冒頭とラストの戦場のシーンで、メロドラマの部分を挟む事で戦禍での愛の存在が強くなる。死と隣り合わせでも、未来に希望を持ち未来を描くことの尊さ。
ラストは恩を仇で返されたような形だったけど、彼らがした…
メロドラマにも関わらず、戦場の悲惨な血生臭さを隠すことなく描いていて素晴らしかった。愛と死が常に隣り合わせになっている戦時中にあって、彼らが愛を交わす瞬間には必ず死の匂いがする。その象徴としてのラス…
>>続きを読む1944独ソ戦線,雪埋まり死体,眼球凍結,ウォッカ,軍用ラジオ,自殺事故死報告,物資運び,廃街,ふくよか妻写真持ち男,女,警報,レストラン,歌,空襲,妻痩せ話,義眼男,爆撃,エリザベート再会.パセリ…
>>続きを読む爆撃を受けて瓦礫の山と化した街の描写が鮮烈。防空壕に逃げ込んだ人々をカメラが追うシーンが素晴らしく、多くを語らずとも戦時下を生きた人々の生々しい情感が伝わる。メロドラマとしてもよくできてるが、理不尽…
>>続きを読む戦争を見逃すようなら神は存在するわけないと言うエルンストに教授は神は悪くない 戦争を始めた人間が責任を負うべきなんだと諭す
爆撃で焼ける家から彼女の大切な物を選ぶ選択
行く宛がなくなり同じ焼け跡で…
戦争もので、いつもの鮮やかなカラーは封印され、メロドラマ要素も少なめ。でも、まぎれもなく清く美しいダグラス・サークの描く反戦、反ナチス映画だった。原作は『西部戦線異状なし』のレマルクによるもの。
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第二次世界大戦時のドイツ軍の一兵士の目線からの作品でなかなかの良作映画
(ドイツの兵士目線の作品は意外と少ないかと)
戦争末期、ドイツは劣勢に陥るが半ナチスの言動は禁じられていた=ゲシュタポによる…
このレビューはネタバレを含みます
【空爆】2023年15本目
第二次世界大戦時、対ロシア東部戦線。敗戦の色濃く疲弊した、ドイツ軍に従事する主人公(ジョン・ギャヴィン)。
2週間(3週間?)の休暇を得て故郷へと戻り、両親を訪ねるも…
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-562 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋ダグラス・サークの後期の作品。アメリカが第二次世界大戦の敗戦国ドイツの立場に…