ドイツの名曲“Das gibt’s nur einmal“の口笛がジーンとくるね。
昭和は遠くなりにけり。
ラストの汽車シーンが泣ける。佐野周二の表情が良い。お父さんと暮らしたかったけど叶わなかった…
【偉大な父っつぁん💪】
小津さんの中では地味で硬い雰囲気が特徴。父と子の愛情遍歴を素朴なタッチで描いた日常ものの佳作と言える。
小津映画での笠智衆は何やっても老け役が似合う。日本映画界のゴッドフ…
たった数日間だけ暮らした父との日々が一番幸せだって感覚は、いくら幼少期に別々に暮らすことが多かったとはいえ、さすがに令和の感覚とはちょっと違うかな。
親子の互いへの愛情だったり気持ちみたいなのがもっ…
恥ずかしい話、かなりどうでも良い話ではありますが、若い時の笠さんを間違えて認識しており、違う方を笠さん若い!などどレビューしているのに気がついたのが本作であります。もうどこに書いたのか探すのも面倒…
>>続きを読む戦時下唯一の小津作品のため、戦後閲覧の影響により、場面の削除や音声が修正された87分の短縮されたバージョンのみの時代があった。
戦時色が強いため、「正気歌」のシーンやラストの「海ゆかば」の音声がカ…
025****
□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★
□演 出 ★★★★★ ★★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆☆ ☆…
1942年に公開された昭和の親子物語。
オッペンハイマー鑑賞後に観た作品だったので、まさにマンハッタン計画が進む中で撮られた親子の生活、懸命に未来の為に努力する姿を見せられ感慨深い気持ちにさせられる…
人が死ぬことが大変な喪失として描かれるのが興味深い。この後の戦争では人の命は軽々しく扱われたのに。この時代の映画を見ると思うけど、大体の倫理観は今と同じく確立されていたんだよね。私はどこか、戦前の世…
>>続きを読む松竹株式会社