月の出の脱走の作品情報・感想・評価

『月の出の脱走』に投稿された感想・評価

やっと観れた。やはり第二話が抜群に良く、エキストラの密度と幸福な時間が引き伸ばされていく口実共に素晴らしい。冒頭の到着よりも圧倒的な余韻を残すラストカット!
この『静かなる男』風の昼景色に対応する第…

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イワシ

イワシの感想・評価

3.7

再見。カウンターに尻乗せ、足あげ、グラスを躱し、クルリと回ってストンと下りるモーリーン・ポッターの乗り越え芸の見事さ。法の整備と圧政の前にも飄々とするアイルランド人、ノエル・パーセルの秘儀の喪失の嘆…

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第二話ここでもおバカな女の子が急に頬つらを引っ叩こうとしてきてとまどう

アイルランドを舞台にした三つの短篇からなるオムニバスだが、どのストーリーも「時間の引き延ばし」を主題にしている。
フォードにしては珍しくカメラを極端に傾けた不安定な画面がずっと続く第3話も気になるが…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

3.5

ジョン・フォードのオムニバス。タイロン・パワーが語り部だけど出演はしていない。
1話。頑固なアイリッシュ親父。
2話。汽車が問題続きで中々発車できない。反復ギャグが笑える。
3話。やたらと画角が斜め…

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まさかのアイルランド映画でロケ地もアイルランド。製作も「four provinces films」という聞いた事もない会社。しかも3話からなるオムニバス。

2話目は『静かなる男』のイニスフリー駅と…

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アノ

アノの感想・評価

3.0
期待ほどではなかった。
2話の列車の運行が止まるたびに店に走ってビールを飲む乗客たちは好きだ。
Filmomo

Filmomoの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

①第1話「法は何にも勝る」日本であれば「江戸っ子気質」とでもいうのだろうか、アイルランド気質について詩情豊かにスケッチした好篇である。誰も悪い人間は登場しない。だが、一人の男が逮捕されることになって…

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昔、渋谷の東急文化会館で観た忘れることのできない映画があります。
ジョン・フォード「月の出の脱走」(1957年)がそれです。
1958年の頃でしょうか。このときの目的はジョン・スタージェス監督スペン…

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