アメリカが生んだ20世紀を代表する大指揮者/作曲家レナード・バーンスタインとその妻・女優のフェリシア・モンテアレグレの物語。
クラシックに疎いので、レナード・バーンスタインも名前を知っている程度ですが、監督/レナード役ブラッドリー・クーパーはカズ・ヒロさんの特殊メイクで特に後半はかなりそっくりな感じですね。
約6分のワンテイクという、教会での渾身の指揮シーン以降は良かったんですが、前半のモノクロの過去パートが浅すぎるためか、いまひとつ感情移入できないままでした。
フェリシア役のキャリー・マリガンも名演でしたが、この二人がどうもしっくりこず、他のキャスティングで観たかったような気も。
相当のヘビースモーカーだったようですが、ブラッドリー・クーパーの手からほぼタバコが離れないので、実際の妻や子供たちの受動喫煙の害が心配になるレベルでした。
