もめん豆腐さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

もめん豆腐

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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.1

前にも観たけど是枝監督のあたたかな眼差しと市政の人々の何気ない日常が観たくなって再視聴。樹木希林さんと阿部ちゃんのやり取りは本当の親子なのかってくらい自然で演技だと思えない。こちらが勝手によそのお宅に>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラッセルクロウ…熊さんになってたのか…。あんた、どこからどう見ても人相の悪い熊だよ。たちの悪そうなCWニコル。あのかわいいニコルさんから親しみを取り去った姿で愕然。いや、太ってもいいんだけどさ、セクシ>>続きを読む

失楽園(1997年製作の映画)

1.5

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濡れ落ち葉にすらなれない、家庭にも職場にも居場所のない男目線で、自ら考え主張もする意欲もなくただ男の性のはけ口にされていることにすら気づかない足りない女を、純文学を気どって書かれた本が原作の映画。渡辺>>続きを読む

川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

2.5

盛り上がりを見せたのは佐和子が社歌を作る為にノートに書いていた政府への悪態が最高だったところだったな。満島ひかりちゃんが出てるから期待しすぎてしまったのかも。
自己評価がどん底まで落ちている主人公が人
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

良作だったとしたら、たかだか不倫して大騒ぎになった程度のことで見過ごすわけにはいかないから、まずは観てみねば!と鑑賞→撃沈🫠つまらねーな、まいったまいった。唐田えりかさんと東出昌大さんが揃いも揃ってセ>>続きを読む

1980(イチキューハチマル)(2003年製作の映画)

1.1

これといった内容のない作品が嫌いな訳でも、うるさいのが嫌いな訳でもないけど、これは嫌い。串田和美さんのムダ使い。映画じゃなくて舞台だったら面白いのかな。ただ1980年の風俗はよく捉えてると思う。これだ>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

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集中力なし星人がインターナショナル版2時間58分に挑戦。結果、村上春樹の世界観が好きな人にはこの3時間の長丁場でも観ていられるよ、の太鼓判を押す!村上春樹ワールドもちゃんと押さえてる。
そんなに数読ん
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運命の女(2002年製作の映画)

4.4

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多分今回で観たの5回目。メロドラマは得意ではないのに、これはダイアンレインがすこぶる美しくて見ているだけで幸せになれるから、何度でも観られる。彼女のスタイルが良くて下着姿なんかも「こりゃたまらん」なの>>続きを読む

キリング・ミー・ソフトリー(2002年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画は評価が散々でエロだの駄作だの言われてるけど、大好物。午後ローで出会ってから何度も観てる。ついでにAmazon Primeでも観た。これからも頼むよ午後ロー。
別にお色気映画が好きって訳ではな
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.6

蒔田彩珠さんが全部を持っていってる映画。彼女の目線、動き、声の表情どれも見逃したくないと感じさせる説得力のある役者さん。実年齢を確認したら思ったより若くて、末恐ろしい。2時間が集中の限界、おつむ弱々星>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.2

再視聴。芳根京子さんの殺害後の歩き方が、もう素晴らしいのなんの。前半の拘置所で繰り広げる派手なシーンより、包丁を持って放心状態でふらふら歩く、それだけで強烈な印象を与えてしまう。芳根京子恐ろしい子(白>>続きを読む

Red(2020年製作の映画)

2.8

他人にとってはどうでもいいことなんだけど、忘れたくないからここに書いておく。
前にも観たことがあって暇つぶしに真夜中に小さい音で観ていたら、夏帆さんの喘ぎ声にうちの恋する文鳥(女のコ)が反応して鳴きだ
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不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)

1.7

きれいなおねえさんたちのドレスの肩パッドにあの頃の時代感が出てる。「悪夢のもっとも恐ろしいのは驚いて目覚めた瞬間に夢の中身を忘れてしまうことだ」だなんて真理を、セリフにさらっと出してくるあたり、馳さん>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ど田舎ってさ、永遠にこうなんだろうなというのが濃縮されて噴き出されたのがこの映画。前編が綾野剛さん演じる北関東連続幼女誘拐殺人事件が元ネタの話、後編があてくしの佐藤浩市様演じる山口連続殺人放火事件の話>>続きを読む

セルラー(2004年製作の映画)

2.3

午後ロード様々。ありがてえ。
キム・ベイシンガーは色っぽいだけでなく、頭も良く度胸もいい役。脚がきれい…そして、ところどころ破れた網タイツもセクシー。きゃー!きゃー!も言うし腕力もないけど、理系の知識
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

このお母さんは父親の暴力から子ども達を守るだけでなく、子どもたちを父親殺しで殺人犯にさせない為に、自らが殺人犯になったのだと思う。特に次男。三兄妹の中で一番そうなりそうな気質を感じた。
しかしまあ、田
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.3

持っている物は違えどアメリカ版、林家パー子さんの物語。パー子さんはカメラ、エルはチワワ。いつでもどこでも傍らにはカメ…いや、チワワがいるのよって話(違。
超ご都合主義映画なので、舞台であるアメリカンを
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らせん(1998年製作の映画)

2.0

四半世紀前に原作を読んだことがあって、ほんの僅かにしか記憶してはいないものの、多分、この映画は原作通りだと思う。つまらないのは、映画のせいだけではなく、原作のせいでもある。とにかく訳がわからなかった記>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.3

あの子達と遊んじゃいけませんってのは、一番楽な注意方法よな。大人の目線と子供の目線はどうしたって違う。見た目あれ?って子でも実は悪い子ではないこともある。お母さんも大変だろうけど、息子の話をちゃんと聞>>続きを読む

ベロニカは死ぬことにした(2005年製作の映画)

2.4

序盤は怒り狂っている主人公。死んでやると死ぬのを楽しみにカウントダウンしながら何とか日常をこなしている、それを演じる真木よう子さんの怒りの表現のレパートリーが豊富で、いつも感服する。
あてくしは怒りや
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ読んで、悲喜こもごもの“喜”に期待してしまっていたらしく、話が進むば進むほど“悲”が強くなって、で、つまらなくてしぼんでしまったYO。悲劇は喜劇にすらなってなかった。演出のせい?原作のせい?>>続きを読む

砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.9

タイトル見て“(心が)砕け散るところを見せてあげる”の意味かな?と思ったんだけど、結局何が砕け散ったの?今もわからず。
序盤のいじめ(いじめとやらの言葉、無くした方がいいと強く主張する!暴行傷害よ。水
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(2016年製作の映画)

3.4

合間合間に島の景色とともに使われる音がうるさいと感じていたんだけど、他の方も書いてらっしゃる。美しい風景とピアノ曲を用いた方が、起こってることの醜悪さが増すと思うのだが、大森監督は違和感を音で表現した>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.7

全く観るつもりがなかったけど観てみたら意外と楽しめた作品。今回はちゃんとあらすじ読んでから拝見。ホラーなの?観ながら、途中ちょっと既視感。この娘、『蛇のひと』の西島秀俊みたいなサイコパス?からの、終盤>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

2.3

心が行方不明になった、というか、これは何という感情?といった感情が沸々と込み上げる映画。
観てる間中ずーーーっと
サバンナ高橋が、見た目ダウンタウン松本・中身浜田雅功にパワハラを受けている図
としか思
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ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

4.5

マイケルムーア監督の作品は今回がお初。
これまでマイケルムーア監督ってちょっと色物だと思ってた自分を大いに恥じた。ごめんなさい、マイケル。これからは応援するよ。
監督の考え方はとてもシンプル、かつ、数
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男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)

3.5

再視聴。前に観た時は戦闘シーンにグッときたんだけど、今回は知ってたからか冷静に観られた。主要な役どころに中村獅童さえいなければもっと良かったんだけどな〜。この人、いちいち芝居がかってて苦手。その芝居は>>続きを読む

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

2.5

原作者の末井昭さんのことと『素敵なダイナマイトスキャンダル』の本のことは、5時に夢中の中でも一番下品な木曜日に中瀬ゆかり親方が紹介してくれたので知っていたものの、映画化までされていたとはつゆ知らず、大>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

1.7

つまらん。
このゴブリンの曲を作った人が優勝でタイトルと出演者や関係者の氏名の書体を作った人が準優勝。この書体とてもおしゃれ。ゴブリンの気持ち悪さは日本で言うところの蓜島邦明さんの世にも奇妙な物語のよ
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真木栗ノ穴(2007年製作の映画)

2.9

真夜中にサスペンスホラー系が観たくなって、たまたま無料で観られたこちらを選択。
出だしは緑子さんと西島秀俊さんにちょっと笑える要素があって、西島さんと同じタイミングで「え?」って言っちゃったけど、スム
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

中村倫也さん水卜ちゃん、ご結婚おめでとうございますの流れで観るつもりはなかったのに観てみた。おふたり、お似合いですよってことで本題。
てっきり水曜日じたいがなくなったファンタジーだと思ってたら、もっと
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震える舌(1980年製作の映画)

3.6

これが新しいタイプのホラーなの?と不思議に感じながら鑑賞。ホラーどころか娘を想い、妻を庇い、戦い、愛する、古典的な父と娘と母の物語だと思うよ。このお父さんの姿を昨今のイクメンアピールしてる“もどき”た>>続きを読む

しなの川(1973年製作の映画)

2.5

【映画と関係ないこと書いてる・ただの感想文】
由美かおるさんの健康的な美しい裸体が拝める映画で全然いやらしさを感じない。滝でのシーンはまるで絵画のよう。ついでに、この人の声の質感は割と好き。
話はよく
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悪い男(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

女性から非難轟々の内容だったけど、あてくしは好きだった。また観たい。倫理観なんてクソ喰らえ!って人にしかわからないかも。いや、わからないほうが圧倒的に幸せな気もする。だから心優しき女性は視聴をお控えく>>続きを読む

少女は悪魔を待ちわびて(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

「俺たちは証拠より勘を頼りにやってきた」
アカーン!アカン警察やないか〜い!
ホテルのトイレのシーンはDEATH NOTEのオマージュなの?この人ヤバすぎてあちこちの映画に出てる大忙しな役者さんみたい
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

鉄のドアを盾に乗り込み、銃撃戦でドアにバッシバシに穴が空いるというのに妹からの連絡に
「なにか想定外のことが起きてない?」
「いや、起きてない」。
で、大きめに吹き出した。
親の借金で苦しんでる子ども
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