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無法松の一生のneohetareのレビュー・感想・評価

無法松の一生(1958年製作の映画)
3.5
アグファカラーの発色が綺麗。
この映画の一番の売りはこれだと思う。

凝ったカメラワークを多く施していたけれど、被写体より先行している予定調和なカメラでそちらはあまり好きではなかった。

ネガ反転を使った走馬灯シーンは面白かった。

高峰秀子さん繋がりで観ました。
三船敏郎や笠智衆など名優揃いなのだけれど自分には皆角が取れて丸くなってしまっているように見えて、楽しめつつも毒気不足に感じました。
小津黒澤成瀬映画のアクの強さに慣れ過ぎてしまったっぽい…。
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