「Sharper: 巧みに騙す人」というタイトルの意味が表示され、ニューヨークの古書店のオーナーのトム(ジャスティス・スミス)と、そこに来たサンドラ(ブリアナ・ミドルトン)との出会いから始まるサスペン>>続きを読む
画期的な「究極の繊維」を開発するため周囲を巻き込みながら研究に取り組む異端児の研究者シド(アレック・ギネス)の一騒動。
クビにはなるものの、こっそり研究&研究費も使い込めちゃうユルい研究所。奇妙なリ>>続きを読む
フランスの女性監督ジュスティーヌ・トリエによるカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。
人里離れた雪山の山荘で、作家夫妻のサミュエルとサンドラ、視覚障害のある息子ダニエルの3人が暮らしている。
訪れた女>>続きを読む
中国の女性監督リリー・ニーの初長編作。
14歳のシナンは、PCでオンラインゲームや、近所の店のおっちゃんからポルノ雑誌「真男大(=Real Man)」を買ってオナってる、学校ではいじめられがちな男の子>>続きを読む
ノルウェー映画『シック・オブ・マイセルフ』のクリストファー・ボルグリ脚本/監督によるニコケイ主演の新作。
A24制作/配給。
アリ・アスターやニコケイ他がプロデューサーに名を連ねてます。
生物学教授>>続きを読む
西オーストラリアの美しい海(湾)を一望する家で、海と共に暮らす母娘。
無秩序な開発から海を守るため環境活動家となり海洋保護区をつくった母ドラと(ラダ・ミッチェル)、海洋生物学者となった娘アビー(ミア・>>続きを読む
1956年のシカゴでスーツの仕立て屋を営むカッター(裁断士) レオナルド(マーク・ライアンス)を主人公とするサイコクライムスリラー。
受付嬢メイブル(ゾーイ・ドゥイッチ)と二人で営む小さな店には、地>>続きを読む
フランスの国家的スキャンダルを捉えた著作『La Syndicaliste(組合活動家)』を基とする社会派サスペンス。
原子力企業アレバ社の労働組合代表モーリーン・カーニー(イザベル・ユペール)が、新>>続きを読む
ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア共演のトッド・ヘインズの新作。
女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)が、新作映画で演じるグレイシー(ジュリアン・ムーア)という女性を深く知るため自宅を訪れ>>続きを読む
アキ・カウリスマキの約4分の短編(MV)
1994年、パリの夜。
レニングラード・カウボーイズが「Those Were the Days(悲しき天使)」を演奏する店の入口で、ロバを連れた男がいきなりシ>>続きを読む
アキ・カウリスマキの約5分の短編。
ポルトガルの北西端、ジェレス国立公園内にある深い山に囲まれた小さな村・Bicoの冬。
1970年代に電気が通り、10年後には多くの若者が村を去り、残ったのは老人と牛>>続きを読む
アキ・カウリスマキの約3分の短編。
Valimo(鋳物工場)で働く5人。正午になり揃って階段を上り、ミニ映画館仕立ての映写室へ。チケット売る女性ともぎりのおっちゃんが、いつもの目線でいるのが可笑しい。>>続きを読む
『あの頃、君を追いかけた』の台湾の監督ギデンズ・コーのNetflix新作。
雨の夜、一人残ってカットの練習をしていた見習い美容師フェンが勤めるヘアサロンに、怪我を負ったヤクザ(タイ)が突然逃げ込んで>>続きを読む
エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラが1985年に出版した回顧録『Elvis and Me』を基に、プリシラも脚本に参加した、プリシラの視点で描かれる彼女とエルヴィスの物語。A24配給。
1959年>>続きを読む
娼婦の世界を実際に体験すべく、地元の娼館で2年間娼婦として働いた経験を元に書かれたフランスの作家エマ・ベッケルの小説『La Maison』の映画化。
小説は、その大胆すぎる取材方法にフェミニストから激>>続きを読む
『ゴッズ・クリーチャー』のアンナ・ローズ・ホルマー監督の長編デビュー作。
地元のコミュニティセンター(リクリエーションセンター)で、兄と一緒にボクシングジムでトレーニングしたり雑用したりしている11>>続きを読む
アメリカが生んだ20世紀を代表する大指揮者/作曲家レナード・バーンスタインとその妻・女優のフェリシア・モンテアレグレの物語。
クラシックに疎いので、レナード・バーンスタインも名前を知っている程度です>>続きを読む
陰鬱さ、閉塞感が漂うアイルランドの小さな漁村。
男たちが漁に出て、女性たちは水産加工場で働いている。
水産加工場で働くアイリーン(エミリー・ワトソン)の家族は、夫コン、要介護の義父パディ、娘エリンと>>続きを読む
「プロミシング・ヤング・ウーマン」で注目を集めたエメラルド・フェネルの長編監督第2作。
オックスフォード大学に入学したオリヴァー(バリー・コーガン)は、多くの上流階級の学生たちに溶け込むのに苦労するが>>続きを読む
無口なトイレ清掃員 平山(役所広司)の繰り返される毎日の中でのささやかな喜びや哀しみが尊い作品でした。
朝食代わりの缶コーヒーBOSS
昼食のサンドイッチと牛乳といつもいる孤独なOLさん
寝る前に読>>続きを読む
2023〜2024に行われているテイラー・スウィフトの「The Eras Tour」。
2023年8月、7万人を超える観客を集めたロサンゼルスのSoFiスタジアムで行われたライブを堪能する3時間。
耳>>続きを読む
マリアという回復が難しい患者を担当する精神科医のエニー(リヴ・ウルマン)の物語。
原題(英題)『Face to face』通り、次第に精神を病んでいく彼女が過去のトラウマ(祖母や両親との関係)と自己の>>続きを読む
パキスタン出身のシェカール・カプール監督作。
ドキュメンタリー映画作家のゾーイ(リリー・ジェームズ)は、陽気な母キャス(エマ・トンプソン)と共に久しぶりに再会した隣家の幼馴染で医師のカズ(シャザド・ラ>>続きを読む
交通事故で愛する父を突然亡くした17歳の高校生リュカの喪失感の物語。
原題は『Le lycéen(高校生)』
クリストフ・オノレ監督の半自伝的作品とのことで、監督がリュカの父役で出てきます。
うーん>>続きを読む
元バレーボール選手でオリンピック出場経歴を持つ黒人女性サバナ・リーフの長編監督デビュー作。A24作品。素晴らしかった。
写真スタジオで働きながら、幼い娘と息子を取り戻すべく、薬物更生プログラムに参加>>続きを読む
引退宣言から6年、しれっと復活してくれたアキ・カウリスマキ監督。
いつも通り最低限のセリフ、ほぼ無表情な登場人物のまなざしや微細な表情の変化、ミニマルなインテリア、散りばめられた可笑しみ要素。
ラジオ>>続きを読む
1945年8月、終戦間近の旧満州のソ連国境付近。
コンクリートで固められた狭いトーチカ陣地を死守する5人の守備兵の物語。
酒で気合を入れるベテランの班長・山根(三橋達也)、朴訥とした射手の上等兵・渡>>続きを読む
1920年代にオクラホマ州で発生した、先住民のオセージ族 連続殺人事件について書かれた2017年のノンフィクション『Killers of the Flower Moon:The Osage Murde>>続きを読む
ウディ・アレンの長編デビューは、こんなフザケた作品だったんですね〜。
谷口千吉監督の1965年作『国際秘密警察 鍵の鍵』をAmerican International Picturesが買い取ったよう>>続きを読む
世界各地で起こった地盤隆起による大災害(というより地球全滅レベル)で壊滅したソウルで、唯一崩落を逃れた1棟のアパートの居住者たちと、そこに集まってきた居住者以外の生存者たち。
極限状況・生存の危機に置>>続きを読む
クォン・サンウ主演の笑えて泣けるクリスマスシーズンにぴったりのハートフルコメディ。
超人気俳優でやりたい放題、華やかなシングルライフを満喫していたパク・ガン(クォン・サンウ)は、最優秀主演男優賞を受賞>>続きを読む
同名の小説が原作の、ジュリア・ロバーツが出演&プロデュースに名を連ねるスリラー。
これはハマりました。
突然、週末を家族で過ごすためロングアイランドに別荘を借りたと夫クレイ(イーサン・ホーク)に告げ>>続きを読む
サンローランのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロが立ち上げたサンローラン・プロダクション制作によるペドロ・アルモドバルの短編西部劇。
タイトルは冒頭で流れるブラジルの歌手カエターノ>>続きを読む
1645年、朝鮮王朝時代の第16代国王・仁祖の元に、人質として清に8年間抑留されていた長男の昭顕世子が帰国するが、2人の関係は急速に悪化。昭顕世子は2ヶ月後に急死する。
「仁祖実録」に残されたこの“怪>>続きを読む
2015年11月13日に起こったパリ同時多発テロで、バタクラン・コンサートホールに行っていた最愛の妻エレーヌを突然失い、生後17ヶ月の息子メルヴィルと2人で生きることとなったジャーナリストのアントワー>>続きを読む
職業高校に通うダンス好きなソヒが、担任から斡旋されたのは、大手通信会社の下請けコールセンターのインターン。
そこは、解約を求める顧客からの電話を受け、あの手この手で解約を阻止する仕事で、日々顧客から罵>>続きを読む