麦秋の作品情報・感想・評価・動画配信

『麦秋』に投稿された感想・評価

4.1
4,741件のレビュー
KH

KHの感想・評価

4.5

省略されることのない原寸大の日常を描く。
小津安二郎の作品は家庭の中にカメラを向け続ける事で、変化(結婚や死などの家庭内の変化だったり、時代と共に移り変わる家族の形態の変化だったり)とその哀愁を描い…

>>続きを読む
三四郎

三四郎の感想・評価

3.8

大学1年生の時の感想。
〜子供を見ていると、昔の子供の方が子供らしく生き生きしている。いや、むしろ生意気だ笑 しかし今の子供は大人びていて生意気だ。
1949年の『晩春』では、原節子の父親役である笠…

>>続きを読む
watage

watageの感想・評価

4.3

小津作品を観るのはこれが2本目です。
嫁入りを巡るホームドラマ。
演技が抑揚少なめで淡々と進むのが
小津監督の特徴ですが
意外とユーモラスなやり取りも
数々あってクスッと笑えました。

東京物語で原…

>>続きを読む
cattle

cattleの感想・評価

3.5

結婚と家族っていう身近なテーマだけでじんわりさせられるのって作品としてすごいと思う、「体を大事にしていればまたみんな会える」って素敵な考え方
家族がばらばらになった時に当たり前みたいに思ってた愛に気…

>>続きを読む
KAKIP

KAKIPの感想・評価

4.7

記録用
小津安二郎監督作品。
語り尽くされている作品ではあるが良い意味で画面の整然さがまるで机の上の物の角を全てきちっと机の角に合わせないといけない強迫観念に襲われているが如く不自然に綺麗に収まって…

>>続きを読む
ツクダ

ツクダの感想・評価

3.9

マア、紀子さんったらステキなお嬢さんだワ!

散りばめられた上品なユーモアと哀しみがしみる
この時代なのに女性同士の素直な連帯が描かれてていいなあ
紀子さんがお茶漬けをかっこむシーンがなんかずっと頭…

>>続きを読む
1人で大きくなった気になって〜。小津作品の中でもお気に入りの一作になった。
小津作品毎回思うけど、昭和の結婚観が違いすぎて、もしこの時代に生まれてたらどうなっていたんだろうと考えてしまう。

家族、という形態の変容を見る時代資料としても大変有意義。今の時代からすれば考えられないけど、これが普通のホームムービーだったんだもんなあ。
小津のカメラワークは健在だけど晩年期よりも少しはカメラ動く…

>>続きを読む

家族写真を撮るシーン、一瞬だったのに泣けた こういうのって失われちゃいけない儀式だ
キャップを被るか被らないかとか、お母さんとお父さんのツーショットをみんなで見つめる眼差しとか、全部愛おしい
お姉さ…

>>続きを読む
田中

田中の感想・評価

-
ゆったりと流れる小津映画。結婚適齢期の娘の縁談を家族総出でやきもき心配する姿に笑ってしまう。行間に戦争の爪痕もあり、多くを語らない姿に涙した。
>|

あなたにおすすめの記事