ごーさんの映画レビュー・感想・評価

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すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

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良かった。
ゆったりとした間、噛み合わない会話、トンチンカンなリズムの音楽。

花火のシーンは2人の時と3人の時があって、亡くなったのはその子で、だから写真に花火をしてる2人が写ってたんだな、と。
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霧の淵(2023年製作の映画)

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奈良の山中にある集落が舞台という点は本作のエグゼクティブプロデューサーである河瀬直美の作品と同じ。

ちょっと分かりにくいかも知れない、注意深く見て想像することが必要な作品。

現在の集落の緑主体の色
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

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ロシアのウクライナ侵攻後間もなく、激しい攻撃に晒されたマリウポリ。現地に入ったAP通信のウクライナ人記者が撮影した映像で構成される。

病院に運ばれてくる多くの人達、痛ましい傷跡、亡くなっていく被害者
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正義の行方(2024年製作の映画)

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1992年に福岡で少女二人が行方不明となり、その後遺体となって発見された飯塚事件。犯人として捕まった容疑者は冤罪を主張するが死刑が確定、異例の早さの2年後に執行された。

当時採用されたばかりのDNA
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

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日本人俳優のたけし、桃井かおりが起用されたことは原作へのリスペクトだろう。
そしてあの大きな耳が垂れ下がった犬は押井守が飼っている犬種かと思う。パトレイバー2とか、イノセンスにも出てたよな確か。

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海街奇譚(2019年製作の映画)

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なんかよく分からなかった。
カブトガニがよく出てくる。
頭のない仏像がとても重要らしい。

海外の映画を観てよく思うことは、日本のインフラはとてもよく整備されているということ。この映画でも感じた。

ナチ刑法175条/刑法175条(1999年製作の映画)

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ゲイを取り締まる刑法。これが近現代のドイツに100年以上、1990年代まで存在していたことに驚かされる。
該当者はユダヤ人や共産主義者などと共に強制収容所へ送られた、、、。

証言者にはナチ占領下のフ
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映画の朝ごはん(2023年製作の映画)

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映画撮影現場でよく利用されているお弁当屋「ポパイ」のおにぎり弁当。
ポパイの中の方達、コロナ禍の苦境、映画撮影スタッフの方達を撮ったドキュメンタリー。

おにぎり2つとおかずが1品だけのとてもシンプル
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

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あの「少年の君」のデレク・ツァン監督、チョウ・ドンユイの「ソウルメイト」の韓国版。
中国版を観ていたから観るのを迷っていたんだけどやっぱり観てみた。

始めは役をあべこべに認識していて分かりにくかった
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ダンケルク(2017年製作の映画)

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第二次世界大戦の西部戦線、まだドイツが快進撃を続けていた頃、ダンケルクに追い詰められた英仏軍の艦船による撤退作戦を描く。
陸軍、海軍、空軍で話の展開のスピードが違う、いかにもノーランらしい作品。
戦闘
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絞死刑(1968年製作の映画)

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死刑囚が在日朝鮮人の設定なんだけど、頬骨が出てて一重瞼と言う、ステレオタイプな感じだった。
死刑制度の是非を問う作品なんだけど、在日朝鮮人問題にも触れている。

始めと終わりはすごく引き込まれる。逆に
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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ちょっとお節介焼きでちょっと世間知らずなおばさんが地下鉄を乗り過ごしてしまい家まで歩いて帰ることになり、、、。

移民社会で多種多様な人が生活するブリュッセル。日本の未来を見ているかの様。

イスラム
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Here(2023年製作の映画)

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最低限の台詞、植物のアップを繋げて時の経過を表すなど、とても芸術的。
ラストの彼女の表情がとても良かった。
「そう言えば、聞いてないわ!」

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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持ち物の中に日本のマッチ箱があった気がした。
あの終わり方はとても好き。普段エンタメ映画しか観てない人には驚愕の終わり方だと思う。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

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押井守の出世作なので観ておいた。
けど正直なにがいいのかよくわからなかった。
友引町の状況?夢邪鬼が見せる世界?
原作者の高橋留美子さんからは酷評されたとのこと。あたるとラムの関係性がおもてたんと違う
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辰巳(2023年製作の映画)

3.0

Filmarksの試写会にて。

撮影は2019年だったらしい。
5年前なのに森田想がすごい。
倉本朋幸のイってる演技も見ものだけど、本業は演出家で役者は最初で最後とのこと。

アウトローの世界を描い
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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大統領執務室にデカデカと置いてあった地球儀が向けていた側が見慣れない地形だったけど、あれは北極海ではなかったか?
北極海と言えば想起されるのは国連と冷戦。
国連旗は北極を中心とした地図が使用されており
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ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

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途中ウトウトしてしまってなぜ暴動が起きたのか分からなかった、、、。

クジラの尾が気になった。
始めは上を向いてたのに終わりではベタッと落ちてた。あのクジラ、はりぼてだと思ってたんだけど、ハリボテでそ
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戦雲 いくさふむ(2024年製作の映画)

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中国の脅威を理由に急速に自衛隊基地の拡充が進む南西諸島の現状を撮ったドキュメンタリー。

沖縄本島の米軍基地の構造に酷似しているが違うのは相手が米軍ではなく日本の自衛隊だと言うこと。本島と同じように工
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津島 ー福島は語る・第二章ー(2023年製作の映画)

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監督トークの回を鑑賞

原発事故で帰還困難区域となってしまった福島県浪江町津島を撮ったドキュメンタリー。

3時間近くあるが、9章に分かれておりそれを感じさせない。
開拓を含めた津島の歴史や貧しかった
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ブルーイマジン(2024年製作の映画)

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初日舞台挨拶の回を鑑賞。チケットは即完売だった。

蒲田前奏曲の松林麗が監督。
今問題になっている映画業界の性加害を扱った作品。
本筋の監督による性加害だけでなく、日常のふとしたセクハラも随所に出てく
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

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毒親に育てられたり性的自認などの問題を抱えた登場人物たち。
杉咲花が市子に続いて辛い境遇の役を演じている。さすが。
小野花梨がいい役でたくさん見れて良かった。
あんの顎髭がうすいなぁと思ってたら。
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

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中国を移動する際、警官に賄賂を渡してパトカーで移動しているのが驚愕だった。
お婆さんや子供たちが脱北しても金正恩が偉いと思っているのが痛ましかった。教育って大事だと改めて思わされる。

青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

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完成披露会を鑑賞。
本作監督・脚本の井上淳一、前作監督の白石和彌、出演者の井浦新、東出昌大、芋生悠、杉田雷麟が登壇。

前作の若松プロダクションから変わり、今作では若松監督が名古屋に作ったミニシアター
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

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実在した若松プロダクションの助監督、吉積めぐみを主人公にした作品。

当日鑑賞予定だった続編の予習として鑑賞。

ラストが衝撃的。

草原(2004年製作の映画)

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ヒューマントラストシネマ有楽町のペマツェテン特別追悼特集にて

ヤク泥棒に端を発する、チベットの風習を撮った短編。
産業の少ない辺境の地での生活、信仰心に基づいた風習などが見れる。

一人と四人(2021年製作の映画)

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ヒューマントラストシネマ有楽町のペマツェテン特別追悼特集にて

監督のジグメ・ティンレーはペマ・ツェテンの息子。

密猟が行われる森の監視員が滞在する山小屋に訪れる男達。警察と名乗る2人と監視員の幼馴
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静かなるマニ石(2005年製作の映画)

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ヒューマントラストシネマ有楽町のペマツェテン特別追悼特集にて

チベット仏教の少年僧とその家族の話。
今世や来世というセリフが良く出てきてチベット仏教の考え方が垣間見えた。

VCDって懐かしい。Wi
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雨降って、ジ・エンド。(2020年製作の映画)

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監督、主演、ラッパーのアフロトークの回を鑑賞。

この前に上映されていた作品を観に行ったついでに、推しの古川琴音が出ていたので観てみた。

群青いろ、という演劇ユニットの2人が監督、主演する、性的タブ
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映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

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自分の住む建物が道路になるため立ち退きすることになることを知った監督。
色々調べていくうちに反対派の存在を知り、彼らに擁立されたのが、海外でのNGO活動から日本に戻って間も無くの女性。果たして彼女は3
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