佐分利信が出演・監督する映画 131作品

「ほんとうに男らしい男とは、かたわらに女がいる場合にだけ存在する。」 モ－ロア 西村寿行が原作のハ－ドボイルド小説の…

☆俺基準スコア：1.5 ☆Filmarks基準スコア：2.6 アメリカ人貿易商ハンスが都内ホテルで射殺された。凶…

人物探しの依頼を受けて岡山を訪れた金田一耕助（鹿賀丈史）は、旧知の磯川警部（室田日出男）と出会い、刑部島へ同行すること…

まさか金田一耕助の映画がジョンレノンの暗殺から始まるとは。 金田一耕助の映画は戦後すぐを描いたイメージが強いので、19…

こんなに長い映画だとは思わなかった。とにかく松坂慶子が脱ぐだけで観に行った気がするが、今見ると最後にちょこっと脱ぐだけ…

松坂慶子の喋り方ってほんといつも小さい男の子を諭すような喋り方よな、だから結構毎回同じような人柄になっちゃってて、かつ…

大滝秀治茹でタコのように真っ赤な顔で大激怒、そして爆死。 1980〜90年代のパニック映画は殆ど見てるつもりでしたが…

地震で首都が壊滅する話。 本作は1980年(昭和55)の製作。 神戸、東北、北海道、熊本...活動期に入っている日本列…

タイトルから想定された上質なミステリーとは違う……どろどろな愛憎ドラマが繰り広げられるも、昼ドラとしてもミステリーとし…

エラリー・クイーンのミステリー小説「災厄の町」の映画化。FODで視聴。 1970年代の邦画の探偵物と言えば、どうして…

佐分利信、大暴れ！！！ 見舞いに来た軍隊時代の後輩の腕を掴み、自分の胸を触らせ、「わしは負けんよ。」 自分の娘を日…

2017/7/21DVDで鑑賞 2022/10/21東映チャンネルで鑑賞 ロッキード事件を題材にした大作映画。 実…

鹿児島から出発する寝台列車さくら、 決起を企てる軍事クーデター うーん、 このよう…

１９７８年につくられた山本薩夫監督作品。現代の日本で自衛隊のクーデターが起こったらという構想のもと三無事件をモデルに描…

1978年　”事　件”　監督　野村芳太郎 　脚本　新藤兼人 原作は「野火」の大岡昇平の同名の小説で原作は未読だが。 …

いやあ、日本にこんなに面白い法廷ミステリー映画があったなんて知らなかった。 被害者は若い女性、ハツ子。犯人はハツ子の…

中島貞夫監督追悼鑑賞。 全国進出を狙った中島組の興亡を描いたシリーズ三部作の最終章。 東映の悪いクセで、シリーズが続…

＊追悼：中島貞夫 「二度とこんな茶番はやめるんだ。ヤクザになるのは医者になるほど楽じゃない」 右翼のフィクサ…

渋谷ユーロスペースにて鑑賞。 この映画、三越・東宝提携作品。 三越の岡田茂氏による「三越事件」のため、未ソフト化作品…

小林正樹監督 普通のOLが、ある絵画展で老紳士に出逢う。それから老紳士の愛人になり、心身ともに疲れはて、京都に逃避行…

監督・市川崑、主演・石坂浩二による「金田一耕助」シリーズ第3作目となる今作。 金田一耕助は戦友の死を伝える為に彼の郷…

"人間関係が複雑"でお馴染みの市川金田一ですがご多分に漏れず人間関係が複雑。一際複雑 一瞬、名前しか出てこない人間の子…

＊追悼：中島貞夫 昭和46年。関西最大の暴力団・中島組の組長である佐倉一誠が病気から復帰、盛大なパーティが開かれた…

松方さん追悼16本目です。いやはや、今回もまた色んな部分があの映画にそっくりで、詮索する楽しみだけは増えましたが、あま…

【和製ゴッドファーザー？🤷‍♂️】 この映画を観たのがビデオレンタルで１０代のとき。実は最初に観た東映やくざ映画は深…

飯干晃一の原作を映画化。 音楽といい、生首といい、明らかにマリオ・プーゾー原作、フランシス・コッポラ監督の『ゴッド・フ…

良心的過ぎて経営が傾いている精神病院に海外を渡り歩いた青年医師・竜野努（中村雅俊）が赴任してきた。 努は赴任早々にすで…

原田美枝子目当てで鑑賞。 のちに結婚する中村雅俊と五十嵐淳子が共演した青春もの。 一見昔の邦画らしい青春もののよう…

「化石」＠シネ・ヌーヴォ 小林正樹映画祭。 仕事一筋、一代で社員2000人の大企業を築き上げた男が、旅先のフランスで…

話自体はどーってことないのに（インテリがヨーロッパを放浪して自己省察するとこは吉田喜重の『さらば夏の光』を思い出させる…

「砂の器、すごくいいよ！」ってあちこちでオススメしときながら、実はまだレビューしてなかった私。 好きすぎて、うまくレビ…

たったひとりのあなたに向けて。 メロンの食べ方独特🤣🍈 喫茶店でのアイスの食べ方も🍨🤣 一瞬ひょっこり可愛らしい子猫…

3時間以上に及ぶ長時間の作品であるが、邦画の割にはテンポが良かった。 事業欲・野心に対して、人間性という表現を使って…

金融機関再編成時代、弱小都市銀行のオーナー親父が下克上を狙う悪だくみを始めて、みんな酷い目に遭う！ 　　　　　　※ …

傑作。人が土地に画面に根付いていく。 ただまず苦手だったところから挙げると、興奮しないカットが多かった（興奮するカッ…

熊井啓監督の社会派作品の中で、初々しい関根恵子の圧倒的な存在感が見られる傑作！ 冒頭から関根恵子は、大自然の中、素っ裸…

映画輸入会社の社長（佐田啓二）と、仕事に入れ込み自分に冷たい夫に不信感のようなものを抱くその妻（岡田茉莉子）。 倦怠期…

一年に一回は観たい「熱愛者」目当てだけど「渦」との二本立てありがとう新文芸坐。「あの人」て言うのもやめて！とブチギレる…

茶番続きで、原作のせいなのか、成澤の手によるというより、この頃か·少し後に始まるテレビ小説のテイストというのか、…

成沢脚本っぽくないけど「それぞれの場所で生きていても心は繋がってる」的な後半のシリアスさとちゃんと締めるところのそうで…

猟銃に始まり猟銃で〆る。 不倫からの不倫。 佐田啓二さま、乙羽信子さま、岡田茉莉子さま、山本富士子さまらのご出演、タ…

うぶな少女からすれっからしの女へとあっという間に変化する岡田茉莉子がやはり良い。表と裏、どちらも演じきれる巧みな役者。…

小津安二郎の作品は若い頃に何作か見たが、これは観ていなかった。色々見直したり、初めて見たり、マイペースで楽しみたいと思…

1960年　監督:小津安二郎 ●原節子（あきこ）、司葉子（あやこ） ●佐分利信（間宮）、中村信郎（田口）北竜二（平山）…

久しぶりの再鑑賞。 拍手。完璧。 何から何まで完全に小津安二郎の統制下にあって、観てて清々しく最高に心地良い。 世界で…

◎司葉子時分の花満開なれど原節子の美絶賛の巻 デジタル修復版（1960/2013年）による上映 ＊状態良好、カラーも…

汀の豪邸というだけで胸が高鳴る。水面を移す五所作品にハズレなし！愛を信じつつ全てを拒絶する氷のような鋭く冷たい牧紀子。…

牧紀子主演のメロドラマ、カラー作品 【あらすじ】 牧紀子はお嬢様、自然豊かな郊外の大きな洋館で暮らしています 家族構…

井上靖の小説「通夜の客」の映画化。 まさに日本的な物語のように思う。欧米だとフランスあたりには、こんなお話もありそうな…

久々に帰京した佐分利はハメを外してポックリ逝く。冒頭にある妻と愛人が邂逅する葬儀の場面で既にクライマックス！お銚子の林…

◎女手一つ大阪中の寄席を制覇 吉本せい一代記 1959年 129分 モノクロ 宝塚映画製作 東宝配給 シネマスコープ…

「どうすんだよぉ、トリスだよぉ！」 懐かしいCM。若宮大佑が職人の棟梁役で若いモンに説教してるヤツである。 そんな若…

　婚約を破棄するって大事なお話を友だちに代わりにお願いするってどういうことー🤣！いくら親友とはいえそれは代わりにしちゃ…

市川崑の若尾文子観る 若尾文子演じるカーデザイナー の和子には幼馴染の婚約者が居た が結婚へは踏み切れず 市川崑版…

1959年　原作は伊藤正。「最高殊勲夫人」のコンビ・白坂依志夫と増村保造がそれぞれ脚色・監督を担当している。 　 　ク…

企業の雇われ化学者の男(佐分利信)は画期的な接着剤を開発して認められ出世をし重役になり羽振りが良くなる。それを境に彼の…

選挙を通じて「家族」を見つめなおすホームドラマ 観てから大分経つのでいい加減記録つけたいのですが、個人的に松竹作品は…

関西方面で画家やってる佐田啓二、妻に優しくまわりもさりげない気遣い、ここぞという時にはビリッとキメる佐田啓二とことん最…

名前を列挙するのも大変なくらいスターが入り乱れててんやわんや。でもバタバタというのではなくて軽快で、ほんとに見てて楽し…

三千本記念作品。高峰三枝子綺麗だなぁ〜…。年取ってさらに色気が増し、魅惑的になった。 一方歳取ったな〜、水戸光子…おば…

◎極上コメディで縁取る強権家父長と娘の結婚 デジタル修復版（1958/2013年）による上映 ＊状態は頗る良好、セピ…

1958年　監督:小津安二郎　脚本:小津安二郎、野田高悟 ●佐分利信（平山）●田中絹代（平山の妻） ●有馬稲子（セツコ…

【半世紀前も今も変わらず】 専業主婦の妻が、仕事一筋で家庭をかえりみない夫に不満を抱き、年下の学生との不倫に走ったあ…

ハーレクインロマンス的脚本（原作有）で、山本富士子のための映画だが、本人もやりたくてやってるわけじゃなさそうという、い…

2022年 鑑賞 22-306-33 BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて ※デジタル修復版 里見弴先生の同名小説を原…

此岸から視た、子の成長。 もう、画がバチバチに、且つ慎ましくキまつてゐる。 日本家屋の間（ま）。其処に佇む人。風景…