このレビューはネタバレを含みます
公開日に観に行きました。
アウシュヴィッツの隣に住むルドルフヘスとその家族の物語。
一瞬たりとも収容所の中の様子は映らないのに、常に騒音と煙が画面を阻害する。一言一言、彼らの言うことが収容所を想起>>続きを読む
なんやよくある人の不幸を俯瞰したようなよくある映画かと思ったら全然違う話が始まって肩透かしを食らったのだが、面白くてどんどんのめり込んでしまった。
いい映画だった!
フミの親友が小学生なのも、過去の辛い話がふふっと笑えてしまう瞬間があるのも、隕石が落ちてくるのも、大人になって運命を感じる出会いがあるのも、どれも奇跡じゃないんだよな。
驚いたり、>>続きを読む
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「グリコ森永事件」が元の「ギンガ萬堂事件」が題材の作品。
子供の頃に声を録音され、事件のボイスメッセージとして使われていたという事実に直面したテーラーの男と、時効事件の取材で一発逆転を狙う記者がそれぞ>>続きを読む
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恋人から婚姻届を手渡された次の日、市子は突然失踪してしまう。彼女は実は結婚したくなかったのか?恋人の長谷川は市子を理解しようと足取りを追い始める。
とても良かったです。市子に実は冷めた一面があった>>続きを読む
沖田さん、天才だなの一言。
物語はさかなくんの伝記。さかなくんが子供の頃からの波瀾万丈の人生を描く。
映画の大好きがたくさん詰まっていた。”ふつう”なんてないけど、人は普通を定義したがる。そして普>>続きを読む
幸せかのように見えた家庭。ある日、厚久(仲野太賀)が体調を崩して仕事を早退するとそこでは妻の奈津美(大島優子)と不倫相手がセックスしていた。”大きな庭のある家に住むんだ。”と不器用ながらも武田(若葉竜>>続きを読む
主人公の蘇畑佳純は30歳独身、アセクシャルである。彼女は恋愛に興味がなく、そんな自分にも焦っている。その焦りは母親が結婚を迫ったり、周囲の独身男性に恋愛を求められることにより加速するが、、、
LGB>>続きを読む
トランスジェンダーの女性、凪沙のもとに育児放棄の母親を持つ親戚の中学生、一果がやってくる。凪沙は一果を少しの間預かることになる。一果は感情の表現が苦手で、すぐ物で人に当たってしまう。転校先の学校でもう>>続きを読む
雪山に墜落した飛行機からの生還物語。72日間の記録。
ほとんど食料がない中で、彼らはカニバリズムを選択して生き延びる。その選択をできなかった者は容赦なく死ぬ。ともすれば生き延びてよかった、と美談にさ>>続きを読む
初めて自分でお葬式を出す。笑って泣いての数日間の記録。
澄ました顔でいても、人間腹の中にいろいろ抱えている。とか、葬式の最中だってお腹は空くし、異性にはモテたい。とか、なかなか心は複雑でしょう。
日>>続きを読む
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少し風変わりな少女あみ子とその周りの人の物語。平和に穏やかに暮らしていたあみ子とその家族だったが、母が流産し、周囲があみ子に裂ける心の余裕を失った頃からがたがたとアルゴリズムは崩れていってしまう。>>続きを読む
第96回米アカデミー賞国際長編映画賞アイスランド代表作品で、ショートリストにも選出された作品。
前作、短編の”Nest”も見たが、時間を存分に使った定点カメラと360度全景を映したアングルが今作でも変>>続きを読む
“Ordinary Men”の著者が語る第101警察予備隊のドキュメンタリー。
なぜ、ナチスを信奉していない普通の人達で組まれた銃殺部隊が記録に残る大量殺人を起こしてしまったのかの原因となる集団心理に>>続きを読む