母と娘の作品情報・感想・評価

母と娘1961年製作の映画)

製作国:

3.7

『母と娘』に投稿された感想・評価

csm

csmの感想・評価

4.0

大磯ロングビーチで出会った佐野周二オジサマの車乗ってそのまま銀座で乾杯鰐淵。酔っ払ってご機嫌で帰って父佐分利に苦い顔されながら額縁の裏に隠してる煙草、粂子ばあやにバレそうになって布団の中モクモク。最…

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ロボトミー手術してくれーってお願いしたくなるほど自分本位のオボコ鰐淵、バッグに名札つけてる鰐淵、そしてまたも母性ほったらかしの夢路。あんたらやっぱし母と娘。30万円と28万4千円。佐々木功(役名はゴ…

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娘が父の大金を別れた母に勝手に渡すくだりは、これが悪意からの復讐だったらどうしようと勝手にドキドキしてしまった。母と娘の邂逅、雪解けまでの90分弱。二人の距離が縮まるくだりのフィルムが欠けているので…

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teru1962

teru1962の感想・評価

3.7
意外と川頭義郎が好きなんだと確認。木下恵介の様な不穏な感じはない。ありきたりでもない。この映画はお金が第二テーマ。それぞれの立場が戦後の匂いがあり、厚みが出てる。
tunic

tunicの感想・評価

5.0

月丘夢路が金勘定する手つき、ぐっとハイボールを飲み干し氷で首元を冷やす姿に見惚れる。さすが女のプロ。それぞれが幸せであれば一緒に暮らさなくてもいい。とっておきのお酒で乾杯する母と娘。金がつなぐ縁とい…

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茶番続きで、原作のせいなのか、成澤の手によるというより、この頃か·少し後に始まるテレビ小説のテイストというのか、受皿が安定してるので、ドラマやその葛藤など二の次の、むしろ形に成っていない、現代…

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脚本家、成澤昌茂追悼特集で鑑賞。1960年頃の江ノ島の見える海岸線から大磯ロングビーチ、銀座、日比谷公園、皇居前など、モノクロで楽しめました。

ばあや付き(浦辺粂子さん最高!)のお嬢さま、天真爛漫…

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 鰐淵晴子!!!! この鰐淵晴子はすごいです。ミリキ(魅力)がありすぎる。天下一カワイイ武闘会があったら優勝狙えるだろ、ふざけやがってこの野郎……とにかく鰐淵晴子に尽きる映画で、なんならキャラクター…

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mingo

mingoの感想・評価

3.9

成沢脚本っぽくないけど「それぞれの場所で生きていても心は繋がってる」的な後半のシリアスさとちゃんと締めるところのそうでないところのメリハリが成沢節かな、川頭義郎の映画にちゃんとなってて愉しかった。台…

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ぴよ

ぴよの感想・評価

-
すべてセリフで進めてしまう。シチュエーションだけがある感じ。すれ違いコメディとしては幾許かの面白味がある。

『花札渡世』を先に観てると鰐淵晴子のギャップで楽しめる。月丘夢路の所作が美しい。

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