【森田芳光はタマにやらかすからなぁ】
邦画の最高峰の一つが『家族ゲーム』だと思った時から森田芳光の信奉者である私。でも時々やらかしてしまう所がたまにキズ。
そしてこの作品は森田芳光史上最高のキズもの。おいおい、何やってんだよ。
保険金詐欺をテーマに、詐欺を働く大竹しのぶと、それに対峙する保険会社の内野聖陽の話。
最初は精神的な怖さ、サイコパス的な怖さを描いていると思ってたら途中からホラーになって結局何が言いたかったか描きたかったかわからない。
「本当に怖い映画」などと言う感想やレビューもあるが、描かれているバックボーンがペラッペラなので全く怖くも何ともない。
おいおい森田芳光、やらかしてんなあ。