マークするの忘れてた。文明から隔絶されて生きていたおっさんが仕事を求めて街に出るのだけど、白黒なのもあって、女に惚れて破滅していくさまは古典的なフィルム・ノワールみたいだった。最後、爆発の小ささにぐ…
>>続きを読むヒューマントラストシネマ有楽町のペマツェテン特別追悼特集にて
全編白黒作品。
村で羊を飼い、毛沢東の語録を暗唱したり羊の構成を覚えていたりと驚異の記憶力の主人公。IDカードの取得のために町に出て写…
伝統と革新の間に置かれ揺らぐ人物を中心に据え映画を実験的に展開しつつ、実直にその人間を描く。素晴らしい!
自身に与えられたものに忠実に生きてきた人物が、信念と尊厳を奪われた先に辿り着く鮮烈なラスト…
家族のいない羊飼いのタルロは、役所からIDを作るよう言われた。必要な写真を撮るため町を訪れ、理容師の女性と出会うが、、、。
悲しい話だった。女性に縁がなく、三つ編みが目立ちすぎて、誰も本名知らない…
よく言えば伝統的、この映画の設定的に言えば前時代的な環境で育ち暮らしてきた男性が、勧められて身分証明書を取るためにまちに出ただけでそこから人生が崩れていく、なかなかシビアな話だった、キーアイテムで必…
>>続きを読むまさかチベットの地にもストローブ=ユイレのように肉体労働を極めてミニマム且つタイトにフレームに収めてみせる映画作家がいることに興奮する。室内空間はやや冗長だが、絶えず画面のどこかに見られる煙の存在が…
>>続きを読む鏡越し、窓ガラス越しの絵が美しい
チベットの歌かと思いきや毛沢東の言葉
中国教育の根深さよ
善良なものこそ救われるべきなんじゃないかと叫びたいが、資本主義を前にするとそうはならない。
救われな…