共演。 山本周五郎の短編…

なにかをしたではなく、なんのためにしたのかが大事！ くろさわさんは、今作の脚本を執筆中に骨折してしまい、完成させるこ…

1993年製作。製作日本映画監督協会。インタビュアー大島渚。 黒澤明と大島渚。黒澤明が様々な映画、小説、彼の同時代の…

『わが映画人生　黒澤明監督』【『愛と希望の街』欄で既述】(3.3p)　　及び『わが映画人生　マキノ雅弘監督』(3.7p…

　1993年　監督・脚本・黒澤明 　内田百閒：松村達雄　妻：香川京子 　高山：井川比佐志　甘木：所ジョージ 　桐山：油…

【黒澤明の生前葬】 遺作となったこの小品は、内田百閒という実在文士の話を借りた黒澤本人の内面描写。観客は遺言を拝聴し…

1991年、黒澤明監督遺作前の作品。 公開時から少し経ってレンタルで観たのかな、記憶が定かではないが、初見時は、モヤモ…

ちょうど自分が主人公の子役たちと同世代だったせいか、ノスタルジーも含めて何とも切ない気持ちになりました。 また戦争や…

最後のほうの黒澤明作品。黒澤監督は、当時いろいろあって映画撮れなくなっちゃってたのを、スピルバーグが金出してパイセンに…

改めて「問題作」だなぁと思う。 なんと生々しく瑞々しく、今時の言葉で言えば「エモい」作品。 僕は当初全8話のオムニバ…

4Kデジタル・リマスターも敢行された、往年の黒澤明の城砦スペクタクル作品、『乱』(1985)を鑑賞しました…！🏯🇯🇵✨…

2022年 鑑賞 22-64-07 NHK BSプレミアム にて 「七人の侍」「蜘蛛巣城」「用心棒」等の黒澤明監督・脚…

クリス・マルケルから見た黒澤明。 世界の黒澤のドキュメンタリーな訳ですから…日本人や崇拝するスピルバーグやルーカス…

乱の鑑賞前に４日間限定公開ということで もうBlu-rayの乱買うか　本のやつ買うか　単体で買うかしか見れない！と思っ…

武田信玄には影武者が多数いたという話から着想を得て、構想された映画。逆さ磔で死刑になるところを信玄に瓜二つだつたことか…

武田信玄の影武者として獄門寸前で救われた小泥棒。 武田家存続のために散々利用されるものの正体がバレた途端あっさり捨てら…

1900年代初頭のシベリア沿岸部。この地域の地図製作を目的とした調査団の隊長であるアルセーニエフと、原住民であるデルス…

「人間は自然に対してもっと謙虚でなければならない。我々も自然の一部であり、調和が必要なのだ。デルスから学ぶことは多い」…

黒澤明監督の初のカラー映画。 山本周五郎の「季節のないまち」を映画化。 ゴミの山の集落に住む個性豊かな人たちを描いた…

絵の才能もお持ちの黒澤監督の作品だ。北野武監督を思い出したのだが、やはり、このお二人。感性が似ているのかなぁと思う。 …

1965年　黒澤監督。脚本は井手雅人、小国英雄、菊島隆三、黒澤明。原作は山本周五郎の『赤ひげ診療譚』 　　第23作 …

若い頃は、何だか優等生の映画な気がして、他の代表作と比べると物足りなかった。改めて観たら、一瞬も緩まずに押し寄せる怒涛…

黒澤明監督のデビュー作。 一部のフィルムが紛失してしまったらしくカット版を観た。 ん~~作品自体はそんなに面白くは…

○'65 5/29〜公開 配給: 東宝 ワイド(シネスコ) B/W モノラル フィルム上映 同時上映: 「日本一のゴ…

深作欣ニ 監督作品 昭和21年（1946年） ニシン漁に備え全国から季節労働者、通称ヤン衆達が集まる季節になり…

監督・深作欣二 脚本・黒澤明 出演・高倉健、丹波哲郎 もーこれだけで観るの決めたっ！ 「ジャコ萬」と「鉄」ってなに？…

原作はエド・マクベインの『キングの身代金』。 それを黒澤明監督は、 通常の映画の3本分くらいの濃度で映画化しました。 …

大阪の港区弁天町、交通科学館に子どもを連れて良く行った。 なかでも特急「こだま」の展示は、クリームの地色に赤のライン…

【『用心棒』より上出来】 （以下は8年前に書いたレビューです。） ずいぶん以前にどこかの名画座で鑑賞し、最近DVD…

【ミフネかっけー！】 正義感強く、上層部の汚職を正そうと決起する若侍たち。だが相手は一枚も二枚も上手の重鎮たち。ひょ…

／ 殺陣に魅入られた男⚔️ ＼ わては日本一の役者を使って日本一の立廻りを作ったるんや！って気概の殺陣師段平のお話で…

ジャケットに写る男が段平だと勘違いしちまうおはなし。 回る回る、大阪弁がペラペラと回る老殺陣師、市川段平。 立回り…

棒＋高楊枝＋べー＋偽名＋物見櫓＋覗き見＋雨＋天秤棒＋「刺身にしてやる。」＋「あばよ。」◎ 監督：黒澤明 浪人が…

我々世代には､黒澤映画に「影武者」や「乱」とか大作主義でトラブル抱え「硬直化した大監督」というイメージが強かった。その…

2024年94本目 悪い奴らは眠らせない。 黒澤プロダクションの第1作 度々自身の作品を通して社会批判をしてきた巨匠・…

いやぁ…面白かった。 見応えたっぷり！ ゴツゴツした社会派作品だけど、 分かりやすい。 本作は巨悪に立ち向かう一人…

戦国時代、二人の百姓が敗国の侍大将に組みされて世継ぎの姫と軍用金を運び、同盟国に逃亡計って敵国を突破する冒険活劇。20…

敗軍の将が世継ぎの姫と再興の為の軍資金を同盟国へ届けるべく、大胆にも敵中突破を試みる。「老ジェダイがレーア姫とR2D2…

午前10時の映画祭にて。もう、何回も観てるけど、でも、劇場で観るのは今回が初めて。 『乱』で、荒野に建つ城を見て、「…

謀反の鎮圧に成功した鷲津武時と三木義明の2人の武将は主君のいる蜘蛛巣城へ馬を走らせていたが、途中の慣れているはずの蜘蛛…

ゴーリキーの戯曲を黒澤監督が映画化。…と言ってもゴーリキーは名前も知らなかったし、読んだこともなかった。 社会の底辺…

黒澤明監督による江戸時代の長屋を舞台にした群像劇です。 黒澤明監督のテーマは「ヒューマニズム」で「善く生きる」だと解…

あぁぁー美しい　 この作品は何度観てもいい 黒澤明と小国英雄「どん底」のコンビ で脚本を手掛けている 明治38年 …

日露戦争末期の明治38年。満州の日本軍は戦争を終結させるためにロシア軍に決定的な一撃を加える必要があった。 しかし戦力…

井上靖の同名小説の映画化。 主人公・梶鮎太の小中高それぞれの頃を描く3部構成（3部のみなぜかツルゲーネフの『初恋』が下…

「あすなろ物語」は1955年の108分の白黒映画で、作家井上靖の自伝的作品の映画化。その他の井上靖の自伝的映画「しろば…

鉄工所を営む老人が水爆の恐怖から逃れるために家族と一緒にブラジルに移住しようとするので、家族は気が狂ったと思い、裁判所…

原爆や水爆を恐れるあまり暴走し、全財産💴をつぎ込んでブラジル🇧🇷移住を言い出す三船敏郎演じる主人公の喜一。 そんな喜…

日本における“戦後レジーム”が構築され確立した時期ですかね。 井手雅人作の小説『池の塩』を「七人の侍」の黒澤明と「…

対岸のソ連軍の動向を監視する部隊に赴任した、新人大尉の香川。 元々その地にいた集落の人々と親交を深めて牧歌的に過ごす兵…

　有名作品を見る時、なるたけ固定観念は持たないようにと思うのだけれど単に「チャンバラ作品」だと思ってた😥でも現実にチャ…

第二次大戦後10年も経ていない時代に作られた映画。 上映時間3時間オーバーでモノクロのスタンダードサイズ。 聞き取りに…

子供多数…自動車に乗ってみたくてお小遣いをためてきたという子供たち。色々あって百円おまけ 家出…支払なし？あとウドンを…

素敵な黄色い車ッ♪形はいささか古いけど～♪ 『醜聞《スキャンダル》』『石中先生行状記』と並んで、三船敏郎の歌声を聴く…

作り手の人間に対する理解が深いなと感じる。最後、市民課の面々は通夜の場ではノリで調子の良いことを言っていただけで、心根…

★1986年、1987年、1990年に続き４回目の鑑賞★ 　34年ぶりの鑑賞とはいえ、4回目になるのでストーリーなど…

『戦国無頼』(3.4p)及び『肖像』(3.4p) 　『戦国無頼』。この直前に観たのが、核に関する絶望的な映画だったの…

予定調和のクソメロドラマなのに、三國連太郎と山口淑子が良すぎる...。三國の「俺は犬だ、犬は犬らしく死んでやる」ってい…

監督を担当した森一生によると脚本を担当した黒澤明が古くなりつつある時代劇映画を脱して新たな時代劇(その成果は２年後の『…

日本三大仇討ち「鍵屋の辻の決闘」を俗説抜きにリアリズムで描こうとする。仇討ち者四者の濃淡のある心理と各々の回想が多くを…

政治権力の傀儡にされている厭人家の女性（原節子）が、戦争体験により白痴化した青年（森雅之）とヤクザ者（三船敏郎）の狭間…

序盤、那須妙子を演じる原節子が出てきた瞬間、空気が変わったのを感じた。 ただ一言「美しい」だけではおよそ表現出来ないほ…

「銀嶺の果て」「ジャコ萬と鉄」「暁の脱走」に続き、谷口・黒澤コンビによる作品。 いわゆる脱獄ものだが、谷口千吉監督ら…

あと半年で釈放される予定だった模範囚の三船敏郎が脱獄した理由とは？ 志村喬、三船敏郎、池部良とすごく豪華キャストで、…