第74回カンヌ国際映画祭で名誉賞を受賞した巨匠マルコ・ベロッキオのドキュメンタリー。ベロッキオ家の人々や関係者の証言、ニュース映像などを重ねながら、若くして脚光を浴びたマルコとは異なった道を進んだ双子の弟カミッロが29歳の若さで自殺した真相に迫る。また、同時にその死が監督自身の人生やフィルモグラフィーにどのような影響を与えてきたのかも明かされていく。
1950年代末から60年代のフランス映画界で革新的な映画運動、「ヌーヴェル・ヴァーグ」を先導し、常に独自のスタイルを開拓・探究しながら最前線を駆け抜けたシネマの巨人にして鬼才、ジャン=リュ…
>>続きを読むスウェーデン出身の巨匠イングマール・ベルイマン。世界的成功をおさめた代表作『第七の封印』『野いちご』の2本が公開され、演劇やテレビ映画も手掛けた「1957年」を中心に、謎と波乱に満ちた生涯…
>>続きを読む甲野美千子と加藤悠一の楽しげな姿が画面いっぱいに映る―。この8ミリ映画に映る美千子の姿は、今はもう甲野家にはない。そこには、美千子を偲ぶ父の良平と、ばあやのきよが住むのみだった。美千子の婚…
>>続きを読む不法占拠している労働者を追い立てる警察官の暴力を8mmカメラで撮影して逮捕されたタル・ベーラ自身の経験をもとにした作品。住宅難のブダペストで夫の両親と同居する若い夫婦。妻は義父にいびられ、…
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