なんだなんだと、クエスチョンマークを生やしてそのままエンディングになってしまった
「んー!」って感じだったけど、見終えてしばらくしてから、どの場面もめちゃくちゃおもしろかったのでは?となっている …
このレビューはネタバレを含みます
変わった構成の映画でしたが最後まで退屈しないで観られました。
もの凄く残酷なことが平然と行われるのですが、なんか抜けてるところがあって笑えるところがありました。他の映画に出てる人と同じ人が出ていまし…
オフビート感を纏い、シュールなシーンの連続。
人間が持つ暴力、その残虐性と醜さ、彼らの結束の脆さ、全てを看破し、ユーモアでもって斜に構えるような視座。
連続的に時代を行き来することによって、人間の…
映写室でタバコを燻らせる初老の男たちが出てきた時点で、シニカルな匂いが漂う。
と思ったら、受け止めたものは思いの外シリアスだった。
イオセリアーニの自由連想的な側面と歴史的な側面が衝突する。『素敵…
『ノンあるいは支配の空しい栄光』からの影響
『世紀の光』への影響
『唯一ゲオルギア』発表後第1作目、
今までの作品は何だったのかと思わせるくらいにスケールと熱量がレベチ。
ジョージア特有の異文化…
今回の特集ではこれが一番面白かった。ジョージアの中世、ソ連邦時代、現代を行き来してイオセリアーニ版の『アンダーグラウンド』にも思える。戦車も貞操帯もマシンガンも拷問も、全ては群盗たちが、この土地の上…
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