No.1198[全てのマイノリティに送る夢と願い] 60点
予告編の画が非常に綺麗だったので鑑賞。モーリス・ピアラ「愛の記念に」やエリック・ロメール「海辺のポーリーヌ」なんかを思い出す避暑地映画でも>>続きを読む
[ひき逃げは犯罪です] 78点
ドゥニ・アルカンの「みなさん、さようなら」を見て以降、マリー=ジョゼ・クローズが大好きなのだが、いかんせんさほど有名な女優でも超可愛い女優でもないので、主演作もほぼな>>続きを読む
[夫婦喧嘩は論破しちゃダメでしょ、ゼロ和ゲームになっちゃうじゃん] 60点
昨年のパルムドール受賞作品「ザ・スクエア」を見るべく、予習として鑑賞。初オストルンドやいかに…
心臓が痛い。最近の家族映>>続きを読む
No.889[過酷な花粉症映画] 80点
VHS題は「ケミカル・シンドローム」。よく見ればヘインズ作品だった。
主人公キャロル・ホワイトは高級住宅街に暮らす専業主婦で、夫グレッグとその連れ子ローリ>>続きを読む
No.757[驚きのアフリカン・ファンタジー] 90点
普通に人生初のアフリカ映画なのだが、これが中々面白かった。至らない点も散見されるが、それを補って有り余る面白さがある。”1001の映画2011>>続きを読む
[これはジョブズの伝記ではない、愛に不器用なおっさんの親子愛を描いた普遍的な愛の物語だ!] 100点(ATB)
最初に断っておくが、この映画はジョブズの伝記ではない。彼の伝記を期待するなら他を当たる>>続きを読む
[”私はあなたが死ぬほど好きです”の破壊力たるや] 100点(ATB)
今年のベスト入りは確実な一本!”金熊取ったし、見るか”くらいのテンションだったが、最高の一本に巡り合えた!まさに、気分は最高!>>続きを読む
[心臓潰れるかと思った] 70点
昔からダイアン・クルーガーが大好きで、ファティ・アキンの「太陽に恋して」も好きなのだが、いい意味でいつものダイアンっぽくなかったし、勿論「太陽に恋して」よりもっと重>>続きを読む
No.135[クズだらけの愛の園] 50点
ジャン・ルノワールは好きな監督である、ということを始めに書いておく。特に「ピクニック」の圧倒的多幸感は他の追随を許さない。しばらくご無沙汰だったのだが、自>>続きを読む
No.652[パイソンズの猛毒救世主コメディ] 50点
どうもパイソンズのネタが肌に合わないと感じていた今日この頃、”1001の映画2011”の652番目なので鑑賞。
どうして肌に合わないかハッキ>>続きを読む
[あの膝なら誰でも触りたいよね] 100点(ATB)
連作”六つの教訓話(Six contes moraux)”の第5部。前4作では独身男を描いていたが、本作品は年貢の納め時を悟り結婚を控えた男を描>>続きを読む
No.860[噛み合わない会話の心地よさ] 100点
知らなかったのだが、彼の”ヘンリー・フール”トリロジーに日本語字幕を付けようというクラウドファンディングをやっていたらしく、その流れでザ・シネマ>>続きを読む
No.618[アーサー王すらイジるパイソンズの才能] 60点
以前からモンティ・パイソンは気になっていたが、どうも海外のコメディは好きになれないので放置していた。そして、「人生狂騒曲」がとてつもなく>>続きを読む
[ファルハディ、結婚に恨みでもあんのかな] 90点
「別離」にノックアウトされた私は「ある過去の行方」「セールスマン」を完全放棄してまで探し回った本作品。忘れた頃に発見し鑑賞。
流石ファルハディ、>>続きを読む
[ヘタレ親父、愛を思い出す] 60点
「エンター・ザ・ボイド」は嫌いなのだが、名前が格好いいので心に引っかかり続ける男ギャスパー・ノエ。中編「カルネ」の続編らしいが、見当たらなかったのでそのまま鑑賞>>続きを読む
[Netflix肝入りのSFは映像のパッチワーク] 30点
Netflixがクローバーフィールドの続編作るらしいよと聞いた直後にストリーミングされていたので鑑賞。1作目は見ていないが2作目は傑作だと>>続きを読む
No.630[控えめヴァーホーヴェンここにあり] 73点
実は、ヴァーホーヴェンはあんまり得意ではないのだが、”1001の映画2011”の630番目なので鑑賞。
第2次大戦下、イギリスとドイツの間>>続きを読む
No.474[ブラックコメディはいつだって面白い] 80点
”1001の映画2011”の474番目なので鑑賞。実はポーランド”モラルの不安”や”チェコ・ヌーヴェルバーグ”の一連の共産政権批判映画は好>>続きを読む
No.977[ウェス苦手でも大丈夫(?)] 60点
実はウェス・アンダーソンがすごーく苦手。
嫌味な天才マックスが美人教師に恋して騒動を巻き起こす作品。マックスの天才描写は正直微妙だが、演じるジェ>>続きを読む
[人多すぎね] 10点
「早春」に熱狂し、手元にあるスコリモフスキ作品を漁ったところ、Netflixにひょっこり現れたので鑑賞。
ある女優夫婦が惨事を起こしてしまうまでと、その惨事で(たぶん)死ぬ>>続きを読む
[アデル・エネルに惚れる映画] 90点
会議と抗議シーンのパッチワークで描き出すAIDS活動家の生と死を描いた作品。カンヌコンペ祭の一環で鑑賞。
AIDS感染という共通点のみで集まった活動集団であ>>続きを読む
[ガーランド、キューブリックとタルコフスキーに挑戦] 30点
”全滅領域”とは格好いいな、ということで鑑賞。初ガーランド作品。
原作はジェフ・ヴァンダミアの三部作の最初「全滅領域」。内容、映像共に>>続きを読む
No.944[緊張感のない戦場] 10点
初アモス・ギタイ作品だが、絶望的につまらない。
第4次中東戦争で救護兵として従軍した監督の体験をもとに戦争の狂気を描いているが、全体的な緊迫感が薄く、人物>>続きを読む
[運要素強めのコスプレ劇] 50点
辻さんもアカデミー賞取ったし、コスプレ劇好きだし、ということで鑑賞。
チャーチル自身のコスプレは勿論、周りにいるネヴィル・チェンバレン、ハリファクス卿、アンソニ>>続きを読む
[瑞々しすぎて心が痛い] 99点(OoC)
MUBIにあったものの、リスニング能力低めなので放置していたが、Netflixにあがったので鑑賞。ミッチェル監督の初監督作品らしい。信じがたい。
アメリ>>続きを読む
No.543[狂気の旅の果てに残ったものは…] 100点(ATB)
実はヘルツォークを見たことが無かった。ということに気が付いたので、昔買った箱を引っ張り出して、一番短かった本作品を鑑賞。”1001>>続きを読む
[歪曲時間軸を歩み続ける摩訶不思議なハスワールド] 100点(ATB)
なんか格好いい題名という理由でDVDを買って放置していたのだが、整理していて見つけたので鑑賞。
凄い。ストーリーの意味はよく>>続きを読む
[「恋人たちの距離」への否定的解答] 30点
「ワンダーストラック」と「ラブレス」の間にいい感じの空白があったので鑑賞。
ベルリンにやって来たオーストラリア人カメラマンのクレアが現地の男性アンディ>>続きを読む
41位[息子に興味のない両親による地上の地獄巡り] 80点
カンヌコンペ祭の一環で鑑賞。隣の席にカップルがいて、鑑賞後お互いに無言になってたのが印象的だった。
両親二人とも徹頭徹尾アレクセイに興味>>続きを読む
[たった一言で映画全部がぶち壊し] 60点
昨年のカンヌ映画祭でコンペ部門に選ばれた作品のほとんどを日本公開する珍しい年らしいので、今年くらいカンヌに染まってみようと鑑賞。たった一言が映画をぶち壊し>>続きを読む
[] 70点
初レビュー。冒頭のビノシュの背中が一番アガる瞬間だが、それ以降はふーんって感じ。別の作品でも思ったけど、ジュリエット・ビノシュは目のやり場に困る服ばかり着ている気がする。