東山千栄子が出演・監督する配信中の映画 24作品

初、小津安二郎監督です。 私に解るのかなぁと、畏怖していました。 小津安二郎の世界によく出演する笠智衆は私の中では寅さ…

20代の頃、映画好きなら見なくてはいけないと思って観たが、当時は感想の述べようがなかった。初見から、監督はこの映画の親…

小津安二郎の魅力を探るシリーズ第3弾🤗 紀子3部作の、2作目。 ちょっとわかってきたかな、小野安次郎マジック。まだまだ…

紀子三部作もこれで見終わってしまった。今回は前作「晩春」と似ているあらすじで、紀子が結婚して家族の元を去るまでが描かれ…

私たちは何者か 1958年　渡辺邦男監督作品 昔は、年末年始のテレビ時代劇で、毎年のように放映されていた『忠臣蔵』…

年の瀬も押し迫るこの時期に是非とも見ておきたかったのが「忠臣蔵」。 忠臣蔵に関しては「浅野内匠頭」「吉良上野介」「大…

若尾文子の観る 監督 増村保造 兄弟経営商事会社の社長と専務に 嫁いだ野々宮家姉妹。長女で社長 夫人でもある桃子は他…

それぞれ言いたいことをはっきり言う人たちが揃って小気味よい笑 見てて楽しいんだから、そこに生きてて楽しいんだろうなと…

政治権力の傀儡にされている厭人家の女性（原節子）が、戦争体験により白痴化した青年（森雅之）とヤクザ者（三船敏郎）の狭間…

序盤、那須妙子を演じる原節子が出てきた瞬間、空気が変わったのを感じた。 ただ一言「美しい」だけではおよそ表現出来ないほ…

🔸Film Diary🔸 ▪️本年鑑賞数 :2022-314 再鑑賞 ▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※ …

【木下惠介特集⑥　W高峰の悲劇】 学生運動の機運が高まっていた1950年代、封建主義の全寮制女子大において自由と人権…

【上を向いて歩こう】 レビュー1700本目記念として木下恵介作品を。カラッと明るい喜劇の逸品。🤗 敗戦により戦後、…

なんて上品で面白いラブコメでしょ〜♪木下恵介監督と新藤兼人さん（脚本）にこんなコメディセンスがあるなんて。随所に散りば…

「没後50年　映画監督内田吐夢」 シリーズ四作目。三作目の後に春日太一さんのトークショーがたっぷり１時間あり、このシ…

萬屋錦之助『武蔵』の５作め。子供の頃の憧れの剣豪宮本武蔵の生きざまだが、ある程度大人になってから見ると、呆れてしまい、…

No.3963 日本初のオールカラー映画『カルメン故郷に帰る』の続編。 続編なのにモノクロに戻ってるという(笑)。…

前作が日本初のカラー映画だったのに、この続編は何故かモノクロ。 いやぁ〜なんだかいろんな意味でぶっ飛んだ作品。基本は…

実に愉しい日本クラシックのヒューマン・コメディー。 坂東妻三郎が初めて現代劇に出演したことでも話題になったそうです。 …

一応コメディなのだが戦後史観丸出しで爆笑に至らないのが残念だ。木下恵介の中でも褒められた出来とはお世辞にも言えない。主…

明治・大正・昭和に渡る、母と娘の朝ドラ風大河ドラマ。 舞台は和歌山の紀の川流域。 母が、紀の川の上流から舟に乗って…

山田洋次推奨の家族映画を観てみて正解だった。普遍的な美しさに優れた大作大河。紀ノ川が舞台だからほんとの大河映画。 司葉…

白いワンピースに包まれて突然お家にやってきた赤子が、戦争で家を離れていた隙に見目麗しい乙女になった。 愛する妹、そうは…

軽やかな牛の唄が楽しい木下恵介流メルヘン鬱！ 日本なのかも分からなくなるほど、壮大な田舎でファンタジー的空気が強い。 …

【木下惠介特集②　ペテン師も立派な師のうち】 『陸軍』から遡って、木下惠介監督のデビュー作『花咲く港』。 原作は菊…

ペテン師2人の人情珍騒動。戦中の作品ながら太平洋戦争の始まりも描いている。木下恵介のデビュー作で、山中貞雄賞を『姿三四…

高度経済成長期の日本。レジャーブーム、マイカーブームの中で都心から近い箱根のレジャー開発が進んでいる。その中で二軒の老…

ラピュタ阿佐ヶ谷　芳醇：東宝文芸映画へのいざない（2017）にて。川島雄三と成瀬巳喜男を集中して観ていました。 コン…

100点！！珍しく2時間超えにもかかわらず時間が止まらないで欲しいと思ってしまう心地よいリズム。久松で一番好きな作品に…

日活、モノクロ、群像劇、家族&ご近所もの 出演者 田中絹代、轟夕起子、坪内美詠子、新珠三千代 宇野重吉、三島耕、三島雅…

皆んな違っていい。 其々の個性と個性が戯れ触れ合ってこそ、人間模様。 filmarksのフォローさん達のレビューを…

市川崑監督の実写映画最初期作。昭和24年。主人公は、どこまでも穏やかで底抜けにお人好しで完全博愛主義で私利私欲や俗人的…

‪「日蓮と蒙古大襲来」‬ ‪冒頭、森奥に男女の姿。夕日に照らされる海。日が昇り、南無妙法蓮華経。蓮の花、蓮長から日蓮へ…

今の日本にかつてあった愛国の心があるのだろうか？ 純粋なる愛国心。 オリンピックやサッカーの試合の時だけサムライジ…

左幸子の機敏な動きが素敵。どこか弥勒菩薩のような顔をしている。 秋田から出てきた初は、問題児扱いされている次男の寂し…

東北の寒村から上京して世田谷の中流家庭の家に僅かな伝手を頼って住込み女中になった天真爛漫なハツが家族の中で嫌われっ子の…

雷撃とは日本海軍の航空機による対戦艦魚雷攻撃のこと。 戦意高揚映画ですが、 南国で軍服も半ズボンで、 やあ久しぶりと…

佐世保鎮守府所属の現役提督です。 戦時中の作品なのでプロパガンダ映画かと思いきや、そんなことも無く、 前線の飛行機の…

尼さんの芦川いづみ観る 地方山奥尼寺庵主の姪が男友達を 連れて夏休みに遊びに 女友達だと思い込んていた尼達は 驚くも…

尼寺に訪れた世俗の男女との交流を通して尼としての自分の生き方に戸惑いが生じる女性を描いてて、芦川いづみの清楚さが際立つ…

「今夜って楽しい晩は今夜しかないんだもの」 やっぱり良いなぁ松竹大船調。科白が優しいんだよなぁ。現実の厳しさも描きつつ…

相思相愛のおふたり(田中絹代さま、上原謙さま)だが、時代背景や家族それぞれの生活状況の不安定さ等々の壁があり、なかなか…

どうにもならないくらい真っ直ぐな男。 出世に響き、妻やまかないまで苦労する。 両親や兄貴も苦労をする。 一族には、必…

時代劇スター市川右太衛門さんと、その実子である少年期の北大路欣也さんとの共演作であり、北大路欣也さんの映画初出演作、と…

パンナムのジェット機から降り立つユニフォーム姿の二谷〜。二谷が教官のスチュワーデス物語日活版がみたい〜。大手航空会社の…

石原裕次郎が演じる旅客機パイロットの卵は、二谷英明演じる教官として日本にやってきた日系アメリカ人と意見が合わずに衝突し…

雰囲気から、これは増村保造『最高殊勲夫人』そして裏・最高殊勲夫人たる、小西通雄『東京・丸の内』路線の作品だと思って足を…