djangoさんの映画レビュー・感想・評価

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別れる決心(2022年製作の映画)

3.9

あたい、パクチャヌク苦手だけどこれは好き。デヴィッドフィンチャーみたいな映像感。あとヒッチコック感。

木嶋佳苗じゃないけど、捜査対象を好きになってしまうことって結構ありそう。密室で近距離で毎日のよう
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冬の旅(1985年製作の映画)

3.9

とにかくおしゃれな服、アイテムたちが素晴らしかった(そういう映画じゃないんだけど)。序盤で出てくる赤い服着てでっかいパン持ってる女の子🍞(あれはもしかして一般人?)牧場経営してる人たちのその場で作った>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

かなりダーレンアロノフスキー的演出だった。

以下長文:

ピザ屋のダンという登場人物がかなり強烈に印象に残る。一生忘れないくらい。ダンは全ての人間を象徴する存在なのでは。
相手が困ってるかもしれない
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

4.3

ベビーピンクがテーマカラーでとても可愛い。主人公がとにかくアイコニック。

いじめっ子とかは除いて、誰も善とも悪とも決め難い、人間の在り方の曖昧さが描かれていて良かった。イ・チャンドンの「オアシス」を
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.9

ミアゴスの顔芸の極み。

パールの境遇に心を寄せてたんだけど途中から「いや、ここまでではないわ!」と共感できなくなった😂殺された人たちも別に誰も悪人じゃないし。

蛇の道(1998年製作の映画)

4.8

おもしろすぎる。「蜘蛛の瞳」もそうだけどこの映画に流れる時間がすごいとしか言いようがない。謎理論の授業とか、ボスの女の感じとか、黒沢清的なフェティッシュがすごい。

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

2.2

こんなに人多いなら少しくらい間引いたほうがいいっしょ〜(鼻ホジホジ)とか思っちゃったのが怖い

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.1

中高一貫の女子校出身だけどこんな感じだったな。(さすがにこれは大袈裟だけども)

学校って地獄だなと思っていた。なんでこんなみんな意地悪なんだろうって。でも今考えたら子供達をこうさせている大人達の責任
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暗殺の森(1970年製作の映画)

5.0

すごすぎる。ロケハンの鬼。「テオレマ」もそうだけどこの時代のイタリア勝てねえ

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

-

宙ぶらりんなままで終わるのが、やはり人生は過程の連続なのだと思い知らされる。この後ハッピーになるか否かは分からない。

団地住まいの2世帯の奇妙な関係も面白い。
明らかにパラサイトとか母なる証明みたい
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

多くの登場人物が宙ぶらりんの状態のまま終わるのが多くの観客の心情を表しているようで良かった。倍賞千恵子さんが可憐な少女のようでめちゃめちゃ入り込んでしまった。

確かにこの制度は国の救いになるかもしれ
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三姉妹(2020年製作の映画)

3.7

とても大人げないことに、私はいまだに幼い頃親に殴られたことを許せていないんだけど(というかそのことを謝りもせずにいまだに私の生活態度とかを叱責してくること)、許せなくて当たり前だと思った。実際、友達の>>続きを読む

父ありき(1942年製作の映画)

4.2

人が死ぬことが大変な喪失として描かれるのが興味深い。この後の戦争では人の命は軽々しく扱われたのに。この時代の映画を見ると思うけど、大体の倫理観は今と同じく確立されていたんだよね。私はどこか、戦前の世界>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

2.1

フェミニズム、ジェンダー、人種、年齢とキャリア・自己実現、宗教などなどてんこもりで、人によっては激しく共感したり嫌悪したりすると思う。基本的にはフィクション感が強くて乗れなかった。

終盤、「母親なの
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ふたりの5つの分かれ路(2004年製作の映画)

2.2

思っていたより映像がおしゃれな感じ。
ギャスパーノエのアレックスと同じ構造なので不穏な空気がビンビン。エドワードヤンの恐怖分子と同じ選曲がナイスだった。

何十年も連れ添って尊敬し合って仲良くやってる
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バレリーナ(2023年製作の映画)

2.1

バーニングの子とドライブマイカーの子のタッグ最強😮

悪役の人、変態エアラインでしかなかった笑笑

パリ13区(2021年製作の映画)

1.8

おしゃれ雰囲気映画の皮をかぶった激ダサ映画なのでは?と揺らいでる

ヨガ学院:死のクンダリニー(2019年製作の映画)

3.7

この感じをやり遂げたスタッフ達とこれを日本に持ってきた人達がすごい。よくやり切ったと思う。決して皮肉ではなく、こういう多様な表現が受け入れられるのはその国の文化の豊かさを表していると思う。

途中の意
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真夏の夜のジャズ(1959年製作の映画)

-

この映像を見る限りは黒人も白人も平等に見えるな。ジャズを聴く人たちは先進的で人種差別など無かったのか、もしくはその理想を体現するように撮ったのか。

回路(2000年製作の映画)

2.0

夜ひとりで家で見てると結構怖くて、途中マツケンサンバを流すなどして乗り切った。この頃のインターネット観おもしろ。「なんでインターネット始めたの?」ってすごい言葉だ。

主要女性キャラがやたらとノースリ
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非常に残念なオトコ(2023年製作の映画)

4.2

大好きなコミックアーティスト、エイドリアン・トミネのグラフィックノベルが原作とのことで見た。(原作未読だけど買ったのでこれから読む!)

欧米におけるアジア人の置かれる絶妙な立ち位置とか気まずさを知ら
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

1.5

せっかくの豪華なキャストでそれぞれのキャラクターは魅力的なのにそれを台無しにするような脚本と演出。ちゃんと集中できなかったのもあるけど、何が起きてるのかよく分からない。これで137分はきつい。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.7

全ての画が魅力的でこの手腕は何なんだと慄いた。出発する列車に乗る人々の横顔のシークエンス、どうやったらこんなにフォトジェニックに撮れるん。どのシーンを見ても不穏さを感じるのはパンズラビリンスのトラウマ>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

4.9

青や水色の壁、赤いコートや黄色いシャツ、緑の路面電車などなど、映像全体が美しい色彩に溢れていてずっと見ていたかった。全体的にくすんだトーンなので、映画の暗めのムードを邪魔しない。これ見た後にララランド>>続きを読む

過去のない男(2002年製作の映画)

4.7

貧しい家に貧しい服、だけどこんなにキュートなのがすばらしい。
ここでも出てきた日本びいき最高😂クレイジーケンバンド!

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

2.5

映像がとにかく綺麗で監督のドヤ顔が浮かんでくる。前見た「サマーフィーリング」も異常なほど綺麗だった。

この映画に出てくる高層マンションとその窓からの眺め、こんな良い物件他にある?まじで紹介してほしい
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ノベンバー(2017年製作の映画)

4.5

先日エストニア人アーティストの写真集を購入して、エストニアという未知の国に思いを馳せた。「そういえば見たいリストにエストニアの映画があったな」と思い出して視聴。その写真集とこの映画、びっくりするほど世>>続きを読む

セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

2.0

80年代のリアリティバイツ的な。当時の青春映画お馴染みの顔ぶれで面白かった。
デミムーア、金髪で最初誰だか分からなかった!めちゃ可愛いけどやっぱ黒髪の方が絶対アイコニックだね

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