ghnmrさんの映画レビュー・感想・評価

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殺し屋ネルソン(1957年製作の映画)

4.7

・ハッピーエンドなどあり得ない、逃れようもない主人公の死までの映画。
すべてが悲劇的な結末を予感させ、最後のラストシーンが素晴らしい。
・車の疾走感、ここまで躍動する車は見たことない
・ネルソンのコン
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男女の戦(1928年製作の映画)

3.2

自殺しようとする妻の上からのカットと
娘がカーテンの奥に隠れるカットがよい

ドリーの冒険(1908年製作の映画)

3.5

映画の最小単位
追走劇など、制限はある中、ここまでスピード感を出せるのはすごい。

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

4.5

エリック・ドルフィー出演
13:30〜
51:10〜
圧倒的異色な音色に度肝抜かれた。
あまりにもこの映像の趣旨(過去の全盛期ジャズの回顧)にあまりにもそぐわない為か、めちゃくちゃ短い。

理由なき反抗(1955年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

プラネタリウムのシーンのドリー効果はよい。
結局母親のせい?解決しない問題?の曖昧さが逆に良くない。もう少し突っ込んで欲しさはある。結局家父長的な結論なのは時代のアメリカ映画の限界なのかも。
プラトー
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彼奴(きやつ)は顔役だ!(1939年製作の映画)

3.0

ラストシーン含め、『殺し屋ネルソン』とかなり類似。ドン・シーゲルが意識したのか、ギャング映画の一つの文法なのか。
不穏な空気が漂う後半にテンポが緩やかになりとなり、ゆっくりと破滅へ向かってゆく。

早すぎる、遅すぎる、(1982年製作の映画)

3.5

「観る」ことをここまで意識的に強制させる映画はないと思う。私達は何を観させられて、そこに何を見るべきなのか。みるという行為が、映画という形式の中をはじめ、これまでどれまで無自覚に行われてきたかを、意識>>続きを読む