信欣三が出演・監督する映画 81作品

前作がオールタイムベスト級に好きなので、監督も俳優も違うこの続編のことは今日まで敬遠していたが、ようやく鑑賞。 藤木悠…

ひたすら西山事件(外務省機密漏洩事件)の経緯が淡々と描写されるので決して楽しい作品ではないし、裁判の様子も政治に忖度し…

1978年　日本 監督　千野皓司 北村和夫、吉行和子、大空眞弓 1971年の沖縄返還協定締結時に起こった外務省機密漏…

芸人は、人になり、人を真似て、巫女になり、鬼になり、そして、仏になった。 地獄の底で自分自身を見つける。 落ちるとこま…

「鬼の詩」 本作は村野鐵太郎が一九七五年にATGで監督した傑作で、この度DVDにて数年ぶりに鑑賞したが素晴らしい。…

「砂の器、すごくいいよ！」ってあちこちでオススメしときながら、実はまだレビューしてなかった私。 好きすぎて、うまくレビ…

たったひとりのあなたに向けて。 メロンの食べ方独特🤣🍈 喫茶店でのアイスの食べ方も🍨🤣 一瞬ひょっこり可愛らしい子猫…

ノンフィクション作家・山崎朋子のベストセラー「サンダカン八番娼館-底辺女性史序章」の映画化。 かつて、"からゆきさん"…

山崎朋子のノンフィクション小説『サンダカン八番娼館-底辺女性史序章』を原作に、社会派監督・熊井啓が忠実に映画化しました…

ラピュタ阿佐ヶ谷の三國連太郎特集にて。足尾銅山鉱毒事件に生涯を捧げた田中正造の物語。1974年と言えばそこまで古い映画…

この映画を見たのは高校を卒業して大学受験浪人していた時で46年前になります。この映画は普通の映画館では上映されておらず…

三浦哲郎、私の中で爪痕を残す作家です。 つい最近観た映画で中学生の頃を思い出していた時に、確か中学生頃の教科書に 三浦…

1972年”忍ぶ川”　監督 熊井啓 50年前に初めて見ました、福岡の宝塚会館で、僕は”コマキスト” 当時は”サユリ…

意味なく三船だの仲代だの出しちゃう助平心を封じた結果、石原プロ映画の中でも出色な出来に。 都市開発に反発してたはずの…

利根川大洪水に悩まされ、水戸の郷士が治水工事を試みるも失敗に終わった江戸時代。 数百年が経った現在、茨城の鹿島では土地…

昭和35年神奈川キャンプ座間のアレン大尉が10日間で座間から別府まで歩く実話を元にしたドラマ。石原プロ制作。 アレン…

「クリスマスイブに1人は寂しい」 って俺に言ってんのか！！ と思った←被害妄想 タイトルからガチガチの 戦争映画…

富士山頂に気象レーダーを建てる。ほんとにそれだけの映画。 石原プロなんで劇映画だがドキュメンタリーより記録映画みたいな…

776メートルの富士山頂。ここにレーダーを設置すべく情熱に燃える気象庁の葛木課長は3年にわたり大蔵省に足を運び、ついに…

フォロワーの方にも同じような方々がいらっしゃるようで、BSで放送された1969年制作の「新選組」を録画してあったので「…

『燃えよ剣』を見た勢いで、ちょうどテレビで放送された1970年制作の『新選組』を見てみた。 三船敏郎が近藤勇、小林桂…

博奕打ちシリーズの七作目 やってる事は以前のシリーズとほぼ同じなんだけど役者とか味付けが微妙に違うマニアックな一品 …

何やら随分と辛辣なレビューが多いようだが、「一作目の『人生劇場・飛車角』と比べて明らかに劣る」とか「ヒロインのおとよの…

内田吐夢監督による『人生劇場 飛車角』（1963年）のリメイクで、鶴田浩二と高倉健の再演。 とはいえ、内田吐夢監督は…

■破格のスケールで描く「プロジェクトX」 世紀の難工事と呼ばれた黒部ダム建設に文字通り命を賭ける男たちのドラマ。三船…

はじめて石原裕次郎の映画見たかも。 写真ではかっこよさがわかんなかったけど、カッコイイ。。。 丸顔だけど整ってて、と…

えー、すごいかっこいい。信欣三と久米明を捉えて小さく揺れる手持ちのファーストカットからして旧来の日活映画とは一線を画し…

５/２８＠ラピュタ阿佐ヶ谷 少年院の指導官の家で世話になっていた主人公がかつての仲間に未だ檻の中にいる他の仲間たちの…

「ああ、ブラジル行きてぇ」 全編に漂う虚無感にクールで洒落乙な音楽。四角い顔の中山仁がチャーミングに映るオープニング…

殺し屋ジョーこと中山仁がイカダでブラジルに行く映画。 「囁き」てコトバに騙されると痛い目見る…許されるのは「月光の囁き…

松方扮する“こうもり”の覆面の 巻き方が、シュッとしてて イイ感じ。♪ 本作での見所は、松方に対する 容赦無き“水責…

珍しく大友柳太朗さんが悪役。 一太郎の吹き矢のような針攻撃がクールだ。 水門の丸太、炎の責めは凄い迫力だ。 なんにせよ…

武田泰淳の原作を、石原慎太郎が映画化を企画、脚本を書き、 篠田正浩が監督した一篇。 太平洋にある小島。 そこは昔、…

後味がいいのか悪いのか…… そんな複雑な気持ちになる作品でした。 幼いころ両親と兄をある事から見知らぬ男に目の前で殺…

「鬼神のごとく強い哲也兄さんのノワール的マドロスもの」 渡哲也俳優生活55年記念特集にて 貨物船の航海士の哲兄さ…

白黒のおかげで小林哲子に昔のサイレントみたいな趣が出てていい。でも暗くて見にくいー。グラスも赤くないし。赤かったところ…

スカパーにて。ベタすぎるくらいにベタな日活青春映画。 新潟の田舎町が舞台。父が染め物職人の高校生（舟木一夫）は通学の汽…

親世代の青春ということでつきあって鑑賞。 舟木一夫と和泉雅子と山内賢。 舟木一夫の北国の街が流れる。 新潟県十日町…

吉行淳之介の小説って、これじゃないんだよなあ。時期的な事もあるのだろうが、この時代の邦画じゃなくて、洋画で撮れば何倍も…

ある場所で知り合った女子高生に「私の姉に酷いことをしてほしい」と頼まれた主人公。まず大人が女子高生に手を出す時点でも気…

浅丘ルリ子さん出演100本記念の作品なんて、とにかく浅丘さん映画出過ぎ。 話は日本海に面した村で戦争で引き裂かれる夫婦…

ロケーション撮影で、海、山、雪、月、花、男のふんどし、藁ぶき屋根の家並、能楽など、つましくミニマムな日本的美観をモノク…

未だに冤罪説が色濃い『帝銀事件』。 1948年1月に、閉店直後の帝国銀行椎名町支店に東京都防疫班の白腕章をつけた中年男…

見たで。 日本犯罪史最悪の冤罪事件と言われる帝銀事件を映画化。 占領下の圧力に屈するしかない時代性、不十分な証拠と強要…

　線路の前で（といってもスクリーン・プロセスによる合成だが）学校をさぼったセーラー服姿の3人の女性たちが侠客に思いを巡…

渡り鳥シリーズの 小林旭が奇才鈴木清順と 組んだ任侠メロドラマ！ どうせ、あたしの行く道は 赤き着物か、白き着物… …

とんでもない挑戦的映画。 気取ってみたけれどカッコがつかない映画だね。キザに見せようとするからさらにダサい映画となって…

裕次郎が好きだけど、これは違うって思う作品を見るととてもガッカリしてしまう。 この作品初見。「憎いあんちくしょう」の監…

押し寄せる不幸の波　夜学に通う勤労学生　親父は蒸発　級友は結核に倒れ　自身も就職差別にあい　ただ一人明るい看護婦見習い…

2022.10.06/217/GYAO 〝1945年以来、働く者は権利を勝ち取ったが、働く者の権利っていったいなんだ〟…

山内賢ちゃんとマコの青春モノ…じゃない…。まず親分葉山良二に気に入られる白タク賢。変わった男が好きだとかなんとか、組員…

マコちゃんと山内賢の恋愛か人生劇場飛車角かと思いきや、マコちゃん(葉山良二も)途中退場で山内賢育児奮闘記が始まる(刑務…

やたらと派手な演出が多く、観ていて盛り上がる割に観た後はなにも覚えていないという場合が多い山崎徳次郎監督作。 いきな…

石原裕次郎の代表作『夜霧よ今夜も有難う』と共に『カサブランカ』を下敷きにしたもう一つの日活ムードアクションの秀作。 キ…

宍戸錠って監督作だといつも拷問されてる気がしてきた、そして何か嬉しそう そんなことない？気のせい？ ヤクザ＋復讐 …

大藪晴彦「人狩り」を原作に、鈴木清順が描くもうひとつの「血の収穫」。 坂道を転がる様なスピード感で活劇が弾け、「全ての…

「からみ合い」 冒頭、街を散歩する一人の品ある女。社長の秘書、癌、遺言、遺産相続、余命三ヶ月、秘書課長と顧問弁護士、…

1962年製作公開。原作南条範夫。脚色稲垣公一。監督小林正樹。 芳村真理。わたしがリアルタイムで観ていたのは「夜のヒ…

今回の「若尾文子映画祭 青春」で観る（観られる）作品を選ぶ条件のひとつに「未DVD化」があった。数えてみればなかなかの…

「やっちゃ場の女」 冒頭、滑らかに動くカメラ。港と築地、青果市場、果樹園の青年、妹と弟、母の死、葬式、ジャンパーに長…

「警察日記」の三作目、ってか、３本目があるって知らなかった。森繁久彌さんの一作目、伊藤雄之助さんで伊福部先生が音楽を付…