Aimiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Aimi

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しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.5

だから仕方ない。
では決してないが、加害側もその罪を犯すに至った背景がある場合がある。その背景を背負い、本人が罪を悔い、改めたい。と願うならばそれを信じ、手助けし、見守っていく。
そんな優しさが社会に
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.5

ほんと久しぶりに、純粋にとても面白かった。目が離せなくて心臓がドキドキしっ放しで2時間があっという間。こんな感覚を味あわせてくれる作品にやっとまた出会えた。しかもタイ作品だ。タイは良作品をよく生み出し>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.5

ずっと気になっていた作品。
やっと観ることができたが、まさかミュージカルだったとは。
まずそこに驚いた。
そして観ていてさらに驚くことに、そのミュージカルの出来がチープで雑で歌詞も意味がわからない。
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

父がゴジラ好きだったこともあって、私は物心ついた頃からゴジラを観ていた。最新作が公開されれば映画館に足を運び、家では過去作が録画されているビデオテープを繰り返し観ていた。
成長して大人になった今でもゴ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

シリーズの構成がめっちゃくちゃ巧いなぁ。と観終わった後興奮してしまった。
単独で活躍していたヒーローたちが、もしかしたら集結するの?とワクワクした初期、作品が、ヒーローたちが、物語がどんどん繋がって面
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Netflixでふと発見して、そういえばラストどんなだったっけ? ということで再観。

覚えてたのはサイコな教師がノリノリで生徒をバッタバッタと殺していく図だけだったからある意味新鮮な気持ちで観ること
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

5.0

意外と観ていなかった名作のひとつ。

人の心の暖かさに溢れていて涙が出る。
周囲を自然と笑顔にしてしまう、太陽みたいな人がいる。これは間違いなくギフトだと思っている。
人の心を開く話術やテクニックはあ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジュノ監督とは相性が良いのか、これも楽しく…と言ったら語弊があるけど、飽きることなく観られたしこれからもたまに観ると思う。
無理もあるし辻褄も合わないし、ラストは希望があるといえばあるけどこれからどう
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DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

5.0

なにもかもが美しい。

主役2人の純愛も。
ドラゴンの孤独さと無垢さも。
ミラの弱さと芯の強さも。
触れることの大きさも。
信じることのまっすぐさも。
まっすぐさの先にある愛も。
ドラゴン島のフォルム
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実話を元に作られたこの作品は、最後の最後で、彼らのとある場面の実映像をスクリーンに映してくれる。
その映像を観た時、それまで流れなかった涙が堰を切ったように流れだした。

この作品は年間8万人以上の子
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デジモンアドベンチャー tri. 第3章「告白」(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

第2章が正直ガッカリだっただけに、今回は大好きなタケルと光四郎がメインだったけど期待値を下げて観賞。

冒頭の和田さんと水谷さんに捧ぐの文字で早くも涙腺崩壊。
訃報を知った時の気持ちがフラッシュバック
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

うわああめっちゃ良いーやっぱり音楽映画はいいね、好き。大好き。監督誰だろ?ってチェックしてみたら…ジョン・カーニー氏じゃないですか!!

納得…

てか、監督…一生ついていきます。


今作は脚本に少
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かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.7

家族ものでもあるのでただのラブコメになってなくて、男性にも見やすくなってる(はず)の作品。

性格から何からお互いの色々な部分が合わなかった2人が、「親友の赤ん坊」の育児を通じて色々な「愛情」を培って
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凶悪(2013年製作の映画)

3.5

強烈すぎて万人におすすめできない邦画って断トツで「冷たい熱帯魚」なんだけど、まさかそれと肩を並べる作品に出会うとは思ってもみなかった…

人が人でないかのようにバッタバッタと殺されて、切り刻まれて、埋
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裸足の季節(2015年製作の映画)

5.0

最後のシーンを観てる時、自然に、自分でも驚いてしまったくらいとても自然に涙が出た。そんなに強烈に感動を誘う演出があったシーンでもなかったのになんで涙が出たのか不思議だったんだけれど、きっとこのシーンに>>続きを読む

幸せになるための27のドレス(2008年製作の映画)

3.6

これは100%ガールズムービー!好きなラブコメのひとつ。

今までずっと相手を優先して自分を押し殺し脇役に徹してきた主人公が最後には自分の幸せを見出して手に入れる。そんな彼女の幸せを祝福した友人の数た
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.0

オタクがとてもオタクらしくて、少し(かなり?)オタクな私は彼らのオタクっぷりを見てるだけでも楽しかった。一般人だと「は?」って思うようなことに果てしない愛と情熱を燃やしてて、それさえあれば幸せっていう>>続きを読む

ハンナ(2011年製作の映画)

3.0

ストーリーの中身があるようでないようで…ない。んけど(笑)、褪せた色彩の中で突然現れる奇抜な色だったり、殺人マシンとして生まれ育てられたハンナが逃亡劇?の道中で知識としてしか知らなかった物事を体験し人>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.1

私の大好きでたまらない作品「CUBE」は、低予算で作られた作品。だからこその限られた空間、登場人物で物語が練られていた。「SAW」も同じ感じ。
そんな「低予算で作られた素晴らしい作品」リストの中に、「
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

マーベル作品ってまともに観たことなかったんだけど(ソーとスパイダーマンと、X-MENはマーベル??)シビルウォーがえらい評価いいんで、マーベルマラソンを完走した後に観賞!
めちゃめちゃおもしろかった…
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

これね、私がちょっと惜しいことしてしまった作品。めっちゃめちゃ良かったのに、これ観てた時の私の気持ちのモチベーションが全く良くなくて、100%楽しめなかった。初見で思いきり楽しみでたなあ。

それはと
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

その全てが圧巻で、言葉が全く出てこない。
広大すぎる自然の中でそれと比べるとあまりにも小さな人間が、しかし己の全てを賭けて復讐を成し遂げようと生きていく。
その姿は自然の強大さを感じるには十分すぎるほ
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ルーム(2015年製作の映画)

4.1

「この部屋、こんなに小さかったっけ?」
ジャックのこの一言にこの作品が集約されているなと感じた。
あの小さな部屋の中で生まれ育ったジャックはあの部屋が世界だった。限りなく広くて、想像力を掻き立て子供心
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.5

トリコロールの青は自由の青。

自由の愛とは、なんだろう。
誰かを愛し、そして関係を持つことは少なからずお互いがお互いを「束縛」することになる。

事故で夫と娘を亡くした主人公は、さまざまな青が溢れる
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラン監督、さあ… こんな作品を24歳で作っちゃうなんて、もう言葉が出ないや。
脚本はもちろんのこと、役者さんの演技、音楽、カメラワーク、視覚的な演出、全部が素晴らしくて全部が見事に融合してて、この作
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.0

大好きなライアン・ゴズリングの若かりし頃を観てみたいぞ。

という、ものすごく邪な理由だけで観賞して、ものすごく邪な理由だけで観賞した自分がものすごく恥ずかしくなる、ものすごく良質な作品でした。

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名もなき塀の中の王(2013年製作の映画)

3.3

暴力でしか自己を表現する術を知らない19歳の主人公が、少年院から刑務所へと輸送されてくる。
輸送先の刑務所には実の父親が収監されており、親子は再会を果たす。

いやもう、観ていて何度「父ー!」って叫ん
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

「オデッセイは、弟を自殺で亡くした監督が、『絶望しても生きたいという思いを胸に前を向く人と、その人のために自らの苦労をいとわず全力で助ける人』を前向きなスタンスで作った映画」

どこで読んだんだっけな
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不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)

4.2

この作品の全てはラストに集約されてるといっても過言ではないと思う。

耐えれば得られる。
兄の言葉で輝きを放った学生時代。
出兵し、漂流し、捕虜となって耐えに耐え抜いた青年時代。

冒頭〜ラストまでの
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アフリクテッド(2013年製作の映画)

2.5

これ、帯かなにかに「クロニクルの再来」みたいに書かれてたから勝手にジャンルを想像して期待値を上げてしまいました。
宣伝の方向性があまり好きじゃないな。

確かに最初はクロニクルっぽいシーンはあるんです
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

ああ、こういう難解な話好き。大好き。
って、こういう系統の作品観る度に言ってるけど、うん、大好き(笑)

忙しくてまだ観返せてないけど、早く二回目三回目が観たい。まだ理解しきれてないところもあるし、伏
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.0

うわああああ。めっちゃ手汗かいた。
観てから大分経つけど、未だに綱渡りのシーンは思い出すだけで手汗かく。
史実だから無事に綱渡り終えるのは知ってるんだけど、それでも、高さであの一本の綱の上で一人の人間
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101匹わんちゃん(1961年製作の映画)

3.4

仕事用に観賞。
そういえば今まで観たことなかった。あまりにも有名だから私も物語を知ってる気でいたけど、観てみたら全然知らなかったことを知った。こんな話だったんだ。
ディズニーなのでミュージカルな感じか
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セブン(1995年製作の映画)

3.7

めちゃめちゃ有名なこの作品。まだ観たことなかったので観てみた。

七つの大罪になぞらえたあまりにも奇怪な殺人事件がひとつ、またひとつと起きていく。それは文字通りの、罪に対する罰なのか、なんなのか。
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エグザム(2009年製作の映画)

3.0

観てからレビュー書くまで大分間が開いてしまってあんまり覚えてない…
覚えてないということは…。

設定は面白いし、好みです。
一つの空間に閉じ込められた人間たちが、徐々に理性の箍が外れてしまって本性が
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

色彩色豊かな世界は夢か現か。

アニメという特性を思う存分活かして広がる今監督のイマジネーションは夢と現実の枠を飛び越えて繋がり、侵食し、広がり、観ているこちらは最早これが現実なのか夢なのかが全くわか
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