Aimiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Aimi

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エイリアン(1979年製作の映画)

3.8

私、実はメジャー作品あまり観たことないんですよね。スターウォーズ然り、ターミネーター然り、このエイリアン然り…。
今年はちょっと、こういう超ポピュラーな作品も観ていこうということで観てみたエイリアン。
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

私の中での邦画って、めっちゃダメかめっちゃ良いかのどっちかに分かれててめっちゃ良いに出会うのは滅多にないんだけれど、久しぶりに出会った!

32歳ニートの女性がボクシングに出会って人生を輝かせていく話
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ステイ(2005年製作の映画)

4.5

大好き。
こういう、観ながら脳フル回転させられたり、観たあとまたすぐに見返したくなる作品。

現実と非現実の境がなくなり綯い交ぜになった世界観を見せる演出が本当に素晴らしくて、観ていて私自身もその奇妙
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

5.0

初見はいつだったかな。
忘れちゃったけど、それからずっとずっと大好きな作品。
もう何度も観てるけど、相変わらず楽しいし、笑えるし、この作品が持ってるパワーにはいつも元気をもらってる。
とにかく元気にな
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マラソン マン(1976年製作の映画)

3.5

観る前はマラソンに勤しむ人の話だと思ってた。
まあ実際主役のダスティンホフマンはマラソンに勤しむ大学生なんだけど、物語は老人のカーチェイスから始まるからまずそれで度肝を抜かれてしまった。

あれ?これ
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テッド(2012年製作の映画)

3.3

海外発のガチコメディを思いきり楽しむのって難しい…というか、まず無理だと思ってる。
その文化や歴史、生活に根ざしたネタをもちだされるともう、雰囲気で笑うしかできない。
で、しかもこれ下品っぽいし、クマ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.4

そんなわけで「mommy」で感銘を受けた監督の過去作品を鑑賞したいぞシリーズ第1弾。

これは…19歳でこれを監督・主演したってどういうこと?
またも衝撃。というか、ここまで衝撃受けたのっていつぶりだ
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

4.0

ホラーは苦手なんだけど、同じくホラー苦手の親友が大絶賛。ホラーではないから観て!ということなので観てみたらめっちゃ良かった作品。

最後まで観て、すぐにもう一度最初から観たくなる作品はすごく好き。
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.7

うわあもう、めっちゃユニークなの観ちゃったよ…!って、まずそこに感動。
画面構成がほんとにユニーク。こんなの見た事ない。あの正方形の画面にぎゅぎゅっと人物が詰め込まれてて、感情が、物語が詰め込まれてて
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独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

3.6

皆さんも仰ってるように、オープニングがほんとに秀逸な作品。
このオープニングだけで主人公たちの立場とそこから成った人となりがばっちりと伝わる。細かい説明なし。蛇足なし。観せて伝えられる作品ってめったに
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.6

これ…これって。

騙されたよ。騙された。
というか気付かなかったよ。

けどさあ。。

なんていうか、これ、オチが二段階あるじゃないですか。
これ、最初のと2番目のを逆にした方が良かったような気がす
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.5

よくある「同じ日を繰り返す」系なんだけどビル・マーレイ氏の演技が面白くてとても楽しめた。
ただ楽しいだけじゃなくて、同じ日を繰り返すことによって経験する虚しさや哀しさもきちんと物語に練り込まれていて、
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CUBE(1997年製作の映画)

5.0

高校生だった頃に初めて観て「なんて完璧な作品なんだろう」ってものすごく感動したのを未だに覚えている。構成、物語、演出、等全てにおいて蛇足なものが一切ないと感じたけど、この間久しぶりに観てもやっぱり蛇足>>続きを読む

ライムライト(1952年製作の映画)

3.7

The life of David galeに続いて、人生について、を考えさせられた作品。
晩年のチャップリンによる、人生についての名言が作品中に溢れている。
観ていて、カルヴェロの言葉に何度もはっと
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.2

人の人生は死に様で決定付けられる。

人の一生、生き方についての言葉は色々あるけど、その中の一つにこんな言葉があった。
この作品を観終わった時に頭の中に浮かんだ言葉。

ディビッドやコンスタンスの生き
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Uターン(1997年製作の映画)

5.0

ショーン・ペンがこれでもかと不運を重ねていく作品。
とにかく不条理の連続で、それはもう「他人の不幸は蜜の味」の如く思わず笑ってしまうくらい不条理の連続。なんていうブラックコメディだろう。

しかもショ
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永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

幽霊もののホラーなんだけどホラーが苦手でも観られる作品。
ホラーに加えてミステリーやドラマの要素が混ざっているのでそういうものとして物語に入りこめる。

以前暮らしていた孤児院を買い取って、自身でホー
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.8

ちょうど時間が合ったのでたまたま足を運んだ作品。これが良い作品だととてもいい掘り出し物に巡り合ったなあ、なんて気持ちで満たされて幸せな気分になる。
本作はそんな掘り出し物作品だった。

世界中の美術館
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.5

過去、現在、未来。
時代から時代へ、人々が織りなしていく歴史と紡いでいく想いを映し出した壮大な物語。

各々の時代を生きる人々の個々の物語をシャッフルするかのように次々と見せて作品は展開していく。最初
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エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

4.0

悪魔崇拝を軸に展開していくカルトチックな作品。

悪魔崇拝なんて日本人には馴染みがないし、カルト的展開や流れる血の量に観る人を選びそうなんだけれど、でもこれ見入ってしまう人がけっこう多いんじゃないかな
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PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)

2.5

ううんー…なんだろ。超能力ものは大好きなんだけど、これはあまりノレなかった。

設定や舞台はいいのにそれを生かしきれていない。追跡、隠蔽、操作を駆使しての鬼ごっこに加えて思い切ったアクションを入れてく
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

最初の5分で心をがっしりと掴む作品。
観るまではとても眠たかったから2日に分けて観ようかなとか考えてたのに、つかみがよかったので結局一気に観てしまいました。あれはかっこいいというか、スタイリッシュでク
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デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」(2015年製作の映画)

4.5

「また、会えたね」

この一言に尽きます。
デジモンアドベンチャー無印と02は私の青春であり、一生愛せる大切な作品です。
完結から15年。まさかこうして劇場で正規の続編を観られる日が来るなんて、完結当
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

なんとなく過ごしてる毎日が突然ガラリとその景色を変えてしまうことがある。
銃乱射事件で大学生の息子を失ったサムは、その2年後にはスーツから作業着へその身を包み、広い家からボートの中へと住居を移し、独り
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狩人の夜(1955年製作の映画)

3.5

なんか不思議な作品だった。
ディビッド・リンチなんかが影響を受けた作品らしいんだけど、そう言われるとなんか納得してしまう感じ(笑)

なんかとにかく不思議。人形の中に隠された大金を奪うために、その持ち
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

うああ…なんだろなあ。今絶賛失恋中なのでトムにめちゃめちゃ感情移入してしまった。
この作品、ずっと観たいと思いながらもなぜか観る勇気が出なかった。結末が「失恋」で終わる恋愛作品は、なかなか観る勇気が持
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裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)

3.7

デビュー作「父、帰る」で見せてくれた、あの息を呑むほどに美しい画と重厚な人間ドラマを私は今でも鮮明に思い出すことができる。私はすっかり監督のファンになった。

アンドレイ監督の最新作「裁かれるは善人の
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ヴィジット(2015年製作の映画)

4.5

「恐怖と笑いは紙一重」ってよく言うけど、それをまさに具現化してみせたのがこの作品。

以前レビューで書いたけど、私、シャマラン監督大好きなんですよ。こんなに毎作品毎作品、愛(特に家族愛)を描く監督って
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13F(1999年製作の映画)

3.5

インセプションの元ネタということで期待値上げすぎないように気をつけて観賞。

可もなく不可もなくっていうところ。少し物語や設定が複雑で序盤〜中盤は頭を整理しながら観ないといけないけれど、それがこういう
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アンフェア the end(2015年製作の映画)

3.5

ドラマが好きで、「ああ、まだ続くのか…」と疲弊しつつも見守ってきた作品もついにラスト。

今までが裏切りに次ぐ裏切りの連続だっただけに、誰がどちら側でそれを隠していても、誰が黒幕でも、もう特に驚くこと
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

2.0

シルバーウィーク中に鞄を置き引きされて、奇跡的にその鞄が戻ってきたその日の夜に彼氏に捨てられ大失恋とかいうジェットコースター展開だったリアルライフ。
只今失意真っ只中の私の心に慰みを与えるべく友人か誘
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ドン・ジョン(2013年製作の映画)

4.0

この作品、なぜだかずっと観たくて、でも近所のTSUTAYAで見つけられなくて、で、やっと見つけたので観賞!

わあ〜もう、めっちゃ良かった。コメディとしても楽しませてもらったし、人間ドラマとしても考え
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

うわあ…やばい。身につまされるような映画だ。
27歳。立派な大人、社会人であろう年齢。もしくはそうなるための階段を上っている年齢。
けれどフランシスは、その年齢であるわりには中身がまだ幼い。それはもう
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.0

湊かなえ作品は大好きで多分全部読んでるんだけど、そういえば彼女の作品を映像化したのって「告白」以外観てないな。
ということで。

ネット社会に生きてる私たちは、ネットというだだっ広い海の中でその「匿名
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.7

huluで配信開始された「the walking dead」season5を観て、観終わったと思ったらバタバタして、なんだか久しぶりの映画です。
久しぶりなのであんまり考えなくていいものを…。というこ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

ジェイク・ギレンホールの怪演があるからその魅力がギラギラ光る傑作になっている今作。

ルーを演じるにあたって減量に励んだらしく、あの大きな目が痩けた顔の中で余計に大きく映り、その目の「心の無さ」にゾク
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