タリバンから死刑宣告を受けた映画監督が家族とともにアフガニスタンからヨーロッパまで逃亡する話。
アフガニスタンの人がヨーロッパに逃げたとしても、そこが本当に安住の地なのかはわからない。『ビヨンド・ユ>>続きを読む
アルゼンチンのデミアン・ラグナ監督によるホラー作品です。スプラッタでゴスなエクソシスト系。
だいぶホラー耐性が付いたと思ってましたが、甘かった。くるぞ、くるぞ!とわかっているのに「ヒィ!」となってし>>続きを読む
19世紀後半のデンマーク領だったアイスランドを舞台としたフリーヌル・パルマソン監督作品。
テーマは「不寛容」だと受け取りました。それは自然の不寛容でもあり、人間の不寛容でもあります。主人公はアイスラ>>続きを読む
「スパイ・ユニバース」の作品で「タイガー」シリーズの第三作目。
前作『タイガー甦る伝説のスパイ』でタイガー(サルマーン・カーン)とゾヤ(カトリーナ・カイフ)の元祖スパイファミリーを通じて敵対するイン>>続きを読む
「スパイ・ユニバース」の作品で「タイガー」シリーズの第二作目。インドとパキスタン共闘の章。邦題『タイガー甦る伝説のスパイ』。BS12で放送。ありがたや。
前作『タイガー伝説のスパイ』でタイガー(サル>>続きを読む
「スパイ・ユニバース」の作品で「タイガー」シリーズの第一作目。タイガー(サルマーン・カーン)とゾヤ(カトリーナ・カイフ)のコンビ誕生の章。
『パターン』から「スパイ・ユニバース」に入ったボクはタイガ>>続きを読む
小路紘史監督のノワール作品です。「優しい殺し屋」ならぬ「優しい解体屋」の話。どことなく『レオン』を思い起こさせる。日本でもこんな作品が作れるんだとうれしい驚き。
まず、一番印象に残っていること。ロケ>>続きを読む
山田太一の小説をアンドリュー・ヘイ監督が映画化した作品です。原作は未読で、大林信彦監督が先に映画化した『異人たちの夏』も未見(1988年)。ファンタジーであり、ドラマであり、ホラーであり。個人的にはい>>続きを読む
「モンスター・ヴァース」シリーズの最新作。今回も前作に引き続きアダム・ウィンガード監督がメガホンを取る。
前作のラスボスがインパクトありすぎて、超えるの大変じゃない?と思っていましたが杞憂でした。違>>続きを読む
ギャヴィン・オコナー監督の得意なスポーツドラマです。1980年の冬季オリンピックで当時最強のソ連アイスホッケーチームを破ったアメリカの『氷上の奇跡』を題材にしています。
時代背景としてはニクソンから>>続きを読む
ギャヴィン・オコナー監督のサスペンス・アクション作品です。タイプは違いますが『ウォーリアー』(2011年)にも通じる複雑なキャラクター造形がすぐれた作品です。
主人公クリスチャン・ウルフ(ベン・アフ>>続きを読む
傑作SF映画『第9地区』を作ったニール・ブロンカンプ監督がゲーマーからレーシングドライバーに転身したヤン・マーデンボロー(アーチー・マデクウィ)を題材にして作ったレース映画です。
めっちゃ薄口の映画>>続きを読む
秋★枝の同名漫画を小林啓一監督が映画化した作品です。原作漫画は未読。哲学系恋愛ドラマ。
小林啓一監督は『殺さない彼と死なない彼女』(2017年)が全然ダメでハマれなかったため、期待値はかなり下げて鑑>>続きを読む
ギャヴィン・オコナー監督の総合格闘技を背景とした家族映画です。
パディ(ニック・ノルティ)は自らの酒乱が原因で家族がバラバラになっていた。長男のブレンダン(ジョエル・エドガートン)は結婚して子供もい>>続きを読む
めっちゃ薄っすいガイ・リッチー監督作品。これまでの過去作品の「出涸らし」みたいな感じ。スパイ映画なのになんの波乱もない。
少し褒める部分を探すと……ヒュー・グラントは味があってよかったかな。あと、オ>>続きを読む
プロレス一家のフォン・エリック兄弟を題材とした家族ドラマです。ボクは当時のプロレスを少しは見ていたので、懐かしさも相まってとてもハマれました。
本作のテーマは「困難と不屈の精神」だと受け取りました。>>続きを読む
塚原重義監督のスチームパンクな世界観を描いたサスペンス作品です。
これは同時上映の『クラユカバ』も同じなのですが、連続ドラマの導入的な作品です。いくつかあるエピソードの中の最初の話的な感じ。事件は解>>続きを読む
塚原重義監督のスチームパンクな世界観を描いたサスペンス作品です。
これは同時上映の『クラメルカガリ』も同じなのですが、連続ドラマの導入的な作品です。いくつかあるエピソードの中の最初の話的な感じ。事件>>続きを読む
サンライズの第二スタジオがスピンアウトしてできたボンズ制作の劇場アニメ。時代アクションもの。
戦闘シーンの作画が素晴らしい。この一言に尽きます。逆に言えばそれ以外は凡庸です。
キャラクターに華がな>>続きを読む
タイのモキュメンタリー形式のホラー映画です。エクソシスト系。原案がナ・ホンジンで監督作『哭声/コクソン』(2016年)に通じるものがある。
ドキュメンタリーの撮影班がタイ東北部のイサーン地方を訪れ、>>続きを読む
レニングラード・カウボーイズのプロモーションを兼ねたアキ・カウリスマキ監督の短編作品。まあ、無理して観なくてもいいかな。
山下敦弘監督のコメディー映画です。和山やまの同名漫画原作で、野木亜紀子が脚本。
原作漫画は一巻で完結の中編なので、映画化ではエピソードやキャラクターが加えられています。「映画を観る部」とかは映画オリ>>続きを読む
ブランドン・クローネンバーグ監督によるSFノワール作品です。
ブランドン・クローネンバーグ監督の前作『ポゼッサー』は「自分以外の何かへの変体」がテーマでしたが、「自分のクローンとの同化」がテーマだと>>続きを読む
幼い頃に離れ離れになった初恋の人と24年ぶりの再会する話。一般的な評価は高いですが、ボクには刺さりませんでした。
本作のテーマは因縁というか8000層を重ねた繋がりというか、なんとなくそういうことな>>続きを読む
ブランドン・クローネンバーグ監督によるSFノワール作品です。
お父さんのデヴィッド・クローネンバーグ監督は「変身」や「人体改造」をテーマやモチーフにすることが多いですが、息子のブランドン・クローネン>>続きを読む
アキ・カウリスマキ監督の最高傑作の一つ。フランス語作品。『ル・アーヴルの靴みがき』(2011年)でまたやりたくなった気持ちはよくわかる。
作家マルセル(アンドレ・ウィルム)、画家ロドルフォ(マッティ>>続きを読む
前作で脚本を担当していたギル・キーナンがジェイソン・ライトマンに代わってメガホンを取った新しい「ゴーストバスターズ」シリーズの第二作目。
前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が激アツ胸アツの超>>続きを読む
ローラ・ポイトラス監督によるドキュメンタリー作品です。芸術家ナン・ゴールディンの半生を縦軸に、オピオイド渦の責任追及の社会活動を横軸に描くことで、ナン・ゴールディンの生き様を浮き彫りにします。
アメ>>続きを読む
ナ・ホンジン監督のスリラー作品です。
156分だけど、体感3時間くらい。いろんな仕掛けがあって、二転三転して何が本当なの?となるのはいいのだけど、引っ張りすぎ。
それでも最後まで観れてしまうのは監>>続きを読む
リュック・ベッソン監督のドラマ作品です。
『グラン・ブルー』、『ニキータ』や『レオン』の頃は大好きだったんですが、ヒット作を生むプロデューサーに回ってからはあまり興味のなくなっていたリュック・ベッソ>>続きを読む
浅野いにお原作漫画の劇場アニメ化作品です。原作未読。
浅野いにおの『ソラニン』が漫画生涯ベスト10に入るくらいすきで、『素晴らしい世界』も『虹ヶ原ホログラフ』好きだった。でも、『おやすみプンプン』で>>続きを読む
ミュージシャンだったトロイ・ダフィー監督が閃いて作ったジャンル映画です。ブルースじゃない『ブルース・ブラザース』をタランティーノ風に仕上げた感じ。
コナーとマーフィーのマクマナス兄弟が神の啓示を受け>>続きを読む
秀逸なアクションを作るダグ・リーマン監督が主役にジェイク・ギレンホールを迎えて作った80年代アクション映画のリメイク作品です。
ボクはオリジナルの方を観ていないのですが、本作はなかなか楽しめました。>>続きを読む
色んな意味で「帝国の逆襲」なヴィルヌーヴ版の『DUNE』の第二部です。
前作は導入部で特に大きな見せ場がないのにめっちゃ長くて、ヴィルヌーヴ贔屓のボクですらキツかった。本作は大きな見せ場がある回なの>>続きを読む
YouTuberの雨穴(うけつ)の代表作の映画化作品です。ホラーというよりは推理サスペンス。どことなく「石坂浩二の金田一耕助シリーズ」っぽさがあると感じていたら石坂浩二も出演していて、なるほど。
と>>続きを読む
テレビドラマ版『ウォッチマン』などで脚本家として着実にキャリアを積んできたコード・ジェファーソンの初監督作品で、ステレオタイプとしての「黒人らしさ」を扱ったコメディー作品です。
セロニアス・「モンク>>続きを読む