休暇をもらった戦場記者ロバーチンの20日間を描く、ゲルマン監督なので難しそう。
大切な休息のハズなのに、予想するよな20日間では無かった。
戦争を怖く描いてるのかと思ってたので、ロバーチンの心理に不…
1976年 アレクセイ・ゲルマン監督作品 モノクロ 102分。2次大戦、ソ連軍の従軍記者ロバーチン(ユーリー・ニクーリン)は、休暇を得て故郷タシケントに帰る。前妻との正式離婚手続きという気の進まぬ目…
>>続きを読む戦争映画、戦争演劇といった、物語化された戦争が劇中劇として出てくるいっぽう、映画内の「本当の戦争」は間抜けで淡々としているのが皮肉に思えて面白かった。
ひたすら演技を見せる長回しが多く、緊張が途切れ…
このレビューはネタバレを含みます
戦火から逃れてしばしの休息から再び戦場に赴く物語。おそらくシナリオに反し(?)英雄に仕立てあげられる箇所や顧問に仕立て上げられた男を描いた箇所はお上に目をつけられたのだろう。そういったニヒリズムやリ…
>>続きを読む電車の通路、タバコ越しに見つめ合う
楽しそうな舞台
嫁が浮気した男の独白シーン
代筆
木にもたれ掛かるシーン
プロパガンダ
悲壮感溢れる現実
爆撃シーン
演説シーン、メガネをして外す
最後まで走る少…
アメリカの雑誌は、女の裸の写真が載ってるらしい。
厳しい現実を目の当たりにした者に依る、ドラマチツクな演出の批判。戦時に於ける、男と女の切ない別れ。然うして、再び戦地に向かうた男を襲ふ恐怖。全体…
演劇人に向かって死の決意が必要なのは自殺であって戦争では必要ないと答える少佐だったり写真を撮っている最中に落ちてくる爆弾や爆撃音の細さをもってしてこれまでに形成されてきた戦争のイメージを更新しようと…
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