Aimiさんの映画レビュー・感想・評価

Aimi

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

昭和ゴジラ系統のエンタメに振り切った今回の作品、最高に最高に楽しかった!

人間パートはあってないようなもの。ほんとに添え物にしてしまうことで怪獣たちがまあ生き生きとしてること。

-虫歯に苦しむコン
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.5

タイムループものって数多く作られてきてるのに、まだこんなアイデアがあったんだって、その新鮮さを楽しませてもらった。邦画特有のテンポやノリも見やすくて可笑しくて、見終わってからしばらくは合図の手のポーズ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん…物足りなかった。

ゴジラ映画っていうより、おじさんたちが作った、戦争を生き残って「しまった」男たちが巨大生物と戦うおはなし。
っていう感じだった。

私はゴジラ映画を見に来たし、この作品のゴ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃおもしろかった!
1は現代感がすごくて目新しさ新鮮さがあってそれだけで観ててとても楽しかったけど、今作はそんな現代で生まれ育ったデジタルネイティブ世代が主人公だからとにかくネットを駆使しま
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

愛とエゴは紙一重なのだな…と改めて思わされた。

彼とこのまま別れられない、耐えられない。そこから出た提案、からの展開。
これは愛なのか、エゴなのか。
お金を渡し、物を買い渡し、高級な服を与え渡し。
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

記録。
イーサンとのエピソードも泣けるけど、警察官の人とのエピソードでボロ泣き。
人でもいい、新しい相棒でもいい。誰でもいい、なんでもいいから、彼の孤独が埋まりますように。

雪道(2015年製作の映画)

-

韓国の視点から日本軍による従軍慰安婦問題を描いた作品。

嫌だね、本当。戦争ってさ…。
戦争に勝とうが負けようが、戦地に行こうが行くまいが多くの命が奪われて、男性だろうが女性だろうが子どもだろうが老人
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作読了した上で観賞した感想を一言で表すなら、
「がんばって2時間に収めたなぁ」

登場人物が多く、それぞれが事件や被害者と深い関係があり、それぞれの人生・物語があり、それぞれの感情と共に計画に加担し
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前科者(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

辛かったよなぁ。辛いよね。
子供の頃の経験は何歳になっても心の底に残ってて、それが良いものでも辛いものでもこびりついてて、剥がしたくても剥がせない。
「自分が世界で1番不幸だと思ってたけど、ムショに入
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ありがとうしか言えない…

スパイダーマンシリーズを生み出してくれたプロデューサー、作品が実現するために尽力してくれた人たち、この作品を作ってくれた監督スタッフ、キャストの皆さんにありがとうしか言えな
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

13歳で出会った七月と安生。

奔放さを感じさせる名前の七月は、母の教えの元、古くからの「女性とはこうあるべき」の型にはまった安定した生き方を歩み、安定した一生を感じさせる名前の安生はその家庭環境から
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Twitterでしばらく前に話題になってその時からずっと観たいなと思っていたんだけれどやっと観ることができた。

話題になっていた、物語に散りばめられている謎を含めた伏線回収の素晴らしさと明るみになっ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

あの世へ行くのを拒んだ幽霊は、妻のいる家へと還る。
哀しみ、空虚、寂しさ、後悔、心に巡る様々な感情と向き合う妻を、幽霊は傍で見ている。

そうして彼女はこの家を出た。
メモを壁のわずかな隙間に押し込め
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

たくさん書きたいことがあるのだけれど、とりあえず一言…

娘を想い病気を隠そうとする母と、母の病気、その気遣いに気付いて必死に泣くのを堪える娘のシーンで感情が爆発しておいおいと泣いてしまった。
今は元
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蛇イチゴ(2003年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

白か黒では測れない。
その人の人となりも白か黒かでは測れない。善人か悪人かで分けられない。

昔からホラ吹きで、口八丁手八丁。連続香典泥棒をするような兄が、私たち家族を救おうだなんて、するはずがないじ
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ゆれる(2006年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

観る人の解釈に任せる作品はとても好きだ。
私は、弟に罪の意識を負わせる復讐をした上で、自らを全ての重荷から解き放ちたかったのではないかと思う。

都会に出て好きなことを仕事にし、成功し、女性にモテて自
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異端の鳥(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

羽を白く塗られた鳥は、戻った先で仲間たちによって殺されてしまう。
ボトリと鈍い音を立てて落ちたその鳥を救い上げ、息をしなくなったその頭を指先で撫でる少年の表情と内にあったであろう感情を私は忘れることは
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.0

内容は可もなく不可もなくといったところ。
けれどジブリ味を感じさせる雰囲気で、猫もたくさんで、ムゲちゃんのあだ名そのものが彼女が乗り越える試練であったことがとてもよく練られているところ、ムゲちゃんと日
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

-

スコアをつけようがない。
星1とか星5とかで評価するものですか?これ。


観ていて、数年前にディナーの席で起きた友達同士の喧嘩を思い出してしまった。
黒人の友人は日本でもほぼほぼ毎日偏見の目と戦って
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

5.0

たったの30分。
だから無駄なものはそこにはない。

毒を持った蛇はカラフルであり、そのカラフルさでもって敵を威嚇する。
中にはカラフルであっても毒を持っていないものもおり、カラフルでなくても毒をもっ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最後まで観て、全容を知ったあとすぐに最初から観たくなる作品。

家族や客人の何気ない言葉や行動、不気味な催し、不気味な様相すべてが後に明かされる真実と結びつき、また明白な差別意識が感じ取れるシーンや登
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昼顔(2017年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ごめん。無理…

ドラマを観ていないのであれだけど、これのどこが純愛なのか?って思ってしまった。
ドラマでW不倫して、バレて、裁判沙汰になって、映画冒頭に出てきた約束事を交わしたわけでしょ?
この時点
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ファウンド(2012年製作の映画)

2.0

ずっと気になっていたので観賞。
グロいのには耐性があるが、劇中劇の首すっぱん、血しぶき、生首での自慰…まではいけてもその目玉を穿り出して食べるっていうのは無理だった。
そのシーンがあまりに強烈すぎて、
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.5

いい。
いいね。
こういうタイプの邦画、大好きだよ。
『刑務所の中』を思い出さずにはいられないとても好きな作品。

同じメンツの小さな集団生活の特殊な条件下から成る日常を淡々と描いていて、そこかしこに
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

「アウトブレイク」に続き、こちらもまた観るなら今だよねと再観賞。

「アウトブレイク」はエンターテイメント性を重視しているがこちらはリアル性を重視。
静かに、淡々と、しかし着実に感染が広がる様と、それ
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

ジョジョラビットを観た人はこの作品を、この作品を観た人はジョジョラビットを観てほしい。

魂の自由はダンスで表現し得る。

この実にシンプルなメッセージを同じ「戦争下」で描いた2作品であり、思考さえも
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あまり前情報を入れずに観たので
私は途中、殺されてしまうまで正義感あふれるブレイクが主人公だと思っていた。最後は結局1人になることは知っていたので、「どうして俺が行かなきゃいけないんだ」と文句を言うス
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デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観た後でボディブローのようにじわじわと感動が襲ってくる作品に仕上がっていた。
4月リブートがどの段階で決定したのかはわからないが、4月リブートを意識するとこの作品のテーマ、この作品の存在そのものが私た
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.0

うーん。
私は1の方が好きかなぁ。

2はギャグパートは面白かった(特に前半の将軍)けど、シリアスパートが微妙だった。
1はギャグとシリアスのバランスがよくてなによりも全体的に勢いがあったから楽しかっ
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銀魂(2017年製作の映画)

3.5

すっっっごい…配役豪華じゃない??

まずこれにビックリ。
人気絶頂の俳優女優、大御所俳優女優しかいないじゃん。こんな豪華な配役作品初めて観たかも。
だからといって話題作りのためだけにそうしてるわけじ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

音楽と映像が一体になっているというか、音楽に合わせて映像が作られているかのような作風がとてもクールでスタイリッシュ。
音楽のバン バン バン のリズムに合わせて銃をバン バン バン と撃つところとか、
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