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罪の天使たちのthornのレビュー・感想・評価

罪の天使たち(1943年製作の映画)
4.3
信仰の無力さと、それでも他人を信じて愛する大切さを語る。最後にシスターとしての顔は剥奪され、ただの人間としての存在がそれぞれに浮き上がる様が美しい。古い、遠い国で距離が隔たってるにも関わらず、テーマがとても普遍的だと感じた。頭のいい人に解説してもらいながら観てみたいと思いました。女性映画の傑作です。職業人と素の顔の対比に小津との共通点を見ます。
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