鬼の詩の作品情報・感想・評価・動画配信

『鬼の詩』に投稿された感想・評価

masato

masatoの感想・評価

4.0

実在の落語家、桂米喬をモデルにした藤本義一の小説『鬼の詩』の映画化。

そうだった。ATG映画はこうだった。どこまでも一緒に堕ちていこうと言いながら、ギリギリのところで踏ん張る男女の愛欲。薄暗くかび…

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村野鐵太郎監督のATG映画「鬼の詩」は、藤本義一の直木賞受賞の小説の映画化で、明治末期の大阪の実在の落語家・桂馬喬をモデルにして、芸の鬼の凄まじい生き方を描いた作品だ。

若い頃の馬喬(桂福團治)は…

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緑

緑の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「火宅の人」を観るために行ったら
チケットを取り間違えていたことが発覚。
国立フィルムアーカイブの
チケット予約はわかりづらすぎる!
予約完了メールにタイトルがないのも不親切!

帰るのも勿体無いの…

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パン

パンの感想・評価

3.9
隠れた良作!
OPがセンスあるなあ。
こういう昭和のTVドラマっぽい始まり方の映像好きなんよね。

顔の痘痕が痛々しい。
結構舞台裏のドロドロが描かれていて良い。
ラストも壮絶だね。

前半との落差がすごく、後半は別の作品を見ているようでした。芸に対して真面目すぎたからこそ、たどり着ける境地ではあったのでしょうが、あまりに自分勝手な男であり、嫁が可哀想でした。
YouTuberが過…

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実物の奇人落語家をモデルにした、芸とは何か?芸への追及とは何か?を描いた作品。到底テレビ等では放送出来ないだろうが、○○コを食べたり、電球をなめたり、天然痘のあばた顔をネタにしたり、決して見ていて気…

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22-33
U-NEXT
笑いの一切存在しない芸人の一生。
狂気。

芸事を描いた映画としては、ピカイチである。客のために狂っていく流れなど、見事である。
ただ、全体の構成が悪い。中盤までがタルいのである。己の芸を見つけ、その芸を磨き、さらに鬼になっていく中盤あたりか…

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brian

brianの感想・評価

5.0

福團治さんの鬼気迫る演技、片桐さんの母性溢れる演技、五郎さんの弟子思いの演技に途中から涙が出てきました。
主人公の桂馬喬は上方の落語家である二代目桂米喬(1860〜1904)がモデルになって…

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あ

あの感想・評価

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馬糞を食うときの照明だとか、露久から芸を盗んだ馬喬の「よーいよーいよっとさ!」の音響の巧さとか、狂人を描かせたらATGはトップレベルだな

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