盛り上がりを見せたのは佐和子が社歌を作る為にノートに書いていた政府への悪態が最高だったところだったな。満島ひかりちゃんが出てるから期待しすぎてしまったのかも。
自己評価がどん底まで落ちている主人公が人生罰ゲームのような相手と結婚するまでの話。なんだか身につまされるな。工場が舞台になってる話ってほとんどがひどい人間関係下で、工場勤務はツラそうだと思ってしまう。おばちゃんたちの意味のない意地悪を反面教師にせねば。あんなおばちゃんになってはいけない。そして無駄に性欲が強いおばちゃんには少しクスりとさせてもらった。生きる力が強いな〜。
ところで、いくつか満島ひかりちゃん出演の作品を観てきたけど、彼女の役はセリフが早い気がするの。次から次へと早口の独り言のセリフを聞くと、ついお芝居だと忘れてしまい会話を盗み聞きしているような感覚に陥る。リアリティがあって、いつも引き込まれる。いつまでも貪欲にお芝居をして観る者を楽しませて欲しい。
