このレビューはネタバレを含みます
セリフ回しも詩的で映像もつなぎ方も観念的で、最初はふーんと思って見てたけど、後半の畳み掛けにはグッときた。
アイダはセッスクワーカーなんだけどその仕事をすごく嫌がっていて、最終的に客を刺し殺す(?)…
私は最初に『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』というニナ・メンケスによるフェミニズム講義を一通り目にしたところで、その実践編となるニナ・メンケス監督の作品2本を観た。今作はニナ・メンケ…
>>続きを読む映画でこんなことができるのかと驚かされた。陵辱、あるいは労働、やがて殺人。でもその順番はもはや意味をなさない。リフレインの中に堂々とある差異は、詩が言葉だけのものでないことを訴える。女を撮る。男を撮…
>>続きを読む同時代を生きるフェミニスト、女性映画作家にとってアケルマンは、ジャンヌ・ディエルマンは余程の衝撃だったのだろうなと窺い知れる。生殖を目的としないSEXを単純な苦行として描き、経血を流す者達との連帯を…
>>続きを読む先にパンフ読んで「ブレインウォッシュ〜」で大量の情報を浴びせられたうえで見ちゃったので、驚くことはそんなに出来なかったかもしれない。でも良かった。最近はバッドコンディションで見てしまったら初見とカウ…
>>続きを読む©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelos