[ベロッキオ、双子の弟に向き合う] 70点
マルコ・ベロッキオが自身の家族を撮ったドキュメンタリー。彼が29歳のときに亡くした双子の弟カミッロについて、生き残った家族たちが思い返すという内容。才能…
イタリア版DVD。23-163。ベロッキオの映画はそのほとんどが告解だ。そうは思っていたけれど、神父とベロッキオの対話を聞きながら、あらためてそうだと確信した。
この映画もまた告解だ。告解は作品に…
このレビューはネタバレを含みます
監督自身の死んだ双子の弟の話を家族会議で探っていくドキュメンタリー。
目的も夢もなく逃げ場を探しているように見えたという弟の話から、彼自身の映画の受賞シーン。ベロッキオが映画を作り、賞を受賞し一目…
29歳で自殺した双子の弟の真相をマルコ・ベロッキオ親族総出で語る。
ベロッキオの映画はまさかの本作が初鑑賞。
新作のドキュメンタリーから入るのは気が引けたけど、監督のドライで頑固な人柄に惹かれて今…
80歳を過ぎてこの映画を撮ったのはなんとなくわかるのだけど、どういう心境で編集したんだろうかと戸惑った。
監督が亡き弟について語る時、お孫さんか兄弟のお孫さんが「お爺ちゃん、そういうとこ!」的な険し…
自死したマルコ・ベロッキオの双子の弟の悲劇に50年ぶりに向き合おうとする老齢の兄妹たちの姿を監督自身が撮る。
彼らが記憶の底に蓋をしてたのが存在感が乏しい弟のことだけでなく、幼い頃からの長兄に対して…
【第74回カンヌ映画祭 ゴールデン・アイ部門出品】
『眠れる美女』『シチリアーノ 裏切りの美学』などのイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオのドキュメンタリー作品。
自殺してしまったベロッキオの双子の弟…
とても見応えがあった。
最初のカット(ダイニングテーブル)とラストカット(海辺の?建造物の風景)の画角がいずれも端正なシンメトリーで、映画作家としての美意識を示していると同時に、合わせ鏡のような双生…