いいところはあるけどさすがにとっ散らかってて…。
よかったなあと思うところとしては、2度建物が動く(歩く)ところ。1度目は馬によって、2度目はこそ泥連中によって建物が動かされる(チャップリンみたい…
スターリン政権下でこの異形のコメディが作られたという事実自体に驚きがあるな。冒頭から、口を開くと自動的に食べ物が浮かび上がって口内に入るチープな合成によって富める者を表現し、饅頭泥棒を試みた老人は…
>>続きを読む自殺未遂シーンがどれもキレッキレ。盗みに入られた賊から金もらう件含めて情けなさすぎて笑っちゃった。なんちゅう手厳しさ…。
動く家は犬が繋がれていること、ピョートル・ジノヴィエフが閉じ込められることで…
これ検閲免れたのか、その事実自体に感謝せざるを得ないくらい痛烈な皮肉で溢れていた。
解説に拠ると、最後の共産主義礼賛で巧みに当局を掻い潜ったとあるが、90%アイロニーで最後だけ共産主義万歳!というこ…
どんなに頑張っても国などから税金や収穫物を取られ、ひたすら貧しい生活を送る農民がコルホーズに参加して真面目に働いた結果幸福を見出だすという一種の共産主義礼賛映画。でもそんな貧苦の様子をコミカルに描い…
>>続きを読む音ないのにダイナミックなギャグを炸裂させるの笑える。橋の上プロレスや家ごと泥棒、自殺風車など。書き割りのような背景美術も独特でベタとシュールの狭間。実労働なき仕事は泥棒と同じ…働かざるもの食うべから…
>>続きを読む