罪の天使たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『罪の天使たち』に投稿された感想・評価

yz

yzの感想・評価

3.8
共同体が持つ排除性、宗教なのでそれはより強くなる。その中にある葛藤と関係性。その人が心からの感情を大事にした他者との繋がりだけが輝く。終盤の美しさよ。
Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

4.5

元受刑者を受け入れる修道女会に、不幸にいる人を救おうと崇高な志を掲げて入会するアンヌ・マリー。
刑務所に訪問した際、問題児のテレーズを気にかけ、入会を勧める。。

清廉とはおよそかけ離れている。
な…

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てつじ

てつじの感想・評価

3.5

ロベール・ブレッソン監督長編デビュー作。プロの役者を使い、少し邪魔な位劇伴を使用する。静謐で禁欲的な修道女の世界に、世俗の闇を静かに潜ませていく突き離した空気の澱ませ方はブレッソンらしい冷徹な演出だ…

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thorn

thornの感想・評価

4.3

信仰の無力さと、それでも他人を信じて愛する大切さを語る。最後にシスターとしての顔は剥奪され、ただの人間としての存在がそれぞれに浮き上がる様が美しい。古い、遠い国で距離が隔たってるにも関わらず、テーマ…

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leyla

leylaの感想・評価

3.9

『魂のゆくえ』の流れから『田舎司祭の日記』を再鑑賞するつもりが、思いがけず見つけました。

ブレッソン監督の長編デビュー作。

ほとんど修道院内の描写だけれど、修道服の女性たちが並ぶ端正な構図に引き…

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村田

村田の感想・評価

3.5
🎞罪人を導きたい修道女の熱意に辟易する
👍院内で目覚める場面に流れるエモい劇伴
👎装束が外見的特徴を覆うので誰が誰だか
SN

SNの感想・評価

3.6
ドリー撮影が多かった。

お節介はいつだって人を傷つける。
人間って本当めんどくさい。

ラストカットはやはり今後を予見させる美しさがあった。

女子修道院という禁欲的な世界において「愛」が多層的な意味を呈する。表面上は無償の奉仕という院内のシスター/姉妹愛に落ち着けられるが、心の奥深くに根を張る執着心は他ならぬ性愛である。
ブレッソンのシネ…

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ghnmr

ghnmrの感想・評価

3.6

・初期ブレッソンにしては構図などかなり決まっていた
・ラストシーンの流れが素晴らしい
・ブレッソンに特徴的な手の演技が今作では衣装の関係上難しい分、かなり対象に寄ったショットが多い
・なぜこんな簡潔…

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D

Dの感想・評価

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「罪の天使たち」は、【メルヴィルvsブレッソン】映画監督のおすすめ10作品を紹介に選んだひとつ。

レビューはこちら↓
https://narcos.hatenablog.com/entry/mel…

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