【エブリマンって名前は今でもカッコイイ】
1963年の作品だが、当時のサラリーマンの生活、中年男の生き様が活き活きと、そして哀愁たっぷりに描かれていて同じ時代のクレイジーキャッツのサラリーマン作品と>>続きを読む
【今度から女性にお勧め作品聞かれたら真っ先に挙げさせて頂きます】
これ、ジャンル「コメディー」に上がっている事が多いようだけど、それはないわ。ミスリードしてしまうでしょう。
コメディーではなく完全>>続きを読む
【原田美枝子さん叙勲おめでとう記念鑑賞作品】
「私、15のときから女優やってるの」。認知症が進んだ母親は娘の人生と同化していく。時代が違えば、自分も娘の様に女優になりたかったのだろうか?
母親にと>>続きを読む
【眉毛の無い戸田恵梨香と眉毛段違いの永野芽郁】
見る人感じる人によって同じシーンが違う様に見える、という切り口がキーとなっていて、かつそれが全体のテーマの一つでもある。
女性は子供を産んで母になる>>続きを読む
【論点がいっぱいありすぎて】
原爆の父、オッペンハイマーの苦悩と生涯を描いたクリストファー・ノーラン監督の超大作。
とにかく描きたかった事が盛りだくさん、エピソードがいくつもあってヤマ場が何度も襲>>続きを読む
【栄養が行き届いてないと俳優でも全員歯並びが悪くなる】
無声映画も新鮮で、雰囲気だけで映画通の気分に浸れる。尺が長すぎると観るのは辛いが、本作は短いので飽きる事も無い。
父親が自殺し、叔父夫婦のも>>続きを読む
【劇場にはおっさん(私)一人。深夜の映画館は貸切状態】
憧れのエルビスから見染められた14歳のプリシラ。不安がる両親をよそに、エルビスにゾッコンの彼女はエルビスの誘いを受け入れ速攻で一緒に住む。>>続きを読む
【ミフネかっけー!】
正義感強く、上層部の汚職を正そうと決起する若侍たち。だが相手は一枚も二枚も上手の重鎮たち。ひょんな事からそんな若侍たちと出会い、彼らの仲間に加わる浪人、椿三十郎。口は悪いが経験>>続きを読む
【これほどわかりやすい作品なのに】
2で世界チャンピオンになったロッキーは防衛を重ね一躍人気者となり、富も名声も手に入れる。勇退を考えていたロッキーは、野獣の様な新進気鋭のボクサー、クラバーから挑戦>>続きを読む
【家族での鑑賞厳禁】
前情報から予想はしていたのですが、ここまでとは。これは家族で観たらアカンやつ。友だちと観る作品でもない。一人で、あるいはよほど関係が出来ているパートナーとしか観ちゃダメ。今どき>>続きを読む
【心配御無用。ポスター写真ほど怖くない、いつものお調子者のソン・ガンホがいます】
実話に基づく話らしい。韓国の一職人が日本に麻薬を密売してのし上がっていくお話。
と、聞いただけである程度のストーリ>>続きを読む
【森田剛、映画史上に残る「最優秀鼻水大賞」受賞作品】
少し複雑なストーリーになると理解が追いつかなってきた今日この頃、これはシンプルでわかりやすいストーリーで観やすかった。にも関わらず、深いテーマを>>続きを読む
【コロナの設定のままいっちゃうのね】
巨万の富を築いたマイルズがプライベートアイランドに仲間を集めて贅沢なミステリーゲームを楽しむ。そこで本当に起こってしまう殺人事件。
政治家、研究者、ユーチュー>>続きを読む
【おばちゃんの「メッ!」が怖すぎてトラウマになります】
終戦から2年が経って日本全体が貧しい最中の作品。当然私も当時の世相は知らないのだが、親とはぐれた子供をそのまま自分のウチの子供にしてしまおう、>>続きを読む
【嫌だ、ブラックめし屋】
アメリカはいつまで経っても人種差別の呪縛から逃れられず、映画のネタは尽きない。これも実話に基づく話。
組織のために生きるのか、自分さえよかったらそれでいいのか、これは人種>>続きを読む
【『リング』観たら『らせん』も観ないと気が済まない性分】
公開時にしばらくしてテレビで観たが、勝手にもっと面白かった印象を持っていた。
小説も『リング』『らせん』『ループ』を一気に読んだなぁ。『リ>>続きを読む
【母親の前髪パッツンと父親の下がり眉を気にしすぎないように】
スピルバーグの若い頃とは知らずに観るって予備知識がないにも程がある。でも先入観なく観られたのでよしとしよう。
多分これが単純に映画好き>>続きを読む
【これが新しい「板尾の嫁」か】
人形に魂が吹き込まれる話はたくさんあるが、ダッチワイフが「心」を持つ話ってあったっけ?なかなかの所を攻めてくる。
もともと人間じゃないので何してもいい相手。だが「心>>続きを読む
【今頃初めて観るのもどうかと思いますが】
自分のアンテナに引っ掛からなければこれほどの大作も観ていないという自分の極端な視聴行動を反省し、少しずつこういう作品も観るようにしている。
で、本作はさす>>続きを読む
【意外とミフネはサブキャラ】
70年前の作品なのに全く色褪せず、そして長尺なのに長いとも感じない。
クセのあるキャラが順番に複数集まって、その個性を活かして強敵と戦う。これ、その後の色々な作品に影>>続きを読む
【若き日の笠智衆が出ているが若くありませんでした】
小津ファンを自認する私ですが、恥ずかしながらヴィム・ヴェンダースはこの前初めて『PERFECT DAYS』で知ったところ。で、大感動。その勢いその>>続きを読む
【史上最高のうすら笑いが見られる】
刺激が強すぎる作品が溢れてくると、こういう作品でも普通に思えてくる。あんまり求め過ぎるのも良くないのですが。
前半の訓練のパートがなかなか終わらない。延々と教官>>続きを読む
【どこからこんなブッ飛び主役俳優を見つけてきた?】
哀しい、哀しすぎる。誰も少年フランシーを責められない。
母親はメンタルをやられ、元トランペッターの父親はアル中。上流のご婦人から蔑まれ、それでも>>続きを読む
【世の男性全員がこんなジジイになりたいと思っている】
幼なじみの悪ガキ4人組。色々あって4人は歳を重ねいわゆるジジイとなり、それぞれ自分の人生を歩んでいる。
そのうちの一人、独身を貫いてきたビリー>>続きを読む
【これを難しいというと格好が悪い気がするが難しかった】
何の予備知識もなく、うらぶれたコインランドリーを経営する中国系移民が逞しく生きていく話かと思いながら観ていたら中盤から急にSFに。
マルチバ>>続きを読む
【黄色のジャージがランジャタイ国崎に見えて仕方ない】
撮影途中で本人が亡くなっているのに完成させようとするその熱意と強引さに先ず敬服。ブルース・リー本人が撮影したシーンはそのまま使用し、未撮影だった>>続きを読む
【天然と演技のギリギリを攻める坂田利夫、最高】
本当はこちらが観たかったけど律儀に一作目から鑑賞。そしたら若干期待し過ぎた感があったので二作目の本作観るのを躊躇してたけど、せっかくなので観ようと。>>続きを読む
【「ちゃぷちゃぷローリー」可愛すぎ、主題歌が可愛いすぎ】
ずっと美容師の妻に髪を切って貰っている作家の衣笠幸夫(本木雅弘)。髪切ってもらうくらいの関係なので仲は悪くない、はずなのに関係性は冷え切って>>続きを読む
【本当の「湿地の娘」はこんなにクオリティ高くない(偏見)】
魅せる要素がいっぱいあって退屈せずに観る事が出来た。
人里離れた湿地で幼い時に親兄弟とも別れ一人で暮らすカイア。その湿地で金持ちの息子チ>>続きを読む
【しあわせは自分が感じるモノ】
毎日毎日同じように朝起きてトイレ掃除の仕事に出かけていく平山(役所広司)。観客は、映画の冒頭から平山の判を押したような毎日を繰り返し繰り返し見せられる。
起きて布団>>続きを読む
【さすがに遠藤を使うのは勇気がいる】
役者ではない八木亜希子と田中直樹をメインに据える勇気と、それに応える二人。八木亜希子なんて元から役者やったかのように自然体。
若い夫婦が待望のマイホームを新築>>続きを読む
【吉本のビリー・ドラゴ(殺し屋)は花紀京】
すみません、マニアックな事を書いてしまいました。でも似てるんです。
いやぁ、何十年ぶりに観たかわからないけど、面白い作品は面白い。
普通は悪役のカポネ>>続きを読む
【スマホで視聴したらミニ貞子が出てきます(ウソ)】
貞子のインパクト、当時は強烈やったよな。テレビやったか映画やったか小説やったか、どれを先に観た(読んだ)かわからないが、全部面白かったよなぁ。>>続きを読む
【森田芳光はタマにやらかすからなぁ】
邦画の最高峰の一つが『家族ゲーム』だと思った時から森田芳光の信奉者である私。でも時々やらかしてしまう所がたまにキズ。
そしてこの作品は森田芳光史上最高のキズも>>続きを読む
【子供たちがお揃いを着ているだけで満足】
小津が描く作品の中では余り難しく考えずにライトに観られる、という事だけでもこの作品の値打ちを高めているし、同時に小津の値打ちも高めている。
テレビを買って>>続きを読む
【哀しくも素晴らしい仲間たちの物語】
いつかは観ないといけない作品っていうものがある。でも重厚過ぎて軽い気持ちで観られないからいつまで経っても横に置いてしまっている作品もある。
私にとってその代表>>続きを読む