ジャンヌ・ダルク裁判の作品情報・感想・評価

ジャンヌ・ダルク裁判1962年製作の映画)

LE PROCES DE JEANNE D'ARC

製作国:

上映時間:65分

ジャンル:

3.8

『ジャンヌ・ダルク裁判』に投稿された感想・評価

大学生の時、井上くんからブレッソンのDVDボックスを借りて、これから観たのがいけなかった。
今の自分はどう思うのかわからないけど、20歳の自分には分からなかった。

そのせいで他の作品に手が伸びず、…

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ブレッソンは好きだが、これに関しては『裁かるゝジャンヌ』の方に軍配が上がる
人物の表情をカットバックで映す会話劇は『たぶん悪魔が』『白夜』同様、ブレッソンとは相性が悪い
ただ、弁護人のハンドサインな…

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ジャンヌ・ダルクものは網羅しておこうかなシリーズ。冷徹な視点というか、視点そのものの映画というか。「裁かるる」の顔面クローズアップ劇とは違う突き放しが、見せ物としての聖者に対する火刑の残酷さと普遍性…

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yuri

yuriの感想・評価

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淡々と進む裁判、はじめから希望は何もなく、ただ足と手元が生きてすべてを話しているようだった
足元が印象的

群衆の殺せの声

神を信じ続けるジャンヌの信仰心

深いものがある

1431.5.30死亡,復権裁判証言,裁判長コション,三千人処刑要求,シャリテルワール攻撃命令,処女嘘決め付け,鎖二重,復活祭ミサ懇願,女モノ服拒否,寝込み,王異端者,有罪宣告,教皇判決依頼,火刑拒…

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高野順

高野順の感想・評価

4.2
足元、扉、音。
これだけ様々な制約がある内容でグルーヴを持続させたことに圧巻。
ドライヤーと違って淡々と描いてるなー。
史実やでてくる言葉のインプットがなされてないので理解が難しい。
せいけ

せいけの感想・評価

4.0

裁かるるジャンヌと同じ題材、展開だけどドライヤーとブレッソンの演出の違いが際立って面白い。悲劇性を強調するドライヤーと淡々とフラットに描くブレッソン。
感情もカメラもフラットにすることで歪さ異常さが…

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このレビューはネタバレを含みます

淡々と裁判が描かれる。
ジャンヌダルクの裁判ってこうやって進んだのかと勉強になった。
意外としっかり証言を聞いていたんだなと感じた。

リーフレットによると、この監督はフレームの中になるべく複数人を…

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