『バルタザールどこへ行く』や『少女ムシェット』のように、この作品も「罪なき魂」をテーマにしたものであろう。
罪深き者に寄り添う、ま白き心のアン・マリー。
聖書でも、群れの羊の中で一匹だけいなくな…
ロベール・ブレッソンの長編処女作。19世紀ドミニコ会士神父が創設したベタニー修道会に言及した「監獄のドミニコ修道女」という書物から着想を得た作品であり、ナチスドイツ占領下のフランスて…
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過ぎたるは及ばざるが如し。
罪人であろうと無かろうと、
神の前ではみな平等であるし、
まして自分が導こうなど思い上がりも甚だしいのである。
訓戒にも耳を貸さず、
直言に憤怒し「あなたたちにはわか…
毎度の事ながら、またかよってレベルで宗教映画見まくっててゴメンよ笑
これはね~なかなか見応えあったし面白かったよん♡
とある修道院が舞台の話なんだけど、メインどころは2人の修道女さんかな
1人…
ブレッソンの長編デビュー作
無駄を極力削った後期の作品ほどではないけどもうこの時点で既に洗練されてる
人を救うのはいつだって人
真面目に生きる人が損をして不真面目にずる賢く生きてる人が得をするのが修…
中期以降のブレッソンは崩壊ギリギリのジェンガくらい描写削ぎ落としてくるけど、初期は「無駄がなくて良い」くらいだな
哲学って単体で取り組むと鉄の棒噛むみたいで歯ごたえはあるのに徒労感しか生まない感じ…
「罪の天使たち」
冒頭、ここはドミニコ会の修道院。鐘の音が鳴る。修道女の祈り、慈悲、ブルジョワのマリー、元受刑者のテレーズ 、銃殺、反抗、朗読、罰。今、2人の女の葛藤が描かれる…本作はロベールブレ…