このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/05/05
アイルランド独立の武装蜂起を背景に市民の感情を描く。「男の側に居たいと思うのが女の性。男が戦いを求めるのと同じ」との台詞、一概に違うとは言わないけど…
画質の悪さも相まって、キャメラのドキュメンタリー的強度やばすぎ
夫を見送るしかない妻、しかし黙っていることなどできるはずもないフォード的ヒロイン像
サドゥールは男の敵の焼き直しと言ってたが、全然違…
とにかくバーバラ・スタンウィックが美しい。美しい女優を美しく撮れば映画になる。基本中の基本。決起集会のバグパイプも良かったし、公園のシーンも素晴らしい。屋根の上の銃撃戦なんて名シーンだらけ。で、ユー…
>>続きを読む「鍬(すき)と星」とはアイルランド独立を目指す市民軍の旗印。本作は戯曲の映画化でフォードはRKOと随分揉めたらしい。フォードは芝居と同じ役者でやりたかったのだがRKOが興行的にバーバラ・スタンウィッ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
アイルランド独立闘争の黎明期、蜂起した市民軍が郵便局に立て篭もるが、数で勝る英国に簡単に鎮圧される姿が描かれます。
主人公は蜂起の際に、レジスタンス幹部に任命される男の妻(バーバラ・スタンウィック…
ジョン・フォード監督は、本作の制作会社RKOによって、キャスティングはおろか内容までも改悪/変更されてしまい、相当激怒していたらしい。
がしかし、我らがバリー・フィッツジェラルドの繰り出す“右腕喧嘩…