そうか、これは紀子三部作というのか。なんか似たような名前の人がよく出てくるなあと思ってた。
三部作に共通するのは、紀子がお嫁に行くこと(あるいはお嫁に行ってもいいと決意すること)で家族が消滅したり…
急ぎ足で古本屋の前を過ぎてお爺さんお婆さんたちに混ざって並ぶのも含め、すべて良かった
カメラのレンズを見つめるあの数秒は白黒なのにすごく暖かく感じた気がする
好きだな。と思うのは、嬉しいも悲し…
いつも通りのフィックスカメラといつも通りのストーリーかと思ったら途中で珍しくカメラが動いて戸惑った。
原節子が縁談に浮つく様子を見せるとこも(今まで見た小津映画の傾向からすると)珍しく思えて、いやめ…
小津にしてはクスッと笑えるところが多め。女性たちの連帯が多いのがよかったなぁ。特に原節子と淡島千景のコミカルなやりとり、原節子と三宅邦子の優しいやりとりが印象に残った。
笠智衆と原節子が兄弟!
淡…
紀子三部作、これで全部見た。
三作ともとても良くて甲乙つけがたいが、やはり東京物語が一番好きかな。
昔の日本の中産階級のいい匂いがして心落ち着くので小津安二郎の映画が好きだ。
プラス松竹チャンネル…
2年後に「東京物語」で夫婦役を演じる笠智衆と東山千栄子がまさかの親子役。
たった2年で笠智衆があんなに変わるとは。
それにしても当時の結婚観が令和とは違い過ぎてて、両親と祖父母の反応にドン引いちゃう…