Ayuさんの映画レビュー・感想・評価

Ayu

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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.0

特にどこへも遠出しなかったGW最終日、予告で観たジミー役のシュー・グァンハンくんのビジュアルが個人的にクリーンヒットすぎて鑑賞、結果ホームラン級の好みでしたインスタフォローします。

本編でもジミーの
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリーが好きだと思っていた。舞台裏を、市井の人々の生の声を映してくれるから。でもこの作品を観ながら、ドキュメンタリーの描く「真実」の残酷さについてたくさん考えた。

意識してフォーカスしてい
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.0

ペア招待券をいただいたので、予告を観てもらったところ旦那さんに俺も行きたいと言われ連れ立って劇場へ。去年の10月のTIFFオープニング上映ぶりの映画デート(私たちは私が観たい映画をタイムツリーに入力も>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

ここ数年映画館バイト時代の友達と息子くん(原作リアルタイム読みのガチ勢)と一緒に観ている劇場版コナン、今年で4年目で息子くんは小4になり時の流れが速すぎて泣けてくる昨今。今年は私は午後休をもぎ取り、毎>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

今年のA24配給作品とはなかなか相性が良いかもと思える良作。史実はもちろんプロレスの知識皆無の中(学生時代に付き合っていた人が週間プロレスを購読するほどのマニアだったけど、私は当時ダーレン・アロノフス>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

先日会社の飲み会で映画が好きなことが発覚した後輩ちゃんと、年始にゴジラ-1.0を観に行った同僚と鑑賞。旦那さん以外の友達と映画を観に行くのは毎年GW恒例のコナン以外久々で初メンバー。後輩ちゃんはしっか>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

原作未読、前作もIMAXで1回観たきりだったので細かいところを何もかも忘れてしまい(かろうじて必要最低限の家系図と誰が生き残ったか覚えていたレベル)慌てて前日から移動時間に細切れに観て復習ばっちりの状>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

最近寒暖差と花粉でどうも日々頭が重く、在宅勤務の生活圏から映画館のある街へ出掛けられなくて、本日やっと這い出して本作をチョイス。重厚な人間ドラマをたっぷり味わう最高の映画体験がまたひとつ増えたし、もっ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭の争奪戦に完敗したので大人しく劇場にて鑑賞。この劇場のこのスクリーンはサイズが大きい割には座席とスクリーンが近くて傾斜が高く、一番後ろの席(定位置)でもいい意味で圧迫感があるので、本作の>>続きを読む

シカゴ(2002年製作の映画)

3.5

おそらくアメリカに住んでいた頃、劇場公開時に観ているはずでミュージカル版はまだ観ていない。今年のGWに映画ではリチャード・ギアが演じた弁護士をgleeのシュー先生ことマシュー・モリソンが演じる来日公演>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

原作はたぶん幼少期に読んで記憶にない(が、黒柳徹子さんがお嬢様だったと言う逸話はちゃんと覚えていた)評判良いから観なきゃなと思っていたけど朝イチの回に起きられる気がせず、昼の時間を見つけて満員売り切れ>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

新年2本目にしてキモいムービーオブザイヤーを獲りかねない本作。日本公開はいつかなとソワソワしてたらアマプラで配信開始と聞いて、この一言でまとめることが出来ない感情を大画面で味わいたかったなと強く思うな>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.5

2024年1本目は年末から評判が良かった、アキ・カウリスマキ作品に初挑戦🍂ポスターの色使いから当たりを確信していたのだけど間違いない、パンフレットもデザインが素敵で帰ってから読むのが楽しみ。年始めの映>>続きを読む

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.0

今年最後の劇場鑑賞は来年はもっと料理頑張りたいなと思いながら本作に決定、去年の夏にガスコンロ3口の新居に引っ越してから日々料理におけるモチベーションが上がった1年だったので来年で燃え尽きないように頑張>>続きを読む

Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)

4.5

日本には全然来てくれない(途中のドキュメンタリーパートにあった機材の規模から今回も来なさそうなのが悲しい)いついかなる時も完璧なビヨンセ様によるありがたき169分。テイラーはまだ観てないけどこちらは絶>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.5

公開から2週間で軒並み字幕版の上映が目に見えて減る中、なんとか字幕版にて鑑賞(と言うかこちらも字幕なのだから上映前の短編も普通に原語で日本語字幕にして欲しかった)

ディズニーのアニバーサリー作品にも
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

2.0

原作未読、試写会にて鑑賞。ストーリーはありきたりすぎて、そもそもこの怖いヤクザに一般人が何かを教える系の作品はドラマの「タイガー&ドラゴン」の出来が良さすぎてそれ以外は全部二番煎じに見えてしまうし、1>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.0

「TAR/ター」の劇中で君はバーンスタインにも師事していたよね〜みたいな台詞があって、そう言えばこの作品をブラッドリー・クーパーが撮っているんだよなと心待ちにしていた一作。Netflixでの公開を待て>>続きを読む

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.5

装苑ONLINEの独占試写会にて鑑賞。クリスマスシーズンの公開時期に相応しい、根っからの悪人が誰も出てこない、コテコテの展開からの大ハッピーエンドの109分。

ロンドンにおける現代のパキスタン人のコ
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

SNLの炎上からかなり観るのを迷っていたのだけど、ロアルド・ダールの原作には渡米した小学校の頃に分からない単語を紙の辞書で引きながら一生懸命読んだ思い入れがあるので、なんだかんだでIMAXにて鑑賞。炎>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.0

メガネスーツのアダム・ドライバーが眩しかった「ハウス・オブ・グッチ」ぶりのリドリー・スコット作品。ナポレオンを主題に据えたと聞いてどうなるんだろうと思いつつ、スケールが大きそうなのでスクリーンで鑑賞。>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

観ようか迷っていたのだけど、音響が良いと聞いて気合い入れてDolby Cinemaで鑑賞。画面の大きさより色彩と音響重視なので、ゴジラ自体も黒を基調にしているし、ゴジラのテーマの金管とティンパニの低音>>続きを読む

パトリシア・ハイスミスに恋して(2022年製作の映画)

3.5

いきなり寒くなった今日みたいな秋の夕暮れに観るのにぴったりな作品。Twitter(X)のキャンペーンでムビチケをいただき鑑賞。ハイスミスの小説を読んだことはないものの、映像化されたいくつかの作品の原作>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

最近のMCUは世界観が広がり過ぎてるかつ複雑過ぎて、最早どれを観てどれを観ていないのか分からないレベル(予告に惹かれなかったアントマンの最新作はスルーした)しかし「ショート・ターム」からのブリー・ラー>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

2.5

昨日のゴールド・ボーイ鑑賞前にまだ観れていなかった本作を鑑賞。何というか、終わりに近づくにつれてなんかこう気持ちがもやもやしてしまい、個人的に評価がとても難しい。

テーマの渋滞の割に116分と比較的
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.5

公開後に追記予定。東京国際映画祭のガラセレクションにて、2週間前に初号上映が出来たばかりの出来立てほやほやの本作を鑑賞。上映前の舞台挨拶ではメインの子役(と言ってももう中学生なので立派な俳優である)た>>続きを読む

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

2019年TIFFの上映イベントのサイン会にて、あまりのキュートさに密かにずっと応援している主演のナディア・テレスキウィッツちゃんの推し活🫶もちろん劇場にも観に行きます(ムビチケ買わなきゃ)Pints>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

タイカ・ワイティティ監督作品の来年の2月公開の新作が日本で(と言うかトロント映画祭に続いて2回目、全米公開より早い)一番早い一般上映で、仮に仕事あっても定時に上がれば観れるんですけど?!と世の中に触れ>>続きを読む

ほかげ(2023年製作の映画)

3.5

塚本晋也監督作品はいつか観なきゃと思っていたけど(役者としての出演作は何作か観ている)題材の重さも相まって腰が重く、本作は森山未來が抜擢されたのでTIFFこと東京国際映画祭のアジア・プレミアにて鑑賞。>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

TIFFこと東京国際映画祭のオープニング作品に当選して旦那さんと鑑賞。生のヴィム・ヴェンダースはとても穏やかに話すお茶目な人で、キャストの皆さんもほんわかした柔らかい雰囲気をまとっており、始まる前から>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.0

岩井俊二はなんだかんだ劇場で観てしまうので本作ももれなく劇場で。公開3日目のレイトショーで鑑賞。220席以上あるシアターの10席くらいしか埋まっておらず、3時間弱の映画を観るには最適。

とにかくまず
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.0

三連休の〆はジャズ好きの旦那さんと一緒に本作を。鑑賞後、彼の第一声が「変な映画だったね…?」だったのでおそらくだけど一般ウケは狙えないかもしれない。私も観ながら設定が腹落ちするまでなかなか混乱した。>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

アトロクの招待枠にて当選し、日本最速試写会にて鑑賞。開始前の宇多丸さんの短めの前説から206分映画を観て、10分休憩からの30分の持ち時間を余裕でオーバーしてくる濃厚な解説トークショーも作品への理解が>>続きを読む

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.5

少し肌寒くなって秋めいてきた今日みたいな日にぴったりな、スコットランドの街でびっくりするくらい直近に起こった嘘みたいな本当の話(発掘が2012年で、リチャード3世が正式なイギリス国王だと英国王室に認め>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

珍しく週末の昼間に開催されたFilmarksさんの試写会にて鑑賞。会場の入り口からジェイソン・ステイサムの等身大パネルがどどーんと迎え入れてくれ、ノベルティーのステイサムのステッカーを片手に期待値が上>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.0

オンライン試写会に当選していたものの、視聴予定日に終日体調を崩してしまい観れなかったので劇場にて鑑賞。結果劇場でいろんな感情が込み上げてきてしくしく泣いてしまい、パンフレットを迷うことなく購入(パンフ>>続きを読む

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