カンヌ国際映画祭、パルムドール授賞作品。後期黒澤明監督の代表作の一つであり、後の「乱」へと続く大長編。
影武者として生きる男の悲愁に満ちた儚さ。壮麗なクライマックスへ向かっていくにつれ画面から伝わ…
黒澤明後期の作品としては代表作になりえるスケール感のでかさ。
しかしそれゆえに資金が集まらず、盟友のコッポラやルーカスが手助けをしたのは有名な話。
影武者とは戦国時代の武将武田信玄のために用意され…
お行儀の良い歴史物は苦手だが、これは観れた。
黒澤明監督作品で観るのは二つ目だ。
80年代に入ってなお、新鮮でダイナミックな映像を撮り続けられるのは流石黒澤明といったところだろう。
衣装など、若干の…
武田信玄には影武者が多数いたという話から着想を得て、構想された映画。逆さ磔で死刑になるところを信玄に瓜二つだつたことから信玄の弟信廉に拾われて、信玄の影武者になつた盗人から見た、戦国の世、長篠の戦い…
>>続きを読む「人あってこその影じゃ」
甲斐国で盗人(演:仲代達矢)が捕縛される。磔になるのを待つばかりであったが、容姿が武田信玄に瓜二つであったことに目をつけた信玄の実弟・信廉(演:山崎努)が万一のために身元…