無垢で、気前が良くて、強くて、素直で、優しくて、前向きで、人情があって、意思を貫く誠実な男。そういう無法松みたいな男でありたい。
本当に強い男は、たとえどんな事があっても愛する人の幸せを願える男だと…
「吉岡さん、と呼んでください」って、デコちゃんのセリフは衝撃的。
豪放磊落な無法松のキャラは阪妻にぴったりだったが、三船敏郎も負けず劣らず似合っていた。デコちゃんはじめ、芥川比呂志、田中春男、笠智…
アグファカラーの発色が綺麗。
この映画の一番の売りはこれだと思う。
凝ったカメラワークを多く施していたけれど、被写体より先行している予定調和なカメラでそちらはあまり好きではなかった。
ネガ反転を…
こういう話に弱い。
最後は泣けた。
話の筋は全然違うけど、心にずしんと残る切ない感じが「ごんぎつね」とかそういう系。
運動会のシーンが3人とも笑顔で楽しそうなのにすごく切なかった。
胸がギュッとな…
このレビューはネタバレを含みます
小倉で人力車の車夫を務める松五郎。喧嘩っ早いが男気がある地元の有名人。ある日、木から落ちた子供を助けたことが縁で吉岡家と懇意になる。ご主人にも気に入られ家にも出入りするように。しかしご主人は突然亡く…
>>続きを読むなぜか阪東妻三郎のオリジナル版より先に観た三船バージョンの『無法松』。稲垣浩も戦後、ヴェネチアで金獅子取ってウハウハだった事だろう。(黒澤明並みの巨匠にはなれなかったが)
カラー映像が綺麗。さすが…
このレビューはネタバレを含みます
何度も映画化やテレビドラマ化された超有名作だが今回通しで初めて見た。三船敏郎の松五郎は「七人の侍」の菊千代が明治の世に転生したかのような趣。無骨者とは少し違ってバカ正直で切符がよく人情味が厚く吉岡家…
>>続きを読むレ・ミゼラブルにも共通するテーマになるが、愛を与える側の人間は報われることがないけれど、それは惨めなことじゃなくて、人として美しく生きることができたという貴さを描いた作品だと思う。
三船敏郎の演技も…
めっちゃくちゃ良い映画なのは完全同意。音楽良かったし、映像も良かった。ほんと文句なし。なんだが、、、、、
ただ、こういう感情を揺さぶられる系の映画、しんどくて苦手なんだよな、、(個人的な問題)
前半…