1962年の青物市場。若尾文子と叶順子の姉妹。
昭和30年代の大映カラーが眩しい。
市場や葬式のシーンでは、大量の登場人物が画面を同時に横断し、それでいて話の邪魔をしない。昭和映画特有の充足感を感…
神保町シアター「にっぽん男優列伝~大映篇」にて鑑賞。
当時は未ソフト化映画なので観に行ったが、カラー作品で映像が綺麗であり、大満足の映画だった。
この映画を観に行く前に「『やっちゃ場』って何?」…
「やっちゃ場の女」
冒頭、滑らかに動くカメラ。港と築地、青果市場、果樹園の青年、妹と弟、母の死、葬式、ジャンパーに長靴スタイル、騒しい家族。今、女心がざわめく…本作は田口耕のオリジナルシナリオ木村…
切ない話だった。
早苗(叶順子)が会社でラフにワンピースで働いてるけど、男はスーツで暑そうだった。
それにしても、根上淳はろくでもない男ばかり演じるな 笑。
若尾文子が築地でキャップかぶって競りに…
紫のバックに黄色い文字で抜かれたポスターがめちゃめちゃ良い。木村恵吾演出は素晴らしいのはさておき、皆さんご存知だらしのないくそ親父やませガキの弟を扱わせたら右に出るもの無しあや姉さんがおおくりする活…
>>続きを読む路地裏の佇まいが素晴らしー。叶順子が蚊が~と言ったら若い女中がもう夏です!と返した直後、青空にはためく氷印。そしていつもの路地、ホットパンツの娘をすれ違いざまにチラ見するリーマンの風景のちょっとした…
>>続きを読む沢山人がいる場面での会話の処理がうまいな~(市場、葬式、会社)
あやや演ずる長女のしっかり者ぶりを、さりげなく伝える描写が随所に散りばめられていた。
・叔母さんの見合い話を断りながら、
埃をフキ…