カタパルトスープレックスさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

カタパルトスープレックス

カタパルトスープレックス

デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇](1994年製作の映画)

4.0

デヴィッド・リンチはこの頃からしっかりとデヴィッド・リンチ。現時点での最新作の『ツイン・ピークス』シーズン3にも通じる世界観。当時は評判悪かったろうけど、いまでも観賞に耐えうるのはさすが。

スラッカー(1991年製作の映画)

3.9

1990年代、新しいアメリカンインディーの幕開け映画。この後にタランティーノ、ケヴィン・スミスが続きます。そして、ウェス・アンダーソンに引き継がれる。これがボクの見立て。そういう意味で記念碑的な映画。>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

1.2

『ストレンジャー・シングス』の後なんだから、当然ハードル上がってるわけですよ。そのスタート地点にすら立てていないのが残念。

80年代である必要性を全く感じないし、80年代への愛もこだわりもない。小道
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

2.0

途中でラストが読めてしまった。気づかなかったらもっと楽しめたんだろうなあ。なんか消化不良。

ローカル・ヒーロー/夢に生きた男(1983年製作の映画)

4.0

80年代のインディー映画を代表する佳作。クライテリオン版BDであらためて観ました。『8月の鯨』のように時間がゆっくり流れる。ちょっと不思議な登場人物も80年代風。こういうイノセントで少し風変わりな映画>>続きを読む

Framing John DeLorean(原題)(2019年製作の映画)

2.9

バック・トゥ・ザ・フューチャーで活躍したデロリアンを作った人、ジョン・デロリアンの奇跡をたどるドキュメンタリー。最近はメタなドキュメンタリー増えてますが、これもジョン・デロリアンを演じた役者がデロリア>>続きを読む

ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

3.0

基本的にボクはソダーバーグ監督とは相性が悪いんだけど、これは楽しめました。ただ、解説要素が強くて、ストーリー性が若干犠牲になってる気がした。

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.6

いまちょうどサンフランシスコにいます、出張で。サンフランシスコの街並みの素敵な部分と悲しい部分が同居している映画。ニューヨークでもない、ロサンゼルスでもない。物価がめっちゃ上がってしまったサンフランシ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

とにかく優しい映画。タランティーノの愛であふれている映画。観終わったすぐあと「いい映画だったなあ」だった感想が、徐々に「ああ、本当にいい映画だった」に変わった。これから何回も繰り返し観ると思う。

ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

3.6

エディー・マーフィーっていい役者なんだと再認識。音楽好きなら四の五の言わず観るべき。思わず『ドールマイト』のBD買っちゃいました。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

前作『へレディタリー/継承』が黒魔術なら、今回は白魔術の白昼夢。前作はNetflixの『ホーンティング・オブ・ヒルハウス』を観たあとだったので、あまりインパクトを感じなかった。今回はとても新鮮だった。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.0

いわゆる「高校卒業一日前」映画。『バッド・チューニング』的なやつの2019年版。いい大学に入るためにガンバってきた女の子の「卒業」ってなんだろう?という映画。嫌いじゃないけど、よくあるテーマだから、も>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.0

ゾンビ映画は何でもアリ。それにしてもだ。なんで、ジム・ジャームッシュがこれを作ったのかよくわからない。見どころはイギー・ポップゾンビくらいじゃないか?

バニシング '72(2019年製作の映画)

3.6

主人公がだんだん憎めなくなってくる。ニクソン大統領の秘密資金を盗み出すというプロットもいい。ハラハラドキドキはしないけど、まったりとした雰囲気は嫌いじゃない。

ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

3.7

映画としての出来不出来で評価してしまえば70点くらいかも。人によってはそれ以下かも。でも、「ああ、これはオレだよ。バカだな、こいつ。でも、これはオレなんだよ」と思える映画 。音楽好きのバカ(男)を自認>>続きを読む