JTKの映画メモさんの映画レビュー・感想・評価

JTKの映画メモ

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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

4.0

自分が観てきたイギリス映画の多くは、アメリカ産娯楽映画の躁的で非現実的なそれと違って、等身大なところが好ましいところ。
普通の庶民の生活や心が垣間見える。
この映画も実話だそうな。
ハートウォームでク
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ジョン・レノン 失われた週末(2022年製作の映画)

5.0

感無量。
ヨーコがメイ・パンをジョンにあてがったのはジョン(とヨーコ)にとって最善のプランだったとわしは思う。
以上。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.0

へー。やはり映画は前情報ゼロの方が楽しめる。
こういう映画だとは、ね。
ラストでは銃規制の問題に重きを置いたテイにも見えるが、その実、陰惨な流血シーンの無い事件前の事実を淡々と描いてるだけで後はまかせ
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季節のはざまで デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

5.0

ダニエル・シュミット作品は、ここの映画館(現ナゴヤキネマ・ノイ、旧名古屋シネマテーク)で初期の数本と、最後に「デ・ジャ・ヴュ」を観てて、「デ・ジャ・ヴュ」では殆どないことなんだけど、終始寝てもうた(苦>>続きを読む

花腐し(2023年製作の映画)

2.0

古臭くて暗くて長い。
昭和のおっさんの郷愁には付き合えん。わしも昭和のおっさんだけど(苦笑)。

バービー(2023年製作の映画)

2.0

つまらん上に生き様指南的な押し付けがましさもあってめちゃ長く感じた。
マーゴット・ロビーのヴィジュアルなかったら観るのやめてた。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

鬼太郎は幼児のころから共におる原体験みたいなもんだし、脚本も見事だったし、かなり良かったよ。
あのメロディだけでも琴線に触れるとこあるでな。
鬼太郎の物語も50年以上も語り継がれとるわけだろ。大したも
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.0

ゲリラ民兵が支配する無法地帯の小島に凶悪犯を乗せた飛行機が不時着。面白そー。
ほんで機長がジェラルド・バトラーとな。
飛行機に乗っとる凶悪犯が善人面しとる時点で先が見えたんだが、なかなか面白かったわ。
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

2.5

無駄に長い。つまらん。
ジェームス・ボンドみたくイーサン・ハントも世代交代していかんとアクション含め全てが嘘っぽくご都合主義に見えてくる。

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

漫画みたいで過不足なく面白かった。
軽妙なエンタメとして結構ハイレベル。
シリーズ化しても観てみたい。

ケイン号の叛乱(1954年製作の映画)

4.0

キザでダンディなイメージのハンフリー・ボガードがポンコツあたおか艦長を好演。
微笑ましい模型丸出しの海上シーンを経て後半は法廷劇へ。
「お互い助け合ったら丸く収まる」的な教訓を残し、なんとなく爽やかに
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

面白かった。娯楽映画のお手本みたい。
トレーナーのジャックがひたすら魅力的で、あのキャラはあの風体でこそ。
師弟ってのは映画になるな。黒澤みたく。

弾丸を噛め(1975年製作の映画)

3.0

こんだけキャスト豪華なら、まーちーと面白くてもええんでないか。
悪くはないが。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

ドロドロしてなくてなかなか面白かったよ。
「うそぉーおん」笑った。

バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.5

子供たちみんな良かった。
その辺上手いな、荻上監督。

トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

4.5

「オルエットの方へ」のおっさん版か。(笑)
いやあ、良かったー。
2時間半?ぜーんぜんそんな長く感じんかったわー。
まあ、わしの好みとしては女の子たちの瑞々しくも姦しい「オルエットの方へ」や「アデュー
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湯道(2023年製作の映画)

4.0

すべてがステレオタイプなんだけど、多幸感溢れてて良かったよ。
多様なキャストも楽しめた。
ちょっとスコア高めにしといた。

正欲(2023年製作の映画)

4.0

あんな可愛いガッキーが、心が片輪役だもんで冒頭は全然可愛くなかったんだが、磯村勇斗と暮らすようになったあたりからだんだん可愛くなってくるんだな。役者凄えわ。
普通の人側の吾郎ちゃんの役柄が典型的すぎて
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モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

4.0

くだらなくて良き。
やはり真剣に巫山戯んとな。
ジョージもエグゼクティブプロデューサーに名を連ねてたがジョージの映画会社で作ったやつなのかね。
デカチンのとこは笑った。
どもりとかクルクルパーのとこも
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ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

1.5

公開時以来の鑑賞。
女の子が実験台の上で股開くシーン以外は全く忘れとった。
黒沢清は大好きな監督の1人だが、昔はこんなゴダール擬きの映画撮ってたんか。ちいともオモロなかった。ゴダール大嫌いだし。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃ良かった。オモロかった。
振り幅広いわ、山下敦弘監督。
コメディも出色の出来栄え。

楢山節考(1958年製作の映画)

4.0

一部のフェリーニ作品の如く敢えてのオールセット撮影、及び歌舞伎の舞台様式や、シーンをなぞるような義太夫と長唄が、極めてユニークな映画的効果となっていた。
ストーリーは悲惨すぎて好みではないが、流石木下
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残菊物語(1939年製作の映画)

4.5

ダイナミック。
同時代で言うと、黒澤の男性的で明快なダイナミズムとは違った、繊細で静謐なダイナミズムと言うべきか。
半分くらい何言っとるかわからんかったが、映画は画で観せる、画で物語る、優れた映画のお
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野菊の如き君なりき(1955年製作の映画)

5.0

典型的ベタな悲恋物語が何でこうも沁み渡るのか。
木下恵介の凄まじい映画力。
映画ファンを自認しながら今まで観てなかったことを恥じたくらい、映画中の映画。生きてるうちに観れて良かった。
浦辺粂子の役柄や
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破れ太鼓(1949年製作の映画)

3.5

家父長人情コメディ。
オモロかった。
親父の手の動きはヒトラーのアレなんだな。キューブリックより早いがや。

喜びも悲しみも幾歳月(1957年製作の映画)

4.0

タイトル通りの名作。
昭和7年から32年までの灯台守夫婦の25年間を描く。
さすが木下恵介。2時間40分に過不足なく収まっていた。

秋日和 ニューデジタルリマスター(1960年製作の映画)

5.0

久しぶりの再鑑賞。
拍手。完璧。
何から何まで完全に小津安二郎の統制下にあって、観てて清々しく最高に心地良い。
世界での評価は「東京物語」の方が高いってのは客観的にわかるが、わしはこのくらい軽くてユー
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.5

西野七瀬目当てに鑑賞。
中条あやみ、堀田真由も含めて眼福以外に得るものなし。
それにしても中条あやみの顔の小ささには驚く。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.0

2回目鑑賞。
そうそう。このくらいの軽さが小津安二郎。そういった意味で、やはり「東京物語」は硬質で研ぎ澄まされた突出した傑作で、ある意味異質であり本質なんだな。
昨日「東京物語」を観たばかりなんで正直
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はじまりのみち(2013年製作の映画)

4.5

日本の宝、天才監督木下恵介の若き日の数日が丁寧に丁寧に綴られていた。敬意と誠意が伝わった。
諸々いい意味で凡庸だし、劇中20分位は木下恵介の名作ダイジェストが流れるので木下恵介のPR映画とも言えるが、
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