このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/02/20
登場人物たくさんの群像劇。価値の高い骨董品もどうしようもない人間も等しく、不意に壊れたり爆発したり死んだり。警察服や毛皮のコートの嘘っぽさというか人…
性悪説的な、子供ですら煙草吸ってるし、見かけによらず登場人物の誰一人としてクリーンじゃない感じのイオセリアーニらしい群像劇なんだが、まだそこに温かみも冷たさもない感じというか
大の大人が大真面目に銅…
月の寵児として、反抗的な存在が中心となりつつも、わかりやすく成功はもたらされないし、全方位に唐突な死や不幸が訪れる不条理。観客に対して絶望によるカタルシスも与えず一番気持ち悪い状態を維持するというあ…
>>続きを読む登録忘れ。マクガフィンの導入とフライシャー話法というバキバキのハリウッド映画で興奮したはず。
物語自体はほとんど記憶にないものの爆死メリエストリックや割られまくる皿/切り取られていく絵画が滑稽で、ブ…
オタール・イオセリアーニ監督作品。
文明社会で時流に乗ってもてはやされているヨーロッパ人たち。
友人と社交パーティーをして美味を味わっている。美容室でパーマを当てたり、ネイルをしてもらってい…
映画はこのくらい人の出入りが激しくてもいいよねと思ってたら、ちゃんと律儀に戻ってきて絡み合うので混乱してくる。多視点というほど深入りしなくてドールハウス的。処分した家財リストを業者が空っぽの部屋で読…
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