心が行方不明になった、というか、これは何という感情？といった感情が沸々と込み上げる映画。
観てる間中ずーーーっと
サバンナ高橋が、見た目ダウンタウン松本・中身浜田雅功にパワハラを受けている図
としか思えなかった。高橋が浜田に打ち克ったってことで、いいでしょうか？（違。
前評判だけ知りつつ、またしてもこれといったあらすじも知らずに観たために、精神的に抉られまくり。もはや指導とは呼べない、パワハラモラハラ暴行傷害のやり口に、賛否両論の否の仲間に入ることにした。芸事もスポーツも並の努力では秀でることは出来ないのかもしれないけど、この手の指導が幼い頃から大嫌いだったから「だからスポーツ界から暴力がなくならないんだよ」とも言いたい。
素直に「アンドリューはフレッチャーに潰されず素晴らしいミュージシャンになれて良かったね」と感動出来ないのは、あてくしがへそ曲がりだからなのかな？いや、この胸糞感に既視感があるからだと思う。脚本としても映画としても立派に成立しているけれど、軍隊式指導は見ているだけでとてもじゃないけど作り物だと思えず苦しかった。
あ、そうそう、うつ病経験者や現在進行系のうつ病患者は観ない方がいいと思うよ。あてくしは悪化した。この映画は合わない。
