罪の天使たちの作品情報・感想・評価

『罪の天使たち』に投稿された感想・評価

thorn

thornの感想・評価

4.3

信仰の無力さと、それでも他人を信じて愛する大切さを語る。最後にシスターとしての顔は剥奪され、ただの人間としての存在がそれぞれに浮き上がる様が美しい。古い、遠い国で距離が隔たってるにも関わらず、テーマ…

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leyla

leylaの感想・評価

3.9

『魂のゆくえ』の流れから『田舎司祭の日記』を再鑑賞するつもりが、思いがけず見つけました。

ブレッソン監督の長編デビュー作。

ほとんど修道院内の描写だけれど、修道服の女性たちが並ぶ端正な構図に引き…

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村田

村田の感想・評価

3.5
🎞罪人を導きたい修道女の熱意に辟易する
👍院内で目覚める場面に流れるエモい劇伴
👎装束が外見的特徴を覆うので誰が誰だか
SN

SNの感想・評価

3.6
ドリー撮影が多かった。

お節介はいつだって人を傷つける。
人間って本当めんどくさい。

ラストカットはやはり今後を予見させる美しさがあった。

女子修道院という禁欲的な世界において「愛」が多層的な意味を呈する。表面上は無償の奉仕という院内のシスター/姉妹愛に落ち着けられるが、心の奥深くに根を張る執着心は他ならぬ性愛である。
ブレッソンのシネ…

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ghnmr

ghnmrの感想・評価

3.6

・初期ブレッソンにしては構図などかなり決まっていた
・ラストシーンの流れが素晴らしい
・ブレッソンに特徴的な手の演技が今作では衣装の関係上難しい分、かなり対象に寄ったショットが多い
・なぜこんな簡潔…

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D

Dの感想・評価

-

「罪の天使たち」は、【メルヴィルvsブレッソン】映画監督のおすすめ10作品を紹介に選んだひとつ。

レビューはこちら↓
https://narcos.hatenablog.com/entry/mel…

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ロベール・ブレッソン監督『罪の天使たち』(1943) DVDにて鑑賞。

ブレッソンの初長篇監督作。

ブルジョアのアンヌ・マリーが元受刑者のテレーズと同じ修道院という領域で、心を通わせようとするが…

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YAZ

YAZの感想・評価

4.5

ロベール・ブレッソンの長篇
デビュー作観る

元受刑者も受け入れるドミニコ会
女子修道院内の話で院内の雰囲気
は概ね忠実に再現したつもりとの
但し書きアリ

プロの役者使ってるせいか後の聖
なる世界…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

オルト演じる冤罪の女が釈放の日に情夫を撃つ。扉が開き腰撃ちで殺すシーンは切り返されず彼女の茫然とした顔のみが映る。留置所ではオルトの声のみが大きく反響する。銃砲店では店主の手のみで登場。ラストの手錠…

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