超空間コベさんの映画レビュー・感想・評価

超空間コベ

超空間コベ

地獄の武装都市/復讐のターミネーター(1986年製作の映画)

4.0

フレッド・オーレン・レイ監督の初期作。
『女切り裂き狂団チェーンソー・クィーン』とか
『ファントム・エンパイア』を撮る傍らで、比較的
マトモなB級アクションだったね。

鮮烈なる銀幕デビューを果たして
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ピクチャーブライド(1994年製作の映画)

4.0

何人もの方がレビューしておられる様に、
まさしく“ザ・大学講義用ビデオ”。
日本人ウェルカムな現在のハワイは、
先人の過酷な苦労の上にあるのだと教えてくれる。

映画としてのエンタメ度に期待はできない
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Rififi à Tokyo(原題)(1963年製作の映画)

4.0

日本の銀行からオバケダイヤを盗み出すため、
フランスから来た老ギャング。
彼に雇われた主人公は、仲間のエンジニアと共に
ミッションをクリアする事が出来るか?

さらには、彼の動向を追う、日本のヤクザが
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あしやからの飛行(1964年製作の映画)

4.0

在日米軍の全面協力と、大映の『大魔神』スタッフが
手掛けた特撮による、リアルな映像が見どころ?
…と言いたいけど、まぁイイじゃないか。♪(笑)

因みに、“あしや”は兵庫県の芦屋じゃなくて、
福岡県の
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帰ってきたMr.Boo!ニッポン勇み足(1985年製作の映画)

4.0

銀行の中でタバコ吸うのに、拳銃ブッ放して
ライター代わりにする刑事、Mr.Boo!☆

え?いつの間に日本へ来た?
んで、いつ帰った??
よう判らんかったぞ(笑)

氷張った池の水面下なんか、呼吸確保
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若者の国(2014年製作の映画)

4.0

♪Japan, Love in Tokyo♪

50年近くを経ても、まだ『ラブ・イン・トーキョー』(1966)の
根強い影響があるのか!?スゴイね~。☆
この時期、何本かのインド映画が日本ロケに来た様
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ベスト・コップ(1989年製作の映画)

4.0

ノリユキ・パット・モリタ出演作となれば、
『ベスト~』を冠するのが掟!
『ベスト~』を冠さぬパット・モリタ作品なんか、
パットしないぜ?ぶはははは☆(笑)

舞台は、1989年当時のデトロイト。
日本
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

問答無用の怪獣プロレス推しなので、楽しかった。
ブレーンバスターとか最高やな!♪
昭和の東宝ゴジラも、こんなんがやりたかったんじゃないの?

怪獣王ゴジラが良い様に利用されてる感があるけど、
それは当
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プリシラ(2023年製作の映画)

4.0

本作の鑑賞動機は、ただひとつ。
“たったひとつだけ”だった。
それは……


―――マイク・ストーン!!☆


そう!
エヴァン・アニゼットが演じるという、彼の描写だ。
マイク・ストーンが、如何なるテ
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大阪殴り込み作戦(1983年製作の映画)

4.0

ヤクザの親分に、俺達のスーン=テック・オー!
堂々たる、悪の貫録だ。

その配下に、俺達のマコ岩松!
ネイティヴな関西弁を放ちながら、聞き分けの無い
ショーガール達をビンタでシバき倒すぞ!

コチラも
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地獄のヒーロー2(1985年製作の映画)

4.0

チャック・ノリス vs スーン=テック・オー!!☆

俺達の、スーン=テック・オー!
マーティン・コーヴやチャールズ・ブロンソン等、
数々の強敵と渡り合ってきた男・
俺達のスンテクが繰り広げるベストバ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

第96回アカデミー賞で主演男優賞をもぎ取った、
キリやんの眼ヂカラ。☆

見るからに浮いてるとか、狂気に走ったりとか、
あんまり尖ったキャラは見当たらないね。
並み居る名優の存在感だけでも成り立ってる
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.0

…いいかい?アレク。君はあの、ヴィゴ・モーテンセンを
超える“変態王”となるんだ。
スカルスガルドの血統・系譜を継ぐ君なら、それが可能だ。
―――いや!この私が、必ずやそうしてみせるぞ…!
フハハハハ
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

4.0

俺達の巨匠ルチオ・フルチ監督の、
ハードボイルド・ギャング映画。

大藪春彦原作の同タイトルとは全く無関係だけど、
奇しくも?製作・公開が、松田優作主演のそれと同じ
1980年というのは面白いね。☆
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

ドラァグクイーン人生悲喜交々とくれば、もう
無条件で素晴らしい。♪

「自分は神を信じているが、神は自分を
信じてくれているのだろうか…?」

コンプラ厳しいこの2020年代に、名演を見せてくれた
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

ルーティーンだけど、決してバンクではないぞ。

女にモテる、渋いオヤジになりたいか?
だったら、渋谷の公衆トイレ全てを清掃して回れ。
現れる女性、女性、女性から、
ハグだのキスだの贔屓だの熱い視線(?
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

4.0

なかなか楽しかった。♪
良くある、「主人公に何があった?」系スタート。

―――草加?北崎?
死んだはずのキャラがしれっと登場。
脚本の破綻も厭わぬ、何でもアリの凄いヤツ!?

…かと思っていたが、違
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これがUFOだ! 空飛ぶ円盤(1975年製作の映画)

4.0

「証拠は無い。しかし、否定する理由も無い」

F51戦闘機と、UFOのチェイス!!

「円盤の正体は何か?いつ地球へやって来たのか?」

時速2000kmという飛行速度を、セスナからの目視だけで
概算
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The Death of David Cronenberg(原題)(2021年製作の映画)

4.0

デヴィッド・クローネンバーグの死生観が、
この1分間で表現されている。
撮影は、娘のケイトリン・クローネンバーグ。

「セルフネクロフェチ」。
彼に、新たなる称号が与えられたぞ!(笑)

自分が死を迎
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理想郷(2022年製作の映画)

4.0

おっ?ジャン・レノ、えらい肥え様じゃねぇか…!
刮目せよ!コレが、“レノ・アプローチ”だッ!!
(違)

意味不明な戯言をほざく余所者のフランス野郎に、
俺達モーガン・ブラザーズ(笑)が、
田舎の流儀
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

時は1947年。敗戦直後の混乱・復興期に、ゴジラ出現!

…オキシジェンデストロイヤー?
…Gフォース?
…ヤシオリ作戦?

―――そんなモノは、一切無いッ!!☆

科学力も物資も乏しい戦後混乱期とい
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ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

4.0

男らしく生きたいか?
だったら、本作の主人公・マティアスを目指せ!

ライフルを背に携え、バイクを駆って冬の山林を疾走する
ベアハンター・マティアスの勇姿に、痺れろッ!憧れろッ!
付いて行けッ!
そし
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

「俺達の謙ちゃんが、アタマに風穴の開いた
ロボット?みたいなヤツを演るらしい」

それを知ってしまってからというもの…

「あの穴に、手を突っ込みたいッ!」
「手ェ突っ込んで、奥歯ガタガタいわしたいッ
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超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー(1996年製作の映画)

4.0

スーパー戦隊Vシネマ第一作!という位置づけ。

OPは完全オーレンジャーで、
タイトルはサブタイトル字幕。
ロボ戦はオーレン側のヤツだけだったし。
あくまで『オーレンジャー』の一編、というスタンスみた
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五人の軍隊(1969年製作の映画)

4.0

『ミッション・インポッシブル』
『七人の侍』
『ワイルド・バンチ』
辺りのブッ込み。面白かった。♪
脚本が何と、ダリオ・アルジェント。

革命期のメキシコに、サムライ・丹波哲郎の剣が
唸りを上げる!!
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ピーター・グリーナウェイの枕草子(1996年製作の映画)

4.0

「肉体という書物」

日本語、広東語、英語、フランス語が交錯する、
トンデモ日本なボディカリグラフィ&BL劇場。

父(緒形拳)の性癖を受け継ぎ、肉体書道フェチとして
成長した主人公・清原諾子(ヴィヴ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

エイリアンをも撃退した地球最強の格闘技・
シラットを討ち破ったジョン・ウィック。
…そして今回ついに、あの
宇宙最強の盲目達人が立ちはだかる…!!☆

さらに、海外日本ならこの人、俺達のヒロユキ!
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

微力ながら、クラウドファンディング支援させて頂きました。

「エンタメだと思って観に来て下さい。
そんなに堅苦しい映画じゃないですから」
と、森監督はラジオ番組でおっしゃってましたが…

…硬直。閉口
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

本作を見た後は、カラオケに行って
『それいけ!ゾーキマン/水木一郎』を
熱唱する一択だぜ!(笑)

クローネンバーグ監督作は全て(21本)観てたけど、
映画館で観たのは『ザ・フライ』以来だった。

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フォックス・バット/NATO CODE NAME MIG-25(1977年製作の映画)

4.0

時事ネタを基にしたスパイアクション。
冒頭の戦闘機シーンのパッチワークは巧い。☆

日本と香港を舞台にして、B級感を増す
ヘンリー・シルヴァ。

トルコ風呂で、スモウレスラーが急襲!
二階建てバスで、
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二人の可愛い逃亡者(1957年製作の映画)

4.0

“逃亡者ムービー”は好きか…?
―――だったら、コレを観ろッ!!☆

記録映像としても価値のある、1957年当時の
日本の原風景や、関西の観光名所をバックに、
英語が堪能な漁民の息子と、アメリカ人男児
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サンダー・ウォリアーズ(1981年製作の映画)

4.0

『殺るか!殺られるか!!』の同主演続編だが、
繋がりは無し。
今回は、後の『特攻野郎Aチーム』を先取りした内容。
そして、骨太な空手アクション!

洗脳薬で支配された、空手カルト集団!
その支配者・マ
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

4.0

“時計の国”での遅刻は、“死”を意味する…!☆

ファシズム!
女囚!
女相撲!
仙人!
グラディエイター!
チーズゾンビ!

CGなどではない、雄大なアルプスの山岳風景が、
チープになりがちなゴア作
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

4.0

サンドイッチマン忍者・竹野内豊、見参!!

常に装着しているドライバーグローブ。
バーでの小休止に、牛乳を引っ掛ける。

社会保険滞納だと?
忍者は病気になどならん!
忍者に安定した老後など無用!
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劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 後編(2023年製作の映画)

4.0

いやぁ~、どこの宗教映画かと。(笑)

「セーラー ヘヴィメタルパピヨン」!!☆
←このイカす名前だけでブチ上がるね。♪

「月の光に導かれ 何度も巡り会う」…のは、
愛する人や大切な仲間だけではない
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劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 前編(2023年製作の映画)

4.0

原作準拠の新アニメシリーズ最終章・前編。
90年代アニメ版では見られなかったモノが色々と。
女性らしいファッションやセーラー服の
はるかさんとか。♪

―――展開早い!鬱・急降下!
だが沈んでたりする
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