SNLの炎上からかなり観るのを迷っていたのだけど、ロアルド・ダールの原作には渡米した小学校の頃に分からない単語を紙の辞書で引きながら一生懸命読んだ思い入れがあるので、なんだかんだでIMAXにて鑑賞。炎上が無ければ雑念も入らず素直に楽しめたのになと思いながら、観ている間はカラフルな世界観に没入出来た。
イギリスの児童文学作品らしい皮肉に満ちユーモアに富んだストーリー展開。ビジュアルがかなりデフォルメされた人物たちに見事な起承転結。サリー・ホーキンスが優しく微笑むと泣いちゃうので、出番がかなり少ないにも関わらずラストはウルっときてしまった。歌は原語が相当数の韻を踏んだ歌詞になっているので（特にヌードルの歌、子ども向けなのでシンプルな韻だけどなおさらそれを日本語に限られた文字数で訳すのは難しそう）で翻訳大変だっただろうな、と工夫を凝らした字幕を読みながら思った。
ティモシーは思ったより歌い上げるタイプじゃないのは予想通りだったけど、ほぼ彼がメインボーカルなので他のミュージカルで大活躍のサブキャストたちにももっとパート当ててあげて欲しかった…！ウンパルンパのヒュー・グラント様は5000億点満点です全てが最高、スピンオフ希望。
